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社員旅行は南の島 (13) 性表現あります。ご注意ください。

※常務チーム※性表現あります(?)


こちらは常務チーム。
目出度く②に着いて、そこで一夜を明かした。
まだ時間は1週間ある。
本来、能天気な桑田常務は、ここぞとばかりに能天気さを発動させていた。
一番年上の久和田は、そんなお坊ちゃんを見て、のほほんとしている。
高橋は地図を見て分析してるのか。
結局②に三日ほど居た。
食料は高橋が山の様子見の時に色々な果実を見つけたというのもある。それに、何時の間にかイルカが、こっちに来てるのだ。再度、魚を運んできてくれる。その代償はお坊ちゃんだ。
お坊ちゃんはイルカから魚を受け取ると、1時間もしくは2時間ほど一緒に遊んでいる。遠泳したり何処かに行って何やら遊んでるみたいだ。
久和田は思わず呟いていた。
 「水泳バカは直ってないって事か…」

その呟きに高橋は反応してくる。
 「そうみたいだな」
 「で、あれはウェットスーツか?」
 「ダイビングスーツだろう。②に着くまでは海パンにTシャツだったのに、この②に着いてからは着替えたし。なんで今頃なんだろ?あんな物まで持って来てたんだな」
 「身体の線が見えるからだろ」
 「Tシャツを着てればいいのに」
 「よーく、見てみろ」

そう言われ、久和田は目を凝らせて見る。
気が付いたのだろう。
 「あっ!あ、あ、あれ、あれって…」
 「分かったか」
 「利根川には見せられないよな」
 「だから、ロング丈のTシャツに海パンだったんだろ」
 「まあ、惚れ惚れするよなあ」
 
濡れたスイムウェアをタオルで拭う事もなく、政行は首を横に振って水滴を飛ばしながら近づいてくる。
久和田は呟いていた。
 「うわぁ、これは利根川でなくても目が釘付けにされるわ」
 
政行は近寄ると、「魚を頂きました」と、久和田に渡す。
その政行の身体を見て、2人は言っていた。
 「カッコイイ格好だな」と高橋常務の声が、
 「エロい格好だな」と久和田常務の声が重なった。

その言葉に、政行は面食らっていた。
 「え…、お、俺が?」

(しまった…)と気が付いた2人は笑って誤魔化した。
 「人間の顔をした魚人ってな」
 「尾ひれの無い人魚だな」



2人は心の中で思っていた。
 (坊ちゃんの恰好は、身体のラインが綺麗に出て腹割れの部分も微かだが割れてる様に見える物を身に付けている。
筋肉も隆々と付いていて、襟元は顎までびっしりと詰まっていてファスナーで開閉出来る。
両腕とも手首までの長さで、ズボンは海パンは履いてないみたいだ。
前部分は厚地なのか、在るべきモノの存在は見受けられる。
ズボンの長さは足首まである。
利根川が居なくて良かったよ…)



スタート①から数えて8日目の昼過ぎ。
やっと常務チームは腰を動かした。
 「さて、そろそろ行くか」
 「はい」

お坊ちゃん、いや桑田常務は振り返ってイルカの頭を一頭ずつ撫でている。
 「ピイちゃん、ピースケちゃん、ピピちゃん、ピヨちゃん、ピカちゃん。
俺等は山の向こうに行くから。また、会う時あったら遊ぼうね」

荷物を背に担ぎ、もう一度海を振り返る。
5頭のイルカはピィピィと鳴いている。

 「またねっ」
3人は元気に手を振り、②を後にした。


そんな3人を見て、瀬戸は社長に報告していた。
 「あのイルカは坊ちゃんを気に入ったみたいですね」
 「まあ、あいつもイルカものほほんとしているからな」
 「飼いたいと言われたら、どうします?」
 「え…?」

考え込んでいた社長は返していた。
 「それは困るな」


今度は、安藤だ。
 「お、山を迂回するみたいだ。へえ、高橋は冷静に分析してたんだな。
あのルートは迷子にならないコースだ」


だが、安藤の安心をよそに常務チームは密林に入ってしまった。
 「え、ここ何処?」
 「あ、あれ?」
 「おかしいな…」

政行は何処かに向かって歩き出すが、それを止める様に高橋は声を掛ける。
 「おい、勝手に」
 「水の音が聞こえる」
 「水の音?」

少し歩くと、小ぶりだが滝があった。
 「へえ、こんな所に滝が…」
 「水が綺麗だ。飲めるかな」
 「暗くなってきたし、今夜はここで休むか」
その高橋の声に、政行はリュックを開けて中から取り出し見せた。
 「なら、これを3人で食べましょう」
 
その物を見て、高橋と久和田は驚いた。
 「え、いつのまにっ」
 「だって、ヤシの木が何本もあって。でも、これ以上は重くて持てない…」
 「言えば、1つずつでも持ったのに」
 「何か入ってるでしょ?」
その抜け目のない言葉に、久和田はリュックから取り出した。
 「なら、今夜はヤシの実と、これで食うか」

取り出した物を見て、政行は嬉しそうだ。
 「魚の干物だ」
 「御馳走だな。なら、デザートにこれだ」と言って、高橋は蜜柑を取り出した。

嬉しそうに政行は見ている。
 「蜜柑は初物だ」
久和田は、やたらと感心している。
 「へえ、蜜柑があるなんて…」
そんな二人に、高橋はこう応えていた。
 「小さい頃は、よく婆ちゃんの畑を手伝ってたからな。その度に、小遣いを貰ってたよ」

そして、高橋はリュックのポケットからチャッカマンを取り出し、散らばっている枝や落ち葉を集め、火をおこしていく。
魚を炙り、本日の夕食タイムに入る。


そんな3人を見ていた安藤は、報告していた。
 「おや、専務チームと常務チーム、同じ密林に入ってますね」
 「え、密林?」
 「大中小と滝はあるけど、専務チームは大きい方で、常務チームは小さい方に居ます。
ふふ、明日以降が楽しみだあ」
その声に社長は応じる。
 「いいなー。私も見てみたい」
すぐ返事が返ってきた。
 「駄目です。木が折れます」とは、安藤だ。
 「社長は、ご自分の身体を一番に考えて下さい」とは、瀬戸だ。

社長は、苦笑するしかなかった。







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政行が持って来た物。。。
天然だけでなく、ウェットスーツ?ダイビングスーツ?
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