BL風味の小説

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18禁!ネコの事情 (17) ※友達100人出来るかな~♪※

のっそりと、その場から立ち上がり入り口に向かう。
7人は、集まって何かを話してるみたいだ。
その塊に向かって声を掛けてやる。

 「ゲームは終わったの?なら僕の勝ちだね」

声を掛けられた7人は僕の居る方を、入り口の方に振り向いてきた。
 「なっ…」
 「捕まらないか、敷地内に居れば良いだけでしょ?僕はずっと居たよ。
先に敷地から出た君たちの負けだね」

 「何処に居た?」
 「敷地内」
 「の、どこだ?」
 「隠れてただけだよ。誰にも見つからなかったよ。ただ眠気がきて寝てたけど、誰にも見つからなかったよ。誰も気づかなかったのでしょ?」

一歩、前に出る。
 「でも、君たちが先に敷地内から出た。僕は勝った。君たちが負けたんだ。でもね」
パシッ!
と、近くに居るネコの尻尾を摑まえてやる。
 「捕まえることがルールなら、僕が君を摑まえた。だから、言う事を聞いて貰う」


 「ドビー!」

尾を掴まえられたドビーは表情を崩さない。
 「知能犯だな…。で、何を言いたいって?」
 「その前に、どっちが勝ったのか、はっきりして欲しい」

その言葉に、ドビーは笑い出した。
 「わはははっ…。その知能、良いな。レモンも知能犯だが、同じぐらいだ」

ドビーは近寄ってきた。
 「気に入った。勝者はあんただ」
その言葉に安心した僕は座り込んでしまった。
 「良かったあ」
 「で、何を言いたいって?」

僕は、ドビーに耳打ちした。
そしたら、ドビーは笑い出した。
笑うような事を言った覚えは無いんだけどね。


それでも、ドビーはまだ笑ってる。
 「いやー、お前、面白い奴だなあ」
(え、そんな事言われたの初めてだよ)


 「ドビー、こいつに何を言われたんだ?」
 「友達いないから、なって欲しいってさ」
 「え?」

6人とも目を丸くしている。
 「お前等も良いよな?」
 「う…」
 「ドビー…」
 「ドビーが…」
 「う、うん…」
 「ドビーが、良いなら」
 「うん…」

 「よし、決まりっ!俺はドビー」
そして、順番に自己紹介しだした。
 「俺はシロ」
 「俺はトマト」
 「俺はジロー」
 「俺はクロ」
 「俺はプチ」
 「俺はミカン。あんたは?」
そう聞かれたので、名前を言っていた。
 「僕はリンゴ」
 「一気に7人が友達だな」
 「ありがとう」

真っ黒なネコが言ってきた。
 「で、新参者は挨拶するもんだ」
 「あ…、リンゴです。よろしくお願いします」

今度は、真っ白なネコだ。
 「飼い主は誰?」
 「ヨシ」
 「ヨシって誰?」
 「えーと…、ヨシしか分からない……」

 「まあ良いや。お腹空いたから帰る」
 「僕も帰る」



皆でぞろぞろと遊び敷地の入り口から離れて、家へと帰る為バラバラに散って行く。
そこで気が付いた。
 「あ…」
 「どした?」
 「道、分かんない…」







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おめでとう。
一人で切り抜けることが出来たんだね。
で、そういうオチかいww

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