BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
2017年09月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年11月
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弟と兄 (7)※性描写有ります。だけど、エッチシーンではありません※

※性描写あります。だけどエッチシーンではないですよ※



 「へえ、こんな所でうちの部長と陸部の部長がヤッてるなんてな。
スマホ持ってりゃ撮ってたのにな」

 「田中…、貴様……」
 「何、睨んでんだよ。お邪魔虫ってか?」
 「このクソッタレめが」
 「もしかして、お前等ホの字か…。両想いみたいだな。
それよりもさ、俺を探し出すのが先だろ」

 「田中、お前のせいだ」
 「は、何が俺?」
 「お前が、こいつにぶつかって俺たちの大切な走りを台無しにしたんだ。
せっかく1位になれそうだったのに…」
 「俺はサボりたかったんだ。なのに9区で、サボれない位置に付けやがって」
 「で、なんでこいつにぶつかった?」
 「ぶつかったわけじゃない」
 「それなら、どうして」
 「下り坂になってんだ。思いっきり走ってて止まる事なんて出来っこないだろ」
 「だからって、こいつを巻き添えにしなくても良いだろっ」
 「したくてしたわけじゃ」
 「なら、お前一人だけ落ちれば良かったんだ」
 「おい、何だよ今の。部長が言うセリフじゃないだろ」
 「田中」
 「へ、良い事思い付いた。お前等二人はデキてるって流してやるよ」
その言葉に即答したのは陸上部部長の小林だ。
 「流してくれるとありがたいね」
 「そうなの?」
次いで、真木も乗っかる。
 「ああ。流してくれりゃ、あいつは手を引くだろう」
 「あいつって誰だ?」

しかし、真木は田中の言葉を無視している。
 「小林、大丈夫だよ。田中が証人だ」
 「でも」
 「小林、あいつにも言ったが、お前を手渡す気は無いからな」
田中はしつこい。
 「なあ、あいつって誰?」
うんざりして小林は応じてやる。
 「俺に、好き好きと言ってしつこく付きまとってくる奴が居るんだよ」
 「ふーん…、モテるんだな」


田中は邪魔をしてくるのか、煩く言ってくる。
 「で、どうやって学校に戻るんだよ」

その言葉で気が付いた。
 「そうか。それがあったか…」
 「いつまでも、ここで乳繰り合ってても時間だけ過ぎていくぞ」



うーん…、と考え込んだサッカー部の部長は陸上部部長の小林にアドバイスを貰おうと思って、自分の腕の中を覗き込んだ。が、居ない?
辺りを見渡しても居ない。
 「こば…、祐樹…、祐樹、どこだっ」
 
 「おい、田中!祐樹を、小林を探せっ」
 「さっきまで抱いてたんじゃ」
 「居ないから言ってんだよ」
これが見つからなかったら、俺はあの男に殺される。


田中の呆れかえった声が聞こえてくる。
 「どうでも良いけど、その貧相なモノを片付けてくれる?」

その言葉に、真木は自分の恰好に気が付いた。
失礼な、これのどこが貧相だ。
まあ、萎えてしまってるが…。
それは、お前が邪魔したからだろ。


身支度を整えた真木は、小林を探し回った。
 「ゆうきー!!」












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やだわー、なに、このサッカー部の田中君。
すごい言葉で描写してくれるのね
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