BL風味の小説

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社員旅行は南の島 (10)

※専務チーム※

専務チームは自分達の居る場所が分からないまま進んでいた。
いきなり本田がストップを掛けてきた。
 「ちょ、待て」
 「何だ?」
 「あそこ、見てみろ。白く光ってないか?」

指し示された方を振り向くと、白く輝いてるみたいだ。
川とか沢でもなくサラサラと音がしているのでなんだろう…と思い近付くと、滝だ。
ドドドドッ…、と水しぶきをあげて滝水は流れて落ちている。
 「どこから…」
 「見てくる。そこ動くなよ」
そう言って、本田は何処かに行ってしまった。


利根川はイラついていた。
一体、何時間待たせれば気が済むんだ、あの野郎。

イライラがマックスになり桑田に殴りかかるのを我慢し、愚痴ってやりたいと思った時、本田は戻って来た。
思わず言っていた。
 「遅いっ」
 「悪い、悪い。この下は海だ」
 「あのな…、ここは太平洋のド真ん中だ」
 「違うよ。この水は海へと続いてるって言ってるんだよ」
 「は?」
 「しかも、スタートの①に繋がっている」
その言葉に、2人は茫然としてしまった。
 「え、という事は…」と、利根川が。
 「この滝の上流に行かないといけないのか…」と、桑田が呟いた。


そんな二人を無視して本田は言ってくる。
 「まあ、今日はここで休もう。…お、水、美味いっ」
滝水を飲んだみたいだ。
 「山水だろ」
 「うん、澄んでる」
 「腹、減ったな」
 「そういや、あそこを離れる時、安藤等は食料確保してたな」

桑田が口を挟んでくる。
 「カロリーメイト10箱入りが二ケース。お前等は?」
本田はリュックの中から取り出して見せてくる。
 「1本満足10本入りが二袋と6本」

仕方なく、利根川も出す。
 「チョコバー10本入り一袋と2本」


すると、桑田が仕切り出す。
 「予定では、あと10日間ある。だが、常務チームより早めにゴールしないといけない」
利根川は思わず聞いていた。
 「誰狙いだ?」


桑田は、「岡崎」と。
本田は、「高瀬」と。

やはり本田は高瀬狙いか。
溜息吐いて応じてやる。
 「熨斗かけて岡崎はくれてやる。高瀬はやらんからな」

本田は言ってくる。
 「ほー、ならライバルっつうことか」
桑田はご機嫌だ。
 「まずはゴールへと向かう。お二人さん、その為に協力しあおう」


その言葉に、本田と利根川の声が重なった。
 「今更かよ…」





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重役の中でも、こちらは専務チーム。
桑田専務の言葉に、本田と利根川のハモりが重なりましたね~ww



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