BL風味の小説

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2017年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年09月
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あの夜の約束 (1) ※性描写の言葉があります。ご注意を※

西條家の子供は2人とも嬉しそうだ。
それもそうだろう、1ヶ月前にはお隣さんの元宗家に子供が生まれたからだ。
しかも、男の子だ。

双子の兄の隆一はにこにこと、弟の健志はキラキラと目を輝かせている。
 「かーわいー」

2人して生まれて1ヶ月の優のほっぺたや身体をつついてる。
 「ねー、たけちゃん。すーちゃんってプニプニしてるね~」
 「りゅーちゃん、あんまりつついちゃダメだよ」
 「なんで?」
 「壊れそう…」
 「それもそうだね」と返した隆一は手を引っ込め髪の毛を触る。
だが健志は優のお尻をずっと触りっ放しだ。


優は、この双子に育てられたと言っても過言ではなかった。
この西條家では表玄関は病院となっており、住居は隣家の元宗家に近い位置にある。
住んでる場所は住宅街の一隅になる為、もう一方の公道寄りの敷地は貸し駐車場としている。

隣の元宗家ではレストランを経営していて、夫婦ともに別々の仕事だが共働きで、双子が自発的に世話してくれるのが嬉しいのだ。だけど、心許無い点でもある。

それでも任せられない点は多々ある。
中でもトイレトレーニング。
おむつ替えはまだ良い。
 「すーちゃん、くちゃい」と言いながらでも綺麗にお尻を拭いて替えてくれるからだ。
どちらがしてくれているのかは分からないが。



そして月日は過ぎ。
3歳になった優は、双子と同じ幼稚園に通うようになった。2つ年が離れているので、双子は年中さんだ。その年の冬、11月初めに双子の妹が、12月には優の妹が生まれた。

 「チンチンなーい」と言う双子の声に優も声を合わせる。
 「おかーちゃん、チンチンなーい」
その度に返してやる。
 「女の子だからね」と。
ふーん…と、三人とも神妙な表情をしているのが、可笑しくて笑ってしまいそうだ。

 「可愛いー」と言う息子に癒されていた。
仕事と育児で疲れているのだが、優は手の掛からない子で少しは楽だった。


ある日、目が覚めて台所へ行くと、人数分の朝食が食卓に並んでいた。
 「これって…」
 「あ、おかーちゃん、おはよー。今ね、ご飯作ってるから、もう少し待ってね」

見れば、タオルを腰に巻きエプロン代わりにして椅子の上に立っている息子が、父親と一緒に何やら作っている。
 「その玉子は優が焼いたんだ」
 「そうみたいね」

目玉焼きの失敗作は作った本人が食べるのだろう。
優の席の前に置かれてる。
エプロン代わりのタオルを父親に渡した息子は、椅子を元に戻さずに声を掛けてくる。
 「はーい、お待たせです」
すぐさま、父親が声を掛けていた。
 「こーら、椅子は片付ける事」
 「はーい、ごめんね。おとーちゃん、やってね」

その言葉に苦笑していた。
3人揃って朝食を食べていた。
 「優、上手に焼けたのね」
 「でも失敗しちゃったけどね」
 「失敗しながら上手になるものよ。美味しい、ありがとうね」

ふふっと笑いながら優は言ってくる。
 「今度はもっと美味しく焼ける様になるからね」
 「その時はよろしくね」
 「はーい、任せてね」


幸せな一日が過ごせるという感じを受けていた。





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はい、もろに性描写の表現がありますね。。。
でも、幼稚園児の子って、使いますよね?

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