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社員旅行は南の島 (14)

※専務チーム 利根川視点※


滝が、あまりにも大きく高く、登ろうにも無理そうだ。
まあ、少しぐらい留まっても良いか。
それに食材を確保しないとチョコバーとかカロリーメイトばかりだと腹の足しにならない。
滝の前で一夜を過ごし、夜が明けると本田の姿は見えなかった。

あの野郎、何処に行ったんだ。
少し離れた所で、桑田は気持ちよさそうに寝ている。
滝の側に近付き、顔を洗い水を口に含む。砂地にゆすいだ水を掛けてやる。うがいをしていた。
すると、ご機嫌な鼻歌が聞こえてきた。
 「おー、起きてたか。利根川、朝飯はこれを食おう」


え、本田は朝飯を取りに行ってたのか?
振り返ると、本田はヤシの実を3つ抱えている。
 「え、どこで…」
 「忘れるなよ、ここは赤道近くの島だ。スタート①にはヤシの木がたくさん立ってるぞ」
 「え、あんな所まで行ったのか?」
 「カロリーメイトなんかじゃ、力が出ないからな」
 「まあ、たしかに」

桑田を叩き起こし、ヤシの実で朝食を食べる。
取り敢えず、腹は一杯になった。
ヤシの実には水分も含まれていて、適度に喉も潤う。

本田と一緒にスタート①に行き、3人で食材の確保をしていた。


ここはどの位置に当たるのかを突きとめ、ゴールまでの道のりを検分しないといけない。
普段なら、それは秘書の仕事だ。
思わず口から出ていた。
桑田の口から「峰岸…」、本田の口から「徳山…」、俺の口から「岡崎…」と。

3人共苦笑していた。
駄目だな。今は自分でやらないと、だな。
仕方なく3人で崖辺りを見ていく。

三日後、やっと答えが出た。
一つ目は、崖を登ってみる。
それには体力が居るのでパスだ。
二つ目は、とにかくゴールに向かう。
それには滝の上流に向かった方が早い。だがどこを通れば良いのか…。試してるものの、また滝に戻ってくるのだ。


そして、スタート①をスタートして8日目。
やっと突破口を見いだした。
とにかく、滝を無視してゴールに向かおうと。


その日はスタート①へ3人で食材になるヤシの実を取りに行く。
 「ヤシの実ばかりだと…」
 「まあ、何もないよりはマシだ」
 「食べた感はあるんだけど…」



常務チームには食に鼻が利くのが2人いる。
1人は海の中を自由自在に操って魚を捕る。挙句の果てにはイルカに拉致られ、仲良くなってしまったが…。
もう一人は分析力が抜群に良い。果物には目が無く、食べれる物とそうでない物が瞬時に判別できる奴だ。しかも、こいつは9人の中で唯一、チャッカマンを持っている。
火があるのと無いのとでは大いに違う。

なので、日が沈むと目を瞑り寝る態勢に入る。
(高瀬、今頃どうしてるのだろう。
もう8日間も姿を見てない。
待ってろ、迎えに行くからな)






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あれ?
サバイバルなのに、まるで高瀬争奪戦になりそうな予感がww



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