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サドなアイツと俺 (39)

ジュンと話をしていたら我慢出来なくなっていた。
俺の言葉に反応して笑い出したジュンは可愛く見えた。楽しそうに笑うんだな、と思ったらキスしていた。直ぐに離すと物足りなさそうな表情になっているのが分かり、思わず呟いていた。
 「我慢出来ない…」

(恋人が良い)
そう思いながら、再びキスをした。
ジュンは抵抗もなく、素直に応えていた。


ジュンの歯列を何度も何度もなぞってやる。
 「ん、ん、ん…」

凄く感じてくれてるのが分かり、ジュンの瞳は潤んできだした。


トニーの舌は微かな隙間が生じると俺の中に入り込んできた。
俺の葉の裏側も舐められ、動くことが出来ない舌を絡め取られ吸ってくる。
頭が痺れる。
 「ぅ……」

飲み込めなく涎が口元から伝っていく。
どれ位そうしてたのだろう。
気が付くとベッドに横たわっていた。
 「あ…、んっ……」


トニーの声が聞こえてくる。
 「俺は恋人が良い。ジンと同レベルは嫌だ」
 「トニー、恋人って俺で良いの?」
 「ああ、そうだよ。お前だから良いんだよ」
 「俺、面白くもなんともない人間だよ?」
 「それを決めるのは俺だ」

 「俺、泣き虫だし」
 「知ってる」
 「虐められっ子だし」
 「ジュンッ!」
いきなりのキツイ口調に思わず身体が強張ってしまった。
でも、トニーは優しい表情をしている。
 「良いか。よく耳に、頭の中に覚書しておけよ。
お前を虐めたり泣かせたり、身体を触ったりしても良いのは俺だけだ」
 「トニー…」
 「分かったか?」

でも反論していた。
 「虐めたり泣かせたりして良いのは俺だけ、の間違いでは?」
 「ったく、お前は素直じゃねえな…」
 「俺はいつも素直だよ?」
 「バカやろっ。お前の身体を触っても良いのは俺だけなんだよっ。よーく、覚えとけ」
そう言ったトニーの顔は真っ赤になっていた。


 「トニー」
 「今度は何だ?」
 「大好き」
 「ジュン、俺」

トニーの言葉を遮ってやる。
 「裏切らない?」
 「ああ、もちろんだ」
 「俺、バカだから信じるよ?」
 「社会人3年目になるけど、お前よりは物を知ってる。頼りたい時は頼ってこい」
 「サンクス」



トニーは一皮剥けて大人になったみたいだ。
俺も、一緒に大人になっていきたい。
そう思える程になっていた。












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こうやってジュンは成長していくのね。
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