BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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18禁!ネコの事情 (24) ※R18!!性描写あります。18歳未満&抵抗ある方はスルーして下さい※


ヨシと離れてどれぐらいの日が過ぎたのだろう。
早く迎えに来て欲しい。
だけど、レモンと離れたくない自分がいる。
ヨシの事を思うよりもレモンの事を思ってる方が多くなっていた。

スーパーの店頭で、ポツンと一人で招き猫よろしくなっていた。
不意に声を掛けられた。
 「リンゴ。リンゴ、おいで」
 「一緒に遊ぼう」
 「君たち、誰?」

二人は溜息吐いてる。
 「はあー…、忘れられてるー」
 「会合で会ったでしょ?あの時、君の目の前に居たんだよ。まあ、トマトも居たけど」

会合。
ああ、この間、レモンと行った所か。
 「おいで、一緒に遊ぼう」
 「でも」
 「レモンは仕事終わったら来るけど、先に行っとこうよ」

あんまり乗り気でなかった僕は、その二人に引っ張られるように連れて行かれた。
この間の会合はレモンの後ろを歩いていたので場所まで覚えてないのもあるけど、なんか雰囲気の違う場所みたいだ。
 「遊ぼうね」
 「鬼ごっこしようよ」

でも、何かが違う。
あれからドビーたちと何度か鬼ごっこをしたが、彼等の時とは何かが違う。
 「リンゴ、楽しくなさそうだね」
 「なら、違う事をしようか」


すると、二人は僕を押し倒して乗っかってきた。
 「え、何…」
 「だって、リンゴ、楽しくなさそうだから。これは楽しめるよ」
 「どういう」
 「こういう意味だよ」

唇に触れられ、尾をギュッと引っ張られた。
 「いっ…」

どちらかの声が聞こえてきた。
 「ねえ、リンゴのって綺麗な色をしてるね。汚れを知らないみたいだ。なんかワクワクしてきた」
そう言ってきた人は、僕の大事な所を舐めてきた。
 「やっ」
(嫌だ。嫌だ、嫌だ、嫌だっ!レモンッ!)

誰かの口が離れていく。
 「…ャ」
 「初モノか」
 「そういう感じかも」

(嫌だ。レモンが良い。まだ、レモンの方が良いっ)
僕は、レモンが来てくれるのを待つしかないみたいだ。

 「ャ…」
 「なんだ?」
 「ニャー!」
 「うわっ…、急に叫ぶな」
 「い…、嫌だ、嫌だ、嫌だー!」
 「はいはい、煩いよ」
 「い」
また口を覆われた。
今度は口の中に、何かが入ってくる。
なんだ、これ…。
 「ふ…」

下半身にも刺激がくる。
 「ん…」

(嫌だ…、嫌だっ。レモン、助けてっ!)

レモン、早く来て。
早く。


気が遠くなる。
息が出来ない。
僕は、どうなるのだろう。


何かが揺さぶられてる?
何なんだろう…。
 「お、気が付いたみたいだ」
 「気を失うほど良かったのか。嬉しいな」
 「次は俺の番だ。はーい、リンゴちゃん。もうちょっと脚を広げようか」

 「あっ…」
何かがブスッと刺さってくる感じがした。
 「このまま突っ走るぞー」
何かが、何かが僕の中を行ったり来たりしてるみたいだ。
 「や…、ニャ…、や、だ…」
 「イク」
 「ャー…」


 「ふぅ…、ああイイ気持ちだ」
 「リンゴは、どう…」

だが、リンゴは動かない。
それを見たブチ模様のネコは言っていた。
 「大丈夫だよ。死んでない、気を失ってるだけ」
 「本当か?もし死なせたら…」
 「臆病者が…」
そう言って、リンゴの心臓に耳を当てたブチ模様のネコは、友達のシロネコに言っていた。
 「生きてるよ。ほら、心臓の音、聞こえてるよ」
そう言われ、シロネコも耳を当てた。
 「あ、本当だ。寝てるだけか」


シロネコとブチ模様のネコはお互い身繕いするとリンゴをひっくり返し、背を上にして毛繕いして寝さす。後は、リンゴの横に一人ずつ寄り添って温かくさせるだけだ。
おやすみ、リンゴ。
御馳走様でした。








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R18!性描写あります。
あらら・・・
想像の域を出ないネコ同士のエッチ表現です。
間違えてたら笑って許してね(*- -)(*_ _)ペコリ

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18禁!ネコの事情 (23) ※ソフトな性描写あります※


その夜、レモンの仕事が終わった。
レモンのしてる事をじっと見てると、スーパーで魚を捌いて貰い、それを背中に括り付けてる。
 「ほら、行くぞ」
 「え、お金は…」
 「良いんだよ。俺の仕事のギャラとして貰ってるんだから」
 「え、でも」
 「それに、お前が主役なんだからな」

主役って何?と聞くと、「俺の方が知りたい」と返されてしまった。

何処に行くのか、それだけでも聞きたかったんだ。
レモンは、こう返してきたんだ。
 「会合と言う名の、お喋りタイムだ。人間なら酒飲むみたいだけど、俺たちネコには酒は無理だからな。だから、こうやって皆で持ち寄るんだ」
 
意味が分からない。


レモンの後を付いて行く。
会合場所へ着くと、たくさんのネコたちが…。
思わずレモンの後ろに隠れてしまった。
 「こら、横に並べよ」
 「だって…」
 「ほら、こっちにな…」
レモンが僕の方を向いたので、迷わずレモンの前足の間に顔を突っ込んだ。
 「ったく、お前は…。頭隠して尻隠さずの奴だよな」
 「だって、だって…」
 「お前、男だろ。タマ蹴ってやろうかっ」

リンゴは自分の目の前でレモンのタマが揺れてるのが見えたので、なんか恥ずかしかった。


そうしてると、声が掛かってきた。
 「レモン、何してんだ?」
 「おう、ドビー。丁度良かった。手伝ってくんない?」
 「何を?」
 「こいつを俺から離して連れて来て」

ドビーは顔を向けて、呟いていた。
 「頭が見えないし、尻尾も見えない…」
その言葉にレモンは苦笑していた。


リンゴは、体が引っ張られるのを感じた。
 (やだ。レモン、助けて)

だけど、レモンの身体は離れていく。

 「やだ。レモン、レモンッ」

 「あー、やっぱりリンゴだ」
 「なに、レモンにくっ付いてんだよ」

 「え…」

2人の声が聞こえてきた。
 「ほらほら、トマトだよ」
 「こっちも見てよ、クロだよ」

すると、見知った真っ黒のネコと、所々赤色掛かったネコが居た。
 「あ、良かった…」
 「どうかしたのか?」
 「たくさんネコが居て…」

そのリンゴの声で、2人は笑っていた。
 「まぁったく、リンゴは」
 「恥ずかしがり屋なんだなあ」


おいで。
と声を掛けられた。
目の前にはトマトが、右隣にはクロが付き、後ろにはドビー。
レモンが左隣に居るのに、なんだか怖くて…。
会合が終わるまで、大人しく居ました。







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あれあれ・・・
リンゴは、いったいレモンのどこを見てるのやらww

18禁!ネコの事情 (22)

※レモン&リンゴ※


リンゴの目の前に、優しそうな男の人が座ってきた。
 「リンゴちゃん、いらっしゃい。話は聞いたよ。今日から、ここでよろしくね」
女の人が、奥に向かって声を掛けてる。
 「レモーン、こっちおいでー」

少し待ってると、レモンがリビングに姿を現した。
 「ニャー、ニャニャッ…。ブニャ!」(呼んだ?何が用…、なにっ!!)

レモンは驚いてる。
 『リンゴ、お前…、なんだ、その恰好はっ』
 『あ、一人で来るつもりだったから…』
 『だからって…』

レモンはリンゴの身体にくっ付いてる荷物を解こうとしていた。
それを見たのか、誰かが手伝ってくれる。
 「ああ、ごめん。忘れてたよ」と言う声がして、リンゴの身体から荷物を解いてくれた。
すかさずリンゴが「ありがとう」と擦り寄って行く。


オトウが声を掛けてきた。
 「レモン。今日からリンゴちゃんも、ここで一緒に暮らすから、仲良くな」
 「ンニャッ…」(何、一緒だと?)

 『せっかく、離れたと安心してたのに…』
 『だって、あそこ寂しいんだもん』
 『男が”もん”って言うなっ』


ケイの兄が言ってくる。
 「レモン。リンゴと遊んであげろよ」
 「ニャー、ニャニャニャッ…。ニャァー」(分かったよ、分かりました。ほら、付いて来い)


リンゴはレモンの後を追う様に付いて行った。

 『いいか、俺は仕事してるんだ。そこで丸まって寝てろ』
 『でも』
 『良いから。俺は仕事中なんだよ』
そう言い放って、レモンはタワーに上った。
お客さんが出入りするたびに、レモンは挨拶してる。
 『いらっしゃい』
 『ありがとございましたー』


小さくて可愛い手が商品を手に店から出ようとしているのが目に映る。
 『そこっ!』
 『って…』
尾で叩いたレモンは、そいつに近寄って行く。
 『盗みは駄目だろ』
 『少しぐらい良いだろ』
 『こちとら、お客さんの買ってくれてるお金でエサ貰ってるんだ。泥棒なんて見逃せない』

フーッ!とレモンは闘志を燃やし、今にも噛み付きそうな感じだ。
 『わ、分かったよっ…』
 『もう来るなっ!』


レモンの言動は荒いが、それでもリンゴはレモンの仕事ぶりが見れて嬉しい。
相手にしてくれなくても良い。
レモンは男らしいし、僕に無いものを持っている。
こうやって見ているだけで良いんだ。
だって、時々、後ろを振り向き僕を見てくれるんだもの。

 「よーしよし、レモン良い子だ。よく盗みを見つけてくれたな」
 「ニャニャニャッ」(これ位、朝飯前だよ)


褒められ、自信を持つレモン。
ほら、また僕を見てる。
嬉しいな。
このまま、ずっと見ていたい。

すると、何時の間にかレモンは近寄ってきた。
 『え、な、何?』
 『ほら、こっち来い』
 『何処に…』
 
レモンはタワーの方に向かってる。
まさか、タワーに登れと…?
 『レモン、まさか…』
 『怖いか?』
 『こ、怖くないっ』
そう、まだあの木の上よりは断然に怖くない。
するとレモンはニヤッと笑い、こう言ってきた。
 『なら登れよ』

一段、登る。
 『ほら、もっと上だ』
もう一段、登る。
 『何トロトロしてるんだ。さっさと登れよ。一番上に』
 『一番上?』
 『怖くないんだろうが、なら登れるよな』

その言葉に、僕は決めた。
まだレモンが居る、付いてくれてる。
だから、迷わず言ったんだ。
 『登ってやるっ』
 『よっ、さすがリンゴ。男らしっ』


一番上に登った。
ふと下を見てしまった。
駄目だ…。
へたり込んでしまった。
 「大丈夫かあ?レモン、意地悪してやんなよ。ここは、お前の特等席だろ」

だが、レモンはその声をスルーしてリンゴに向かって言ってやる。
 『良い眺めだろー』
(眺めなんて分かんない。本当に意地悪だよな…)

そんな僕に、レモンは呆れた声で言ってきた。
 『下を見るからだろ…』

その言葉に納得してしまった。
たしかに、思わず下を向いてしまったのは僕だ。
スーパーの誰かが助けてくれた。
 「ほいほい、君はこっちね」と言って、僕はさっきまで居た床に戻され、安心しきって伸びをしたほどだ。
そんな僕にレモンは言ってくる。
 『ちぇっ・・。なんで安心してんだよ』
 『意地悪』
 『サンキュ』


もう、何も言えなかった。
それでも、気にしてくれてるのが嬉しかった。







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自分の気持ちを自覚したリンゴ。
レモンと仲良く出来るかなぁ~

18禁!ネコの事情 (21)

※佳和&啓※


 「お分かり?」
佳和の母は言ってきた。

佳和は溜息を吐いていた。
 「申し訳ありませんでした」
 「全くね」

啓も申し訳なく思い、俯いてる。
 「ごめんなさい…」
 「誰が悪い、というものではないのよ。ただ、ね…。ネコとコミュニケーションが取れないの。
どうしたら良いと思う?」
 「それは難しい事だと思います」
 「だよねー。いくら話しても、返事はニャーだけだものね…」

佳和は、母に言っていた。
 「それじゃ、啓の実家に行ってきます」
 「そうしてあげて」
 「啓、行くぞ」
 「はい。では、今度はゆっくりと来させて貰いますね」
 「啓ちゃんも旅の疲れを取ってね」
 「ありがとうございます。それでは、お邪魔しました」



今度は村上家だ。
歩いてもしれてるので徒歩で向かう。
裏玄関から入ろうとすると、たくさんのネコが日向ぼっこしてる。
でも、いつもより多くないか?
 「お前等、邪魔だよ」
踏んでも良いよ、と言いたそうな感じだ。

俺だってネコの言葉は理解できない。
それでも、なんとなく分かるんだ。
毎日の様に話しかけて顔を見ている俺等と違い、佳和の実家はペットとはかけ離れてる暮らしをしてるからだ。
 「誰か居る?」

その声に応じたのはソファに寝っ転がっていた弟だ。
顔を覗かせてくる。
 「あ、ケイ兄。お帰り」
 「ただいま。さっき田村家に寄ったんだけど、大変だったんだな」
 「こっちは別に良いんだよ。大変だったのは田村家だよ」
その言葉に佳和は応じていた。
 「悪かったね」
 「あ、ヨシさん。お帰りなさい」

 「お父ちゃんか、お母ちゃん居る?」
 「もう少ししたら帰ってくるよ」
 「なら、先に渡しとく」
 「何を?」
 「土産」
その言葉に、弟はソファから跳ね起きた。
 「やっぱりグアムってチョコレートだよな。サンキュッ」
 「で、レモンは?」
 「散歩」
 「だからか…」
 「でも、そろそろ戻ってくる頃かもな」


タイミングよく両親の声が聞こえてきた。
 「ただいまー」
 「ケイ兄が帰ってきてるよ」
三男坊の声で、両親はリビングまで入ってきた。
 「お帰り、2人とも」
 「ただいま」

 「お疲れだったね、佳和君」
 「いえいえ。あの、この度はリンゴがお世話を掛けまして、申し訳ありません」
 「いやいや、良いよ。驚いたけどね」
 「あの、お土産です」
 「ありがとう」

啓の母は聞いていた。
 「グアムはどうだった?後で、ネコちゃんの話をしてあげるね」


今度は、啓の両親と弟にグアム旅行の話をする。



そして、リンゴが、ここに来てからの話をしてくれた。

neko03.jpg


 「何でなのか分からないけれど、背中に寝床を背負って来たの。
車で来たのに、どうして背負っていたのかしらね?」
と、啓の母は前置きして話し出した。
 






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1週間ぶりのネコちゃんです♪
ケイのレモンとヨシのリンゴのお話です。
そして、今度はリンゴがレモンの家で居候する。


「夏」と言えば。。。  あとがき

  あとがき


いつも読みに来て頂きありがとうございます。
 『夏と言えば。。。』は、如何でしたでしょうか。

毎日、暑すぎですが夏バテされてらっしゃいませんか?


今作の「夏」という言葉に、3人の思いが詰まってました。
友明には、誕生日。
はい、そうですね。
7月27日と言えば、夏真っ盛りですもの。
夏=誕生日、となるのは致し方ないです。

博人にとっては、思い出。
友明が大学3年生の時、ドイツのフェスに歌いに行った時に女装していた女性との出会いです。
ええ、たしかマルクがベタベタとボディタッチしてましたね。
でも、いいように消化されてるみたいで良かったです。

そして豊。
ドイツの『御』の元側付である人物に身体を奪われてショックを隠し切れない。
しかも、クマ野郎こと博人に、大好きな大事な友明を隠す様に何処かへ雲隠れされてしまった。
挙句の果てには、元側付であるフィルには、「探せることが出来ない」と言い当てられるという。
この三重苦に、どうやって打ち勝つのでしょうね。


そして、今作で、初めて側付20人が勢揃いしました。
ドイツにあるフォン・パトリッシュ家の側付を、一挙ご紹介。
1.フィル・バーナー 仏人 コンピュータ会社を興してる
2.アラン・ボルドー 独人(マルクと共にダイナマイトで爆破して他界)
3.マックス 独人 豪国でポールの下で働いてる
4.ジョシュア 独人(医者だったが、シンガポールの銃撃戦で他界)
5.ミハエル 独人 豪国でポールの下で働いてる
6.ショーン 豪人 豪国でマサがボスをしている警備警護会社で働いてる
7.ウィリアム・ロン 豪人 豪国で恋人アーノルドの秘書であり、ジョンと同じ病院勤務
8.ジョン・ボナバルト 独人 豪国で恋人であるレイの病院でコンピュータ技師
9.ステファン 露人 博人の持ってるロシアの別荘で従事している
10.ジョージ・ペーターソン 米人 豪国でユタカのコンピュータ会社で働いてる
11.アドニス 英人 
12.ロビィ インドネシア人 サニィと一緒にくっ付いてる
13.エディ マレーシア人 サニィと一緒にくっ付いてる
14.マティアス 英人 
15.シャルル 仏人 フィルのコンピュータ会社で働いてる
16.アンドレ 仏人 フィルのコンピュータ会社で働いてる
17.ヘンリー 豪人 趣味は女装  
18.ミケーレ 伊人 サニィと一緒にくっ付いてる
19.ニコライ 露人 博人の持ってるロシアの別荘で従事している
20.サニィ 豪人 イタリア隊では『白の太陽』と異名が付くほどのヤリ手だった。側付をしてた時期では『御』の影武者をしていた。女装が趣味で、今作ではユタカの身体を奪い取る。


1位から8位までと、10位は、すでに作品に登場しました。
6位のショーンは数行だけですが。。。(汗)
が、今作では11位、14位、17位の3人以外が曝け出されました。


今ね、この側付をネタにプロットを妄想して練ってます。
同時並行で練っているのが3本ですが、来年にアップ出来ればと思っております。
でも、その前に、この詳細の出てない3人を登場させないとね。
プロットには詳細を書き込んでますので、そこは大丈夫。
練るだけです。←そこが重要。
その20位に位置するサニィに組み敷かれる豊って。。。
ぶくくくっ(笑)


それでは、引き続き『18禁!ネコの事情』を、お楽しみください。


ありがとうございました。






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そして、『18禁!ネコの事情』に続きます。


「夏」と言えば。。。 ~おまけ~

そして、パリにあるフィルの会社に寄ったユタカは、コンピュータでサニィの事を調べた。
自分しかアクセス出来ないデータベースを開ける。
サニィ、サニィ、サニィ…。


 「サニィって、なんで今頃になって『白』の奴を調べてるの?」
この声はフィルか。
ったく、抜け目がない奴め。
仕方ないと思い、フィルに聞いていた。
 「お前、こいつの事を憶えてるか?」
 「そいつは影武者やってたから、色んな国に行って、ロビィとエディとミケーレと一緒に連れだって…。今は、皆、自分の国に戻ってるんじゃないの?」


他にも知ってそうな口ぶりだな。
なるほど、ロビィとエディとミケーレね。
少しばかりデータを更新してやる。
その時、4人のデータを追加してるとサニィとミケーレのデータが出てきた。
ってか、サニィってオーストラリアかよ。
しかも、ミケーレってイタリアだし。
そうかよ、そっちの方で私の事を調べれる事が出来たのだな。
ったく、もう。

フィルの声が聞こえてきた。
 「そういえば、あいつってヘンリーと一緒に女装遊びしてたけど、まだ女装してるのかなあ」

そうかよ、あいつの手の込んだ女装って、趣味の範囲かよ。
すっかり女性だと騙されてケツまで掘られた私って、何だったんだ…。
 「お前、全員のを把握してるのか」
少し間があった。
 「最近のは更新してないけど、どうしたの?」
 「少しでもデータを更新したい」

ラジャと返したフィルは、仕事用でなく私用のコンピュータからデータをBUして渡してくれた。
見てろよ、あのサニィめ。
私の力を思い知るが良い。  


 「ところで、フィル」
 「ん?」
 「スタッフが増えたな」
はははっ…、と笑いながら言ってきた。

 「何年経ったと思ってるんだ。それに、2人は、同じ側付だった奴だよ」
 「名前は?」
 「その中に入ってる」

はいはい、と言って側付のデータを開いてみる。
備考欄に色々と書かれてある。
なるほど、新しいスタッフとは、この2人か。
ふむ、シャルルとアンドレね。

珍しくフィルは耳打ちしてきた。
 「サニィには近付かない様に」
 「どうして、それを言う」
 「サニィは銀髪の男が好きだから、近寄ると貞操が危ないよ」
 「分かった」

その忠告は遅い、遅すぎる。
すでに貞操を奪われた後なんだ。


しかし、フィルもバカではない。
ああ、もしかして既に奪われたのかと気が付いた。



そして、博人は友明をロシアの別荘に連れて行った。
そこでは元側付だったニコライとステファンが掃除をしている。
 「お帰りなさいませ」
 「ただいま。二人とも、ちゃんと休暇を取ってる?」
 「それは、どういう意味でしょうか?」
 「働き過ぎは身体に良くないよ。それに、3日間ほど、2人きりにして欲しい。まだバカンスを取って無いのなら、明日からでも良いから取って休んで欲しいんだ」
 「ああ、そういう事でしたら」と、ニコライが即答しかけようとすると、ステファンが遮ってきた。
 「でも、屋敷の警備は必要です」

友明は、ここに来ると毎回のごとく、うんざりしていた。
なので、今回も言っていた。
 「それなら、今回も警備の仕事をお願いします。屋敷内の掃除等は私がしますので」

その言葉に、2人は頷いた。
 「はい、分かりました」

そして、博人に向くと言ってやった。
 「いつも言ってるでしょ。あの2人の仕事を奪わないでっ、て」

その言葉に苦笑する主人の顔を見てると、若かりし頃の『御』の面影と重なって見えた。
まるで、『御』と細君みたいだ。



そう、この2人だけは実際の『御』の事を知っているのだ。
ロシアに住みたいと言ってくれた孫の言葉を信じて、初代『御』であるアダム=バーンズは20人居る側付の中で、ロシア人であるステファンとニコライに全てを話していたのだ。
 「側付を卒業した暁には、私の孫であるヒロトの側に付いて欲しい。
住む場所はあるんだ。
そこに住み込みで、お願いしたい」

 「畏まりました。ヒロト様がロシアにお越しの時は従事させて貰います」
 「それまでは、皆と一緒に側付の仕事に従事させて頂きます」


卒業して、皆がばらばらになった現在。
既にロシアに帰郷していた2人は、情報収集から始めた。
独自のコンピュータを開発してプログラムを構築していた。
それは、ドイツ仕込みでもなくイタリア王子から教えてもらったやり方でもない。2人でアメリカに渡米して勉強して培った知識とコンピュータ会社で培ったもので組んだコンピュータプログラムだ。
自分たちで収集しながら凍結してアクセス出来ない様にブロックする。
だが、ハッキングしようとアクセスすれば、ルートを辿って相手のコンピュータから根こそぎデータを奪い取り爆発させる。
それは、サトルが金を支払ってまで手に入れた、仕掛けプログラムだった。
ただ違うのは、自分たちのはオリジナルでありバージョンアップさせているという点だ。


だから、ユタカは知らなかったのだ。
この2人の居場所を。
だけど、フィルのデータのお蔭でロシアに帰郷していることが分かった。
だけど、それだけだった。
現在では、それ以上の事は把握出来なかった。

ユタカは呻いていた。
 「うー…」
 「どうしたの?」
 「夏なんて、夏なんて大嫌いだ―!」
溜息と共に口から出た言葉は、これだった。
 「最悪……」

それを耳にしたフィルは勝ち誇って呟いていた。
 「なるほど、ボスは調べることが出来ないって事か…」

その言葉に、ユタカはギロッと睨んでいた。
 「フィル、さっさと働けっ」


元側付に身体の貞操を奪われただけでなく、この元側付に嫌味を言われるだなんて。
しかも、友は何処に行ってしまったんだ…。
あのクマ野郎の足取りさえも分からないなんて、こんなの最悪しかないじゃないか。


私にとって、「夏」は大嫌いな季節になってしまった。








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「夏」と言えば。。。 (7) 最終話※滅多にないレアな(チ✕ビ攻め)性描写あります。18歳未満&抵抗ある方はスルーして下さい。

その後、抱きしめられ寝室に向かった。
プレゼントと称して、リボンを自分の首に巻き付けて博人はエッチ体勢に入った。

クスクスっと笑いながら友明は首のリボンを解き、そのリボンを胸に巻いていく。
 「キスしたい」

その言葉に、博人は友明の口の中を貪る。
いや違うでしょ、私がキスしたいの。
そう思っていたら唇が離れた。
 「したい?」

と、掠れた声が聞こえてくるので、頷く。
 「いいよ、おいで」

その言葉に逆らわずに、自分から唇を押し付けた。

次は、胸に巻いたリボンを解き、腹に巻いていく。
その乳首に吸い付いていた。
 「お腹にもキスしたい」

そして、博人さんをベッドに横たわらせると、上に乗っかり腹から太腿へとリボンの位置を変えキスしていく。

今度は、太腿から博人さんのジュニアへと。
リボンを解きながら、巻いていってた。
そのジュニアにリボンを巻き付け、丁寧に結んでいく。
 「ここは、一番最後に貰うから」

声が聞こえたのだろう。
博人はされるがままの体勢から、反転して友明を押し倒した。

 「あ…」




思いっきりエッチされた後、友明は一番最後に貰うと言っていた事をしていた。
そう、博人のジュニアにキスする事だ。
キスしたら目の前で、そのジュニアは膨らんできた。
 「友…」
 「目一杯キスした感じだよ」

博人さんに聞いていた。
 「ねえ、玄関から入ってきたのだけど、出るのは何処?」
 「濡れたくないってか」
 「だって、毎回濡れるのも嫌だよ…」
 「ここの2階から出れるよ」
 
その言葉に驚いた。
 「なら、最初から2階に行けば良かったのに」
 「楽しかったろ?」
 「まあね」
今度は博人さんの方から聞いてきた。
 「ところで、私が浮気だなんて」
 「誰でも分かるよ」
 「なんで?」
 
その言葉に、友明は溜息を吐いて言ってやる。
 「だって、まだ口紅が付いてるじゃない」
と言って、未だに残っている口紅を消す様に、ぐりぐりと乳輪を押してやる。
その内に、腹が立ってきたので、その乳輪を齧っていた。
 「いっ…」
 「お仕置きです」

そう言って、友明は博人の腹上にのし上がり、そのまま乳首攻めをしていた。
吸ったり、押し潰したり、舐めたり等々、色々と。
だって、乳首以外の事をしていたら、態勢逆転されるのは目に見えてるから。



そんな事をしながら、友明は思っていた。
夏と言えば誕生日と答えるのは子供の台詞だよな。
もっと大人な受け答えをするべきだな。
ねえ、君たちにとって『夏』という季節は、どんなものですか?  


博人さんのヒロ棒が固く膨らみ、押し付けてきてるのが分かった。
 「ちょっと、博人さん」
 「ん、あと2回だ」












そして、ニースの浜辺では。
 「ボスが居ないっ」と、慌ててるのはマサで、
 「何処に行ったっ」と、目の色を変えて叫んでるユタカを見て、サニィは思い当たった。
イタリア王子の好きな人って、ボスと呼んでる男の人かと。

 「クマ野郎も居ないし」と、タカの呟きに反応してスズメは喚いていた。
 「あのクマヤロー、ボスを返せー」と。

そんな4人を見て、(ここはセレブ御用達の五つ星のVIPビーチだ。こいつ等は本当に賑やかだなあ…。置いて帰ってやろうか。まあ、置いて帰ってもユタカはイタリア王子だから、そこから帰ってこれるからな)等と、本気で思ったエドでした。


え、博人と友明の、その後ですか?
なにしろ博人はフォン・パトリッシュの後継者ですから。
クソ爺(失礼)こと『御』が死んでるのにも関わらず、まだ後継者候補から外れてません。
なので置いて帰られてもドイツに帰るか、もしくは連絡すれば良いだけ。
執事のフランツも、まだまだ健在だしね。 

















  (完)





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(完)ですが、性描写あります。
そして、滅多にない友明からの性描写。
乳首攻めです(*≧m≦*)ププッ

次回は、おまけです。
そちらの方もどうぞ~

「夏」と言えば。。。 (6) ※ソフトな性描写あります※

※ソフトな性描写※


その友明の隣に座り、聞いてみた。
 「なあ、友にとって夏という季節は何だ?」
 「誕生日」
その言葉に驚き、聞き返していた。
 「once more 」
 「だから、誕生日だって言ってるの。あ、もしかしてプレゼントくれるの?
7月27日なんだけど、365日ずっと受け付けてるよ。嬉しいなあ~」

とっても嬉しそうな表情をして言ってくる。
 「そういえば、恋人になった年の誕生日には、プレゼントくれたよね。
あの腕時計、壊れずに動いてるよ」
 「あの時は、あんな事故に…」
 「そうだね。でもね、本当に嬉しかったんだ。ありがとう、博人さん」
 「本当は手渡ししたかったんだ」
 「ドイツに行ったからね。今年は40年ぶりにプレゼントくれるみたいなので、嬉しい」

抱きしめてキスしたかったが、クルーザーは着いてしまった。
だから仕方なく抱きかかえた。
 「わっ…」

横抱きして、顔を覗きこんで言ってやる。
 「レディ、我が別荘にようこそ」
 「も、もう…」


頬を赤く染め、優し気な感じを醸し出す薄オレンジ色のワンピースを身に付けた茶髪の女性に、キスを落とした。

 「クルーザーを残して、私と彼女だけにして欲しい」
と運転手に言うと、彼等は敷地内にある駐車場へ向かい、車でドイツに戻った。



友明を横抱きに抱いたまま、クルーザー乗り場から地中海を見て話していた。
 「友。私に取っての夏は、思い出の季節なんだ」
 「どんな思い出なの?」
 「あの時、ドイツで開催された音楽フェスティバルで初めて会った女性。私は、ずっと女性だとばかり思っていた。でも、それが女装した男性だとは思いもしなかった。でもね、今では男性で良かったと思ってるんだ」
 「博人さん…」
 「こういう恰好をさせたのは、その女性を忘れることが出来たからだよ」
 「どういう意味?」
 
 「友明として、初めて会った時。あの時は、本当に元気一杯な男子学生だった。
その男子学生が女装すると、マルクが見間違える程の美女になるんだ。
今では優越感を持ってるんだよ。
その優越感を持ったまま、このままベッドに連れて行きたい」
 「博人さん…」

ここの玄関という入り口は、駐車場のある場所ではないから。
10秒間、息を止めてて。

そう言われ、友明は息を吸って止めた。

その10秒後。
ものの見事に、玄関に着いた。

当然ながら、服は濡れるし、ウィッグも濡れている。
だけど、中々に楽しい移動の仕方だったので、笑っていた。

あははっ。

博人さんにキスされ笑いを止める。
 「ん…」

 「さて、この玄関の入り口を開けたら、どの部屋になるでしょう?」
 「んーと…、シャワーかな」

答えは無かったが、開けてごらんと言われ玄関を開けたら、欧風のシャワールームだった。
 「当たりだー」
 「先に温まってからベッドだからな」
 「それ言うなら、エッチでしょ」
 「そうとも言う」


2人でシャワーを浴びエッチしてる間に浴槽にお湯を張り、ゆっくりと浸かる。
 「気持ち良い…」
 「ここで寝るなよ」
 「ん…」


抱っこして、と言う声が聞こえたのだろう。
クスッと微笑んだ顔が見えた。

本当に、博人さんの微笑ってレアだよな。
 「悔しい位に、イイ男だ」
 「当たり前だ。私を誰だと思ってる」

即答していた。
 「ダーリン」

すると、滅多に見れない破顔をしてきた。
しかも、スペイン語で言ってきた。
 『友、好きだよ』

その言葉に、スペイン語で返す。
 『浮気しないでね』
 『ああ、約束する』


浴槽でキスしてやると、お尻を触られ指を突っ込まれた。
 「ふ…」

唇を離し博人さんの顔を見ると、顔が火照ってる。
本日、二度目のエッチタイムに入った。







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シャワーを浴びながらのエッチに。。。
お湯に浸かりながらのエッチ。。。

軽く性描写あります。

「夏」と言えば。。。 (5)

忍び足で近くまで行く。
エドが居るのが視界に入った。
なるほど、エドは終わったのか。

もしかして、友に言ってくれたのかな。
可能性は無きにしも非ずだ。

先にエドを拉致った。
驚いたエドは、私の顔を見て安心していた。
 「どした?」
 「友に何か言ったのか?」
 「いや、言う気もないからな」

それなら安心だ。
そう思ってたら、エドに言われた。
 「それよりも、ユタカは銀髪女性と他人の目を阻むことなく楽しんでるぞ」
 「え・・・」

ほら、と言われ指差された方を見てみる。

たしかに事後の余韻を楽しんでるみたいだ。
見ていると、二回戦目に入ったみたいだ。
自分の腹の上に銀髪ロン毛の女性を寝転がせたまま、その髪を優しく触っている。
 「へえ、あいつも男になったという事だな」と、博人は思わず言ってしまった言葉に、
 「でも、なんで下になってるんだろう?」と、エドは疑問に思ったみたいだ。
 「腹上位の方が良いという女性だったり」
 「ああ、自分の思い通りにしたいと思う女性は居るからな」


2人してニヤついていた。
その時に、友が側に近寄ってきた。
 「たしか留守番するって言ってたよね。何処に行ってたの?」
 「だって、あいつが留守番するからって言ったから」
溜息吐いて友明は呟いた。
 「なるほど、たしかに目の前でされると嫌だよね」

だけど…。

思わず叩いていた。

パシッ!!


 「え、何で?」
頬を叩かれた博人はキョトンとしていた。

後ろを向いた友明から意外な言葉を聞いた。 
 「浮気者」
 「誰が?」
 「博人さんが」
 「先に、友がサッサと海に入って行くからだろ」
 「だって…」
 「だってじゃなく、言わないと分からないよ」
 
耳まで赤くなっている友明を見るのは久しぶりだ。
 「友」
 「いつまで、そういう恰好してるのっ」

それを聞いて気が付いた、裸体の下半身にタオルを巻いたままだ。
しかし、今は、その巻いたタオルが風に揺られ揺れているので、見え隠れしているのだ。
 「友明」
 「そりゃね、私は不甲斐ない所があるかも知れない。
だけど、一応…、そ、その…、恋人としては…」
 
私の方を向いた友明の口から発せられた、その言葉と表情にヤられた。
持っていた紙袋から取り出し、友明の身体にくっ付けてやる。
 「え、なに…」

パパパッと手際よく着せてやる。
するとエドが驚いた声を出してきた。
 「え、この姿って…」
 「ん、知ってる?」
 「あそこで、音楽フェスに会場の一部を貸してた時…。マルクが、やたらとボディタッチしてた女性じゃないか?」
 「そうだよ。友が女装してたんだ」
 「はあ?」

私も、正体を知った時は驚いたけどね…。

友明は私を睨んでるのか。
 「もしかして…」
 「うん。やっぱり、あの女性は友明だな」
 「なんで、こんな格好をっ」
 「シッ。大声を出すと皆にバレる」

おっ、と。
片手で口元を押さえた友明の姿。
何も言わなければ女性だ。


茶色のロン毛ウィッグを被せて、そのまま友明を連れて先にドロンした。
行先は、クソ爺が生前分与で孫に分けた別荘のうちの一つ。
そう、自分の持ち物になったスイスの別荘だ。


皆の寝床は、マルセイユにあるエドの別荘だから問題ない。

VIP乗り場に乗り着けてある自分のクルーザーに乗り込むと、間髪を入れずに運転手がクルーザーを出した。
友明は驚いてるみたいだ。
 「え、何…」
 「大丈夫だよ」
 「でも」
 「私と一緒に乗ってきた人は女性だと思ってるから」
 「何処行くの?」
 「私の別荘」
 「べっ…」
 「財産分与で貰ったんだ」

ああ、そういや財閥の御曹司だよな…。
という呟きが聞こえてきた。
クルーザーだと10分ほどで着くので、到着してからだ

 「風が強いが、大丈夫か?」
 「うん、気持ち良い」
本当に気持ちよさそうな表情をして、茶色の髪は風に吹かれるままになびいてる。







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エドと博人は、二人揃って何をしてたのやらですね(;・∀・)

「夏」と言えば。。。 (4) ※ソフトな性描写あります※

どのぐらいの時間、そこで寝ていたのだろう。
腹上の重さと人肌の温もりを感じ目を開けると、そいつは言ってきた。
 「お、目が開いた。
改めて自己紹介するよ。金銀黒赤に続く、白の太陽さ」

思わず反応していた。
 「え、白の太陽って…」

そのユタカの表情と言葉に、相手は目を細めて小さく口笛を吹いてきた。
 「覚えてくれてるんだ?嬉しいなあ」
しかし、覚えてるのは、そういう異名だけなので素直に言ってやる。
それを聞いて、相手が離れてくれたら良い。
 「その呼称だけ」
 「うんうん、そうだろうな。俺の名前は”サニィ”だよ。覚えてて。そして、俺がイタリア王子を探していたのは、『御』が亡くなったから。あんたからコンピュータを教えてもらおうと思ったんだ。あのコンピュータバカは自分で会社を興してるから、あいつより上にいこうと思ってね」

信じられない言葉を耳にしたユタカは、どっちにツッコミをいれようか迷ったが、即答していた。
 「その前に」
 「返事が先だ」
 「これは地毛なのか?」
 「そうだよ。女になりきる為のカモフラージュ」
 「いい加減に」
 「だから返事が先だ」
 「誤解されるから言ってるんだ」
 「誰に、なんの誤解?」
 「私にだって好きな人は居るんだ」


だが、時は既に遅し。
ユタカの上に銀髪美女が覆い被さって激しく交わってる場面を目にしたボスとスズメとマサとタカは唖然茫然としていた。
 「まあ、あれほどボス一途な奴が…」と、流石のスズメも驚きの光景に、これしか言えず、
 「やっぱり女が良いって事だな」とボスである友明は頷きながら答え、
 「やっと童貞、卒業出来たんだな」と、どことなく感慨深げに呟いてるタカに締めの言葉を掛けたのはマサだ。
 「まあ、あいつが下になるとは思ってなかったよ」

違いない。
と、皆で笑っていた。


ところで、エドと博人さんは何処へ、と思っていたら、わりと近くでエドの声がしてきた。
 「楽しい時間をありがとう」
 「どういたしまして」

 「ムッシュって、最高だったよ」
 「こちらこそ、ダンケ」

 「じゃあねぇ~」
 「ヤー」

艶々とした顔に、ご機嫌なエドの顔を見たら分かった。
何をしてたのかを。
まったく、このドイツ人と日伊のハーフ君は。

そして、もう一人の日独のハーフ君は何処に行ったんだ?



その日独のハーフ君こと博人は大型ヨットを沖の向こうまで飛ばして、地中海と大西洋の交わる地点に停留していた。
そこでは裸体を惜しげなく見せびらかし大胆な格好をしている数人の女性と、一人の男性が交わっていた。
 (うん。やっぱり女性の独特な柔かさが一番だな)
等と暢気に思っていた。


共に満足したのか、それじゃ戻るかと賛同の意を貰い、ヨットをニースに向けた。

先に降りた博人は、女性を一人ずつエスコートしてヨットから降ろしてやる。
 「ダンケ」
 「やっぱり、最高だったわ」
 「また会えるかしら」
 「それじゃあ」

 「素晴らしい時間をありがとう。お気を付けて」
その言葉に、4人の女性は投げキッスやウインクを返してきた。


うん。
やっぱり女性は良いな。

そう思ってたら、遠目に友の姿を見つけた。
こっちを向いてないが、なにやら雲行きがおかしそうだ。

気を引き締めて戻るか。



その頃、まだユタカは格闘していた。
なにしろ相手の銀髪女性サニィは首に腕を巻きつけて、もっと身体を押し付けてくるからだ。
しかも、ちゃんと胸の膨らみがある。
男だと言う象徴も、押し付けてきているのだ。
 「おい」
 「ねえ、その好きな人って、どんな人?」
 「お前に言ってどうする」
 「いいねえ、その目」

耳元で小声で囁くように言ってくる。
 「あんたをずっと遠目で見てきてた。あの頃は、ずっと憧れてたんだ。フィルやアランでなく、イタリア王子である、あんたに。ウィルは、一番先に卒業した。だが、俺はずっと『御』の影武者をしていたんだ。色んな国から国へと飛んで、あんたがグズであり『銀のダーク魔』になった詳細も知った。
ある意味、フィルより物知りだよ。その憧れの人と、こういう関係を持てて嬉しいんだ。
ねえ、グズ。
俺を見て、『白の太陽』でもなく、『御』の影武者でもない。
サニィという名の、一人の人間を」
 「側付が、何を言ってる。身の程を思いしれ」
 「そういう言葉は、『御』だけが使える。あんたではない」


そこで思い出した。
『白の太陽』という異名を持った、隊員の事を。
世代が違うという事もあり、その異名を耳にした事はあったが詳しくは知らなかった。
だが、あの最後の隊員の中に居た事だけは覚えている。
それでも、フィルやアランより、ましてやマックスよりどこかが抜きんでてたわけでは無い。
ただ、そいつは無に馴染みやすかった。
だからこそ、影武者が出来ると踏んだので、影武者になるように指導したんだ。
そして、だからこその『白の太陽』と呼ばわれたのか、と納得したものだ。


そのやっかいな元側付は言ってくる。
 「もう、イタリア王子とは呼ばない。ムッシュと呼ぶ。
だから、俺にコンピュータを教えて。
もう離れないからね」

と、ニコッと人懐っこい笑顔を向けて。



ユタカは隠すことなく、大きな溜息を吐いてしまった。
サニィね、太陽と同じ意味じゃないか。
私にとって太陽は友明だ。

そう思っていたら、口を塞がれた。
 「っ…」

口の中を貪られていく。
そのディープさに段々と目が眩んでいく。
そのキスは安心感と快楽を与えてくれるので、目を瞑り身を委ねてしまっていた。
それが分かったのだろう。

サニィは二回戦目に入っていった。 
 「グズ…、やっと俺のものになった。好きだよ」







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そして、その銀髪女性の正体が判明。
そう、ドイツのフォン=パトリッシュの元側付だったのですね。

また、一人。
側付けが出てきました。
しかも、若者に尻を掘られるというwww
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