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社員旅行は南の島 (25)

※桑田常務&高瀬秘書※


秘書は、自分たちの上司に付いてる。
でも、くっついてない秘書は調理中らしい。
高瀬も、なのか。
あの高瀬が調理ねえ…。
うーん…、考えられない、想像出来ない。


政行は、秘書の一人から声を掛けられ、話しを聞いて驚いた。
 「え、嘘…」
 「こちらの部屋です」


ある一室のドアの前に着いた政行はノックして部屋に入る。
 「高瀬…、起きてる?」
窓の外を見ているのか、高瀬の顔は海の方を見ている。
 「帰ってきたのか。お帰り」
 「ただいま。…こんな事になってたなんて」
 「良いんだ。皆が色々としてくれて熱も下がってるし、今は様子見で横になってるだけだ」
 「日本に帰ったら病院に行こうね」
 「心配するな。大丈夫だよ」
 「でも…」

高瀬は、やっとドアの方を向いてきた。
 「良いんだ。俺は、自分の気持ちと向……」

ぶわはははっ……。

いきなり笑い出した高瀬に、政行は怒っていた。
 「なに急に笑うんだよ」
 「ま…、ま…、ま…、ま…」
 「ま?」
 「っく、ま…、っく…、ま…、っく…」
 「ま、っく?マック?ハンバーガーが食べたいの?」
 
高瀬は頭を横に振りながら、こう返してきた。
 「ま…、っく…、けっ…」
その言葉で思い当たった政行は腹が立ち、腹痛えー…と、ヒーヒーと馬鹿笑いしている高瀬の鼻を抓んでやる。
 「なに言ってんの。ここは赤道なんだよ」
それでも、まだ笑い転げてる高瀬にボソッと言ってやる。
 「骨皮を呼んでくるぞ」
すると一発で黙った。だけど、体は震えている。
笑いを押さえてる節が見受けられるので、少しばかり待ってやる。


やっと笑いを押さえることが出来た高瀬は、こう応じてきた。
 「あいつには言うな」
 「本当に言わなくて良いの?」
 「ああ、良いんだよ。熱も下がってるし、昨日から食事は皆と一緒に食べてるんだ」
 「そこまで良くなったんだね。それなら、安心だ。じゃ、後で」

そう言って、ドアをバタン…と閉めたら、笑い声が再び聞こえてきた。
 「ったく、笑い虫め」


皆の居るリビングに戻ってきた政行は父親に声を掛けられた。
 「高瀬はどうなってた?」
 「俺の顔を見て”真っ黒けっけー”と言いながら笑ってる。だから置いてきた」
 「あいつは笑い上戸だからな」
じゃ、ちょっと顔を見に行くか。

そう言って、社長である父親はリビングから出て行った。






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やっと、秘書と対面した政行。
高瀬の心配をしてたのに、高瀬は笑い出し・・・
笑える程に治って良かったね。


3周年記念SSの投票、宜しくお願い致します。
締め切りは、明日の4日です<(_ _)>

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