BL風味の小説

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サドなアイツと俺 (19)

話し終わったジュンは、トニーに聞いてくる。
 「あ、そう言えばトニーのフルネーム教えて」
 「え、フルネーム?」
 「そうだよ。さっき言ったけど、俺は、あのトニーが好きなんだ。
あの虐めっ子が可愛く見えて胸キュンになって、恋したんだ。
中学卒業するまで、トニーに虐められるのを待っていたんだ。
なのに、トニーは、あれから虐めてこないし、顔も合わせる事が無くて悲しかった…」

 (もう、俺のバカ。こうなると何も言えないじゃないかっ…)

ジュンの呟きが聞こえてくる。
 「大学の入学式の時にサークル勧誘を受けたんだけど…、あの時、フルネームを言ってくれたのだけど、本当に驚いたんだよな。
あのトニーが、あんなにもカッコよくなってるなんて思っても無かったからな」

 (その時と全然変わってねえんだけど…。分かって無いのか、こいつは…)


トニーが悶々と悩んでるのを知らないジュンは、爆弾を落としてきた。
 「だからね、俺は、トニーが好きなんだ。
この身体を触っても良いのは、あのトニーだけなんだ。
君じゃないから」

 (く…、クソッタレッ)


トニーは歯ぎしりをしていた。
ジュンの慌てた声が聞こえてくる。
 「あ、あの、それじゃ、助けてくれてありがとう。自分の部屋に帰るね」


睨み付けようとしていたら、既にジュンは部屋を出ていた。
あの頃とは違い、ジュンは逃げ足が速くなっている。
さすが数ヶ国に滞在していただけある、ある程度は出来る様になってるみたいだ。


ボスンッ…。

と、自分のベッドに身体を横たえる。


ジュンの匂いがベッドに染みついている。
枕にも。


目を瞑ると、ジュンを抱いている錯覚になる。
 「ジュン……」


お前、気付けよ。
ったく、このド天然ドニブちん野郎…。




一方、自分の部屋に戻ったジュンは心の中でトニーに感謝していた。
(助けてくれてありがとう)

しかし、この俺をここまでしてくれた奴等には何か返さないといけないよな。
ネットニュースを見てると、ここの地域ページに載っていた。
そう、この顔だ。
2人は死んで、残り4人は生きてると書かれている。
それじゃ、この4人には、お仕置きが必要だな。


俺はね、女みたいな顔をしているが、中身はしっかり男なんだからな。
覚えてろよ、こいつ等。












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ジュンは自分が女みたいな顔だと自覚してるのね。
そうだよ、君は友明の子供なんだから、男顔じゃないからね(o ̄∇ ̄o)ヘヘッ♪
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