BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
2017年10月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2017年12月
TOP社員旅行は南の島(利根川&高瀬) ≫ 社員旅行は南の島 (17)

社員旅行は南の島 (17)

※専務チーム※


ここは一体、どこなんだろう。
地下道を進んできたのだが、また滝に出てきた。
戻ってきたのかと思ったが、滝の周りが違う。それに小ぶりの様だ。
まあ、ひんやりしていた地下道より、外に出た方が気持ち的に違う。

本田は、俺達3人の中ではよく動く。
 「木の実がなっているが、残されてる感が見受けられる。それに、足跡がある」
 「え、それじゃ社長チームか常務チームのどちらかが居たって事か」
 「そうなるな。その3人はどっちに行ったのか分かるが…」

桑田が後をつぐ。
 「合流するか?」
利根川も口を挟む。
 「魚が食いたい」
その言葉に本田は頷く。
 「だな。捌いたり調理は出来るが、捕まえる事は出来ないからな…」


そう、常務チームは出来るが、専務チームは出来ないのだ。
しかも、桑田と利根川は口ばっかりで、本田はナイフ一式。
協力体制がなっていない。



坊ちゃんが会議で審議案を出し、それにOKを出したのだが。後から考えると、重役たちの横の繋がり、協調性にも言えるのだ。
丁度いい機会なので、2週間という長いのか短いのか分からない期間だが、今後の為に良いだろうと思い返したのだ。
その結果、常務チームは結束力、協調性が出てきた。が、専務チームは結果が見えてこない。

秘書チームはどうなったのだろう。


安藤が木から下りてくる。
 「ヴィラ、出来てますよ」
 「え、本当に?」
 「シンプルな形ですけど、屋根の取り付けが完了したみたいだ」
 「それじゃ、先に行こうかな」
 「お土産を持って行かないとね」
 「そうだね。社長も手伝ってくださいね」
そう言われ、社長は安心して息を吐いた。
 「やっと屋根のある所で寝れるんだな」

その言葉に、安藤専務と瀬戸常務は笑い出した。


土産、というか食材を取りに山を迂回し、とうもろこし畑へと向かう。
すると、いきなり穴が開いた。
 「わっ、ストップ、ストッ………」
 「あー、社長っ!!」

社長は、ころころころころ…と穴の中を転がっていく。
 「もう、ゴールが目の前だと言う時にっ」
 「どっちが押したんだあ…」
 「怖い。その顔、怖いですよ。安藤専務」
 「とにかく社長を引っ張り上げて近道するぞ」
 「はいっ」


そう、その穴のスイッチになる石を押したのは利根川だった。
何の事は無い。
その石につまずき、腹いせに叩いたのだ。本人は押したつもりは無い。


ただ、大ぶりな滝に在るスイッチが押されてない。
だから、一番の近道となる地下道は使えないのだ。







にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村


そして、こちらは専務チーム。
な筈が、なにやら社長が穴の中へ・・・

待ってー



関連記事
スポンサーサイト

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

FC2カウンター
カテゴリ
ランキング参加してます
↓↓ポチッと押してね にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村
Twitter
POWERED
Template by
FC2ブログのテンプレート工房
Design&Customize by
Pretty Heart-blog
Powered by FCブログ