BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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サドなアイツと俺 (16)※ソフトな性描写(?)あります※

※ソフトな性描写(?)あります※



10月はハロウィン月になるが、ハロウィンをする国、しない国がある事はジュンは知っていた。
ここフランスやドイツ等の欧州ではハロウィンはしない。
しない代わりに、翌月の11月に収穫祭をする。

その収穫祭の日。
ジョンは隣国のドイツに居るフランツと会って食事をしたり、キョージの墓参りをしていた。
その帰りに襲われた。
もう少しでフラットに着く、という距離で。

その場を目にしていた人物が居たのは、誰も知らなかった。
トニーだ。


 「やっ・・、No――!!」
 「るせぇっ」
相手が2人までならどうとでもなるが、それ以上だとやっつける事もそうだが、隙を見て逃げる事も出来ず拉致られ連れ去られてしまった。
 「ジュン…」

元々虐めっ子で、不良の頭をしていたトニーは、彼らの後を尾行していた。
ジュンを取り戻すために。
 (そいつを虐めるのも泣かせるのも、俺だけだっ)
と、思いながら。


トニーは本来ならば、この8月に大学を卒業なのだが、スキップ進級したため、一年前に卒業してフランスに来たのだ。
だからジュンとは違い、土地勘はある。


音を立てない様に尾行すると、彼等はチャーチに入って行く。
え、チャーチ?
なんで、チャーチなんだ?

トニーもチャーチに入ろうかとドアに駆け寄ったが、鍵は掛けられている。
こういう事は……。
ジュンの野郎。
あの時もそうだったが、今回もかよ。
ったく、本当にマワされやすい奴だな。


どこからか中に入れないだろうか。
建物の周囲を見て回ってると、不意に声が聞こえた。
 「や…、No――!!」

 「へ、イイのはツラだけでなく、身体も良さげだな」
 「持ち物はシケテル」
 「中身は?」
中を漁っていたのだろう。
 「ほんとにシケテル。1フランも入ってない」
 「なら、身体で払って貰おうか」


 「め…、ろ…、No―――!!」

 「へ、喚きたきゃ喚けっ」
 「ここはチャーチだ。懺悔しているとでも思われる」
 「反応良さげだな」
 「この乳首を掠っただけで身体が震えてらぁ」

 「や…、だ…」

 「へっ、バージンか」
 「なら、俺が貰う」
 「次は俺にヤラセロ」 

 「女かと思ってたんだけど、男とはな…。俺は抜ける」
 「同じく、俺も抜ける」

 「良いけど、ガードマンよろしく」
 「ああ、そっちは任せとけ」


ジュンの声が喘ぎ声になってきている。
 「ぃ……、や……」

 「女みたいなツラだな」
 「こいつとならキスするのも抵抗ない」
そう言って、一人はジュンの口を塞ぎ声が漏れないように口内を貪り出した。

 「へ、そいつのキスが良いのか。ココが元気になってきてるぞ」
 「左の乳首も、ツンッと立ってきた」
 「右のも立ってるぞ」


トニーは計算していた。
ガードマンは2人、ジュンに齧り付いてるのは声からして4人。
ならば、先に齧り付いてる方だ。

大き目な石を見つけ、窓に投げつける。

ガチャンッと鈍い音はするものの、割れない。
まあ、チャーチの窓は固いからな。


2,3,4,5…。
5個目で1枚のガラスが割れた。

しかし、ガードマン2人は、トニーの居場所に動いてきた。
2人とも持ってるのはナイフだ。
銃を持ってたら、ナイフより銃をチラつかせるからな。

ヒュッ!
どちらかが口笛を吹く。
 「へぇ、こっちはイイ男じゃん。痛めがいがありそうだな」
 「暇してんだ。遊んでくれよ」


そんな物言いだと、トニーは引かない。
俺を舐めるなよ。
 「退けっ!お前等に用はねぇっ」


どんなにナイフ捌きが良かろうが…。
どんなに運動神経や反射神経が良かろうが…。
こちとら、力でのし上がってきた不良のトップを何年もやってきてんだ。
この1年はやってないけどな。
俺のモノに手を出した貴様らを絶対に許せねぇ。



1分もかけずにガードマン2人をのしたトニーは、開いてるドアを目掛けて走り出した。












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収穫祭と言えば付き物のアレですね。
ジュンの一大事にトニーは間に合うのかな・・・?
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