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桜咲き、春一番で桜散る (9)

ベッドの中で、友明は学生時代の頃を思い出していた。
 「博人さん、知ってもらいたい事があるんだ」
 「なに?」
 「私は、帝王学を『御』から学んだ。
君は見所がある、と言われて。
初めて、『御』の誕生日パーティに行った時に…、そう言われて、その翌日から、ずっと…」
 「あの人は、人を見る目が確かだからな」
 「そう言われると、嬉しいな」
 「なる。だからか、納得した」
 「何を?」
 「なんで、大学生が帝王学を学んでいるのだろうと不思議に思ってたんだ」
 「え、そうなの?」
 「ああ、見れば分かった」
 「へえ…」
 「あ、でも分かったのは6年生の頃だったかな…」
 「色々とあったからなあ」
 「トモでも、そうなのか」
 「人間だから、だよ」
 「だから、敬語が無くなりタメ言葉になったんだな」
 「あ、あれ…、そうだっけ…」
 「そうだよ」

博人さんの優しい声が聞こえてくる。
 「トモ…」
 「ん…」
 「今日だけだ」
 「え、何が?」
 「私に抱かれて、誰かを思い泣くのは今日だけだ」
 「博人さん…」
 「泣いても良いんだよ」
 「ん、ありがと…」


そんな優しい言葉と声を掛けられ、友明は博人の腕に抱かれ、胸に顔を埋めて泣き出した。
 (『御』、今迄ありがとうございました。迷惑や心配事を掛けてしまい、お世話になりました。
そして、優介を引き受けて下さった事、本当にありがとうございました) 



友明は博人に抱かれたまま眠りについた。

そして、夜は更けていった。




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短くてすみません。
博人の腕に抱かれて、胸に顔を埋めて泣く友明。
『御』に、帝王学を学んでいたのですね。
本編には書かれてない裏話を載せてます。

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