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弟と兄 (38)これは・・・!性描写・・・?

俺が段ボール部屋に着くのを待ってくれていたようだ。
祐樹と一緒に部屋に入る。
祐樹は腕まくりをしている、片付ける気満々だ。

 「さあて、どこから手を付けようかな」
そう言いながら、近場にある段ボールに手をかけ開けようとしている。
 「それ大事な物っ」
 「え、そうなの?んじゃ、こっちは何が」
 「それもっ」
 「はいはい、それじゃ、こっち」
 「それも大事な物っ」


そう言って段ボール3箱を担ぎ上げ、一先ず自分の寝室へ持っていく。
寝室から出ると祐樹は段ボール箱を踏みつぶしている。
 「祐樹、待てっ」
 「何を待つんだよ。こんな物は捨てればいいんだよ」
 
中身を見たのか。
祐樹の後ろに置いてあるゴミ袋を覗いてみる。
 「げ…」

それらは無造作に破られてたり変な折り方をされている。
 「ゆ・う…」
 「全部、ゴミ行きな」
その言葉にショックを受けた俺は叫んでいた。
 「俺にとって大事な物だっ」
 「んな物と俺と、どっちが大事だ?」
 「両方」
 「即答かよっ、俺の方だろ」


 「お前ね、人の大事な物を」
 「そんな泣くような物じゃないだろ。それならアルバムに貼ってれば良いだろ」
 「でも、俺の生きる源なんだ」
 「ったく、人の風呂タイムとかマッパとかパン一とか、よく撮ったもんだな…」
 「お前は嬉しそうに撮らせてくれたよ」

嘘だろ……。
そう呟き溜息吐いた祐樹は、降参したように手を上げてきた。
 「はあ…。分かったよ、分かりました。なら、自分の部屋に持っていけば?」


もちろんと意気込み、段ボールの中身を確認していく。
そんな俺を見て、祐樹は呆れている。
 「よくもまあ、そんなに…」
 「お前の赤ん坊からずっとだからな」
 「で、結局。この部屋にあった段ボールって全部、中身は小さい頃からの俺の写真や拡大ポスターだったって事だよな」
 「可愛くて、好きな存在だから」
 「なに赤くなってんだよ。こっちが照れて赤くなるだろ」


 「まあ、良いや。ベッドと机とカーテンを買いに行く」
 「え、買いに?」
 「寮は家具付きだから」
 「祐樹、お前…、本気で、ここに暮らす気か?」
 「そうだよ。表面上は兄弟だけど、恋人だからな」

念押しされてしまった。
その言葉に、思わず返していた。
 「嬉しいよ。ずっと片思いだと思ってたから」

抱きしめてやると、祐樹も抱き返してくれる。
 「あ、鍵がもう一つあるんだ。渡すから待ってろ」
 「うん」


その後、祐樹は自分の部屋を掃除して買い物に行った。
出掛ける時に俺に釘をさして…。
 「俺が帰ってくるまでに、あの大量にある今迄の弟を何処かに片付けといて。
絶対に、俺の目の付くところに置くなよ」



うーん…、書斎にでも置いとくか。










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あらら・・・


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