BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
2017年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年09月
TOPサドなアイツと俺(ジュン&トニー) ≫ サドなアイツと俺 (18) ※トニーによるソフトーな描写あります※

サドなアイツと俺 (18) ※トニーによるソフトーな描写あります※

※トニー視点のソフトな描写有ります※



ジュンは、結局翌日まで寝ていた。
俺が仕事をして帰宅しても、まだ寝ていたのだ。
まあ、学生は休みだからな。
それでも腹が立つ。

あいつ等の消毒をしたい。
こいつの身体を舐め回したい。
あの頃は病院で消毒したと聞いていた。
でも、今は俺がしてやる。

そういう思いで顔を近づける。
と、タイミングよくジュンの目がパッチリと開いた。
 「やっと起きたか」
 「え、えっと…」
 「消毒してやるよ」
 「消毒?」
 「ああ、あいつ等のな」
そう言うと、俺はジュンの服を脱がせ、うなじに顔を埋め、胸にと唇を這わせていく。


ビクッと身体が揺れる。
ジュンは、昨日の事を、あの連中に何をされたのかを思い出したみたいだ。
 「あ、あの…、俺」
 「俺が居なかったら、お前、今頃セーヌ川に浮かんでるぞ」
 「え、それって…」

あの頃は、自分のモノにしたかった。
でも、今は違う。
一緒のフラットで暮らし、ジュンの事を知ると同時に、もっと好きになっている。
ジュンは、俺の事を、あの虐めっ子トニーだとは思ってないみたいだ。
言わなくても、別に良いと思っていた。
今の関係を続けていたいという気持ちがあるからだ。


ビクビクッとジュンの身体が揺れる。
 「や、め…」

ジュンの下半身にある塊に触れる。
ひときわ大きく身体が揺れた。

 「No―――――!!」


いきなりの大声に驚いて、慌ててジュンの口を手で塞いだ。
 「静かに。皆が来るだろ」
 「だ、だって」
 「それとも、男にされるのは嫌か?」
ジュンは黙ってしまった。
でも、何かを言いたいのだろう。唇は微かに動いている。


辛抱強く待ってると、ジュンは口を開いてきた。
 「俺…、俺、気になっている人が居るんだ」
 「え…」
 「男の人なんだけど…」

口の中がカラカラになってきそうだ。
 「そ、そう…」


俺は、それ以上何も言えずにいた。

ジュンの身体には無数もの痣が残っている。
触りたい。
あいつ等の後を消したい。


意を決したのかと思えるほど時間が経つと、ジュンの声が聞こえてくる。
 「あのね…、俺、中学の時に、ある人にエッチされたんだ」

俺は黙って聞いていた。
あの時は合意の上でのエッチだったはずだ。

少しほど経つと、またポツリと言ってきた。
 「最初は、怖かったんだ…」


今度は覚悟を決めたのかと思える程の、しっかりとした口調で言ってくる。
 「俺、オーストラリアに居た頃は、毎日の様に虐められていたんだ。
最初は、どうして虐められるのか分からなかった。」

自分の事だ。と、俺は分かった。


 「あの頃は、俺で無く『僕』と、自分の事を言ってたんだ。
ドイツの高校に行き、物の言い方や考え方が変わった。
スティ先で、色んな事を教えて貰ったんだ」


ジュンは、ドイツでの暮らしぶりなどを話し出した。












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トニー視点のお話です。
ジュンは何時気が付くのでしょうかね(^-^;
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