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3周年記念特別SS 『君と交えた、このレアな日に感謝』 (9)

※政行、拓海、隆一※


一見、何の共通点も無さそうな3人だが、遠からず共通点はあるのだ。
なにしろ拓海は、ここ東響大学の体育学部の教授。
西條隆一は東響大学の医学部を卒業後、北側に位置する東響大学付属北部病院で勤務している。タクシーに乗る時は、東響大学の付属中央病院と付属南部病院と付属北部病院と区別しないと、付属中央病院の方に行ってしまうからだ。
そんなにも敷地が広い大学なのだ。
そして、政行の父である桑田耕平は東響大学の経済学部の卒業生だ。

この日は流星群の為、天文学科に関する連中は目を輝かせていた。
一般開放デイというのもあり、OBやOGのみならず、気軽に一般の方も学内に入って来れる。


政行は、父親の卒業した大学に興味があったから付いてきたのだ。
拓海は昼間は大会へ行ってたのだが、夜は男漁りの為、大学に戻ってきたのだ。
隆一は、祭りと流星群の為、オールでの勤務となってしまった。
入学時、ボヤいていた、あの言葉。
 「東大のレベルも落ちたな…」云々の呟きを、すぐさま撤回していたのだ。
レベルが落ちたのではない。
あれは新入生勧誘活動で、ご愛敬のものだと直ぐに気が付いたからだ。
さすが東京大学と同レベルの東響大学医学部だ、と思い直したものだ。
あんなにも大変だとは思っても無かったのだ。
一生懸命に勉強したものだ。
理数頭の持ち主の自分にはドイツ語は必須なので仕方ないが、選択科目は双子の片割れが置いて行ったフランス語の参考書を数冊貰ってたのでフランス語と中国語を選択科目としたのだ。
お蔭で留年せずに無事に6年間で卒業できた。
その後、付属南部で5年、区内の病院で3年した後、また大学に戻ってきて、この付属北部で勤務をしてきている。

祭りや流星群だって?
俺には関係ない。



いきなりトランペットの音が聞こえてきた。
煩い、勝手にやってくれ。

 「皆、こんばんはー!昼間は祭りで、夜は流星群で楽しんで下さいね~」


その声を合図に、皆は一斉に動き出す。
 「政行、私は元宗と一緒に見て回るから、一人でも大丈夫だろ」
 「良いよ。帰りたくなったら先に帰って良いからね」
 「はいはい。あれ、明智が居ないな…」
 「そういえば、爺ちゃんセンセーは何処行ったんだろう」
 「探さなくて良いから」
 「なんで?」
 「あいつは、元々、ここの理事をしていたから」
 「はあっ?」
その大声に父は笑って言ってきた。
 「知らなかったのか?古巣に戻ってきた感じで、理事長室にでも行ってるんだろ」
じゃあな、と言って父は元宗さんと一緒に歩いて行った。

嘘だろ。
爺ちゃんセンセーが、うちの執事が、東響大学の理事長をしてた?
まあー、驚いた。



こちらは体育館横にある通路を渡っていた。
 「あれ、拓海ちゃんセンセー?」
 「ん?」

声を掛けられ振り向いた拓海は少しばかり考えていたが、その内に声を掛けていた。
 「もしかして医学10人の…、警視総監っ」
 「それは父親だ」と、マサは噛み付いてる。
 
 「それに王子っ」
 「うんうん」と、ユタカは頷いてる。

 「んでもって、世界のトップモデル」
 「懐かしいねえ、元気?」とジュンヤは返していた。

 「おー、懐かしい。んで、元気印のスズメはどした?」
 「知らない」と3人が返してきたので、笑い飛ばしていた。
 「あいつは煩すぎるからな」

その3人は言ってくる。
 「当ててあげよう」とマサの声に、
 「何を?」と返すと、
 「イイ男がいないかどうか漁り中だろ」とユタカが、
 「バレたか」と舌を出してしまう拓海に、
 「いい年して」とジュンヤが言ってきたので、
 「年は関係ない」と即答していた。

すると、もう二つ声が聞こえてきた。
 「おー、タクちゃんセンセーじゃん」

その声の方に振り向いた拓海は嬉しそうな顔になった。
 「噂をすればなんとやらだな、スズメは元気そうだ」
 「へっへっへー、元気も元気だよ」

 「タカも元気そうだ」
 「大学で祭りとかあるからな」
 「ほんと、お前等はイベント好きだよな」
ほっとけと5つの声が返ってきた。


そして、祭りの時間を40分も遅れて学内に入ってきた黒髪の浴衣姿の男性2人も着いた。
 「静かな所に行く?それとも見て回る?」
 「せっかくだから見て回る」
 「それじゃ教室から見て回ろうよ」
 「そうだな。外は後からでも良いからな。でも、その前に…」と言って博人は一人でとある場所へと向かったので、友明は仕方なく待っていた。
すると、懐かしい物が置いてあるのを見て、思わず外に出ていた。


その友明が到着した時間より少し遅れる事の17時前。
逸る気持ちに抗う事無く、松井弘毅は父と一緒に来校した。

そして、こちらはウキウキ気分で頼まれた夕食は屋台で買うつもりで早めに大学に来た。
 「おー!さすがイベント好きな大学だけの事はある」
すっげー、かっこいー!
戦闘機が置いてあるじゃん。
治は、すでに興奮している。


政行の父と元宗は、その戦闘機を見て呟いていた。
 「そういや、あの10人は皆、操縦して飛ばしてたな」
 「それもそうだな。これは誰のだろう…」

だが、政行は父に言っていた。
 「それより爺ちゃんセンセーは放っといて良いの?ねえ、お父ちゃんっ」
 「良いって言ってるだろ」
 



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どうしても執事の事が気になる政行。
そして、懐かしい顔と出会った拓海センセー。
そして、なんと西條家の双子の片割れは、卒業した大学の病院勤務してるのですね!

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