BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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『ヴィオレ・パルル』の男前二人 (15)

振り向くと、懐かしい顔があった。
 「やあ、アキ。久しぶりだね、元気そうだな」
 「コウジ…」
 「覚えてくれて嬉しいな」

コウジはアキから、さっきのマッチョに目を向ける。
 「足を洗った奴に何をして欲しいって?
このドぐざれ野郎がっ!
自分の手下が2ケタにもならないからって、一般人を巻き込むなっ!」

コウジは、自分の周りに居る下に口を開く。
 「お前等、あいつらを取り押さえろっ!」

族の中では、トップに次ぐ力の持ち主の人物コウジは、サド・パープルと呼ばれていた。
俺は、いつもトップのヨシさんとコウジから可愛がられていたものだ。
 「ごめんね、アキ。俺等の事に巻き込んでしまって」
 「コウジ…」
 「それよりも、彼はアキの彼氏かい?」
 「はっ?」
 「あ、違うんだ…。彼氏候補なんだね、納得」
 「何を勝手に…」

くすっと微笑んだコウジは昔よりカッコ良くなっている。
 「あのな、あいつは」
 「アキの好みだよね。大丈夫だよ、自分に自信を持って」

(違うんだけど…)と思いながら溜息を吐く。


 「コウジ!てめぇ、何をアキに吹き込んでんだっ」
 「お前には関係のない事だ」

たしかに関係のない事だ。
なので言ってやる。
 「良いか、ショウマ。お前だってやろうと思えばやれるんだ。俺みたいな足洗ったのを巻き込むより自力で這い上がる事をするんだな」
 「るせえよっ!このイイ子ちゃんが。貴様等、殺さずにアキをひっ捕らえろっ」


 「アキ、帰れっ」
 「誰が帰らせるかっ」
 「お前の考えは分かっている。アキを取り込みトップに座らせて、後見人になるつもりだろう。
そんなにトップになりたいかっ!」

それを聞いてアキは驚いた。
 「なに、それ…」

ショウマは言ってくる。
 「お前はヨシさんの従弟のガキに似てるって、もっぱらの噂だからな。
でなきゃ、ヨシさんの近くに居れるわけないだろ」


ヨシさんの従弟のガキ。
一度だが会った事がある。
あの子は可愛くて、ヨシさんが目を細めて猫可愛がりしていた。
あんな子に似てるとは思っても無い。
だけどな、ショウ。
テメェに言われなくても分かってらあ。


無意識に、アキはコウジの前に出ていた。
 「アキ、お前は帰れっ」
 「アキ、覚悟しろっ」

 「君、アキを抱きしめてっ。暴れさせないでっ」
とアキを押し付けられたコウタは、ぎゅっ…とアキを抱きしめた。




アキを抱きしめたまま路地に蹲っているコウタの背後では、色々な音が聞こえてくる。
罵声に怒声。
殴ったり、蹴ったりしている音等、他にもヒュンッという何かを切り裂く音も。


アキはコウタの腕から離れようとしている。
耳元で囁く様に言ってやる。
 「アキ、アキ…。俺に抱かれていて…。アキ、離さないから…」
 「俺は」
 「アキ、絶対に離さないから」


だから、俺の腕に素直に抱かれていて。
俺は、お前を危険な目に合わせたくない。
それに、あの人が俺に言ってきたんだ。
 「アキを抱きしめて、暴れさせないでっ」って。












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Happy Halloween!!

乱闘が始まりましたね。
アキは暴れるとどうなるのだろ(・・?
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『ヴィオレ・パルル』の男前二人 (14)

 「お疲れ様ー」
 「来週よろしくっ」

この日はギターもベースも店に置いての帰宅だ。
マスターも揃って6人で店を出た。


 「おい、あの中で誰だと思う?」
 「これは、また……」
 「皆が紫かよ…」
 「あの3人の内の、どれかだな」
 「でも、2人は離れたから、残る2人のどちらかだな」
 
 「なあ、あいつ一人になったぞ」
 「じゃ、先にあいつに声掛けるか」


3人が近付く。
 「なあ、兄ちゃん。話があるんだ」
 
3人に囲まれてしまった。
 「な、なんだ、お前等っ」
 
 「なあ、お澄ましなクール君。ツラ貸せよ」
 「なっ!誰が、お澄ましなクールだって?俺は」

すると、二人がナイフをチラつかせる。
 「お、お前等、何する気だっ」
もう一人が声を掛ける。
 「違う」と。
 「は?」
 「こいつじゃない。あっちだっ!」

3人はバタバタバタッと走り去っていく。
 「何なんだ、一体……」

勝手に絡まれては、これまた勝手に人間違いされたマサは、茫然と見送っていた。



5人が隠れている場所に声を掛ける。
 「おいっ!あっちだっ」

隠れていた5人は、その3人の後ろを走っていく。
目指すは、あの2人組の片割れ。




後ろから足音が聞こえてくる。
アキとコウタは振り向くと、8人の人間が自分達の方に向かって走ってくる。
 「な、なんだっ」

 (あれは…!)
2人の男に気が付いたアキは、逃げれない事を悟るとコウタを逃がす事にした。
 「コウタ」
 「アキ、走ろう」
 「いや、お前、先に帰れ」
 「何で?一緒に」
 「あいつ等は、俺の知り合いだ」
 「え?」


8人の男たちはアキに近付くと、2人を囲むように陣取ってくる。
 「よう、久しぶりだな」
 「なんか息上がってねえか?」
 「ああ、走ってな」

まあ、この地上では浮遊率は0%だからな。
飛ぶ事は出来ないから、地上を走らざるを得ない。


コウタが割り込んでくる。
 「こいつに何か用か?」
 「貴様は引っ込んでな」

コウタは、こいつ等を威嚇しようとしているのか、そんな雰囲気だ。
 「コウタ、お前は帰れ」
 「嫌だっ」

言い出したら聞かないのは分かってる。だから、もう一言付け足してやる。
 「なら手は出すな。見てるだけだ。良いな?」
 「なんで…」
 「良いなっ」
分かったよ…、とボソッと呟くコウタを横目に、アキは一歩、前に出る。


お調子者が居るのか、2人がコウタの事を言ってくる。
 「へぇ、言う事を素直に聞くワンちゃんだな」
 「なあ、アキ。このワンちゃん、俺のペットにしてぇんだけど貰って良いか?」

だが、アキは無視して、ある人物の前に向かう。
 「用件は何だ?」
 「トップが引退したいそうだ。その後決めなんだけど、お前になって欲しくてな」
 「俺は足を洗ったんだ。俺には関係ない」
 「あれだけ可愛がられていたのに、そんな事を言うのか?」
 「お前がなれば良いだろ?」
 「ならさ、お前の手下に声掛けてくれないか?」
 「足を洗った俺の言葉に耳を向ける奴は居ねえだろ?」
 「それが居るんだよな。30数人も」

30数人…。
そんなにも、まだ俺の事を思ってるのだろうか…?


 「ところで、何で俺がここに居ると分かった?」
 「ん。髪をあげたクールな奴をライブで見た、と言う奴が居てな」
 「ライブ…?」
 「ああ」
アキは思い出した。
 「あー…、あの時か、たったの5分程だったんだけど…」


すると、違う声が割り込んできた。
後ろからだ。
 「お前を張ってたら絶対にアキと接触すると思ってたよ」


なっ!
後は壁のはずだ。
だから前に出たのに…。

後ろを取られたアキは、振り返った。












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何かが起こりそうね・・・

さあ、今回からはハロウィンにちなんだ話です。

『ヴィオレ・パルル』の男前二人 (13)

ライブ間近の最終練習日。

 「さあ、いよいよ数日後には本番だ。
今日は衣装着てするぞ」

OK!!

衣装を先に着てヘアメイクにフェイスメイクをする。
アキは元々紫が入ってるのでフェイスメイクをするだけだ。
他の3人はヘアメイクに時間がかかりそうだが、先にケンをやる。
なにしろ、こいつには骸骨模様の衣装のメイクがあるんだからな。

マサが丁寧に骨を描いていく。
 「ここは胸椎で腰椎、そして骨盤に尾骶骨……」
と、嬉しそうに描いていってる。
さすが医者だな。
俺には背骨やあばら骨ぐらいしか分からないや…。

挙句の果てには、黒Gパンの前部分のポケットには『心臓』、後ろポケットには『髑髏』と『リボンを掛けた骨2本』をそれぞれに描いてる。

髑髏模様がされているマスクを頭から被り、ヘアメイクをする。
ケンの骸骨が出来上がりだ。

当の本人は鏡を見て、ガックリと項垂れている。
お似合いですよ、ケン様。
ふんっだ、ざまあみろっ。
まあ、こいつは在宅ワーカーだから仕事に支障は無い。


マサは紫シャツの襟もとには紫をベースにしたグラデーションのスカーフを巻き、黒のマントを羽織っている。マントの裾は金銀で縁を彩り、カボチャや骨がぶら下がっている。
そして、カボチャマークをトップに付けてのペンダントを首に掛けている。
本当に、こいつはカッコ良いよな。


コウタはドラムという楽器のせいで見えにくいが前髪を立てたトップに十字架をくっ付けている。
紫シャツの襟もとには蝙蝠がぶら下がっているペンダントと紫色のチョーカー。
思わず笑ってしまった。


リーダーはボーカルというのもあり、前髪を立て、紫に金を挿しこんでいる。
可愛い系のルックスが凛々しく見える。
紫シャツに黒マントを羽織り、マントの裾はマサと同じく金銀で縁を彩り、数ヶ所に蝙蝠や骨がぶら下がっている。
襟元には十字架のペンダント。


え、俺?
俺は前髪をあげれば紫なので、そのまま撫で付ける。
紫シャツの襟もとには何もつける気は無かったのだけど、マスターがマントを羽織らせてくれる。
マサとリーダーと同じく、マントの裾は金銀で縁を彩り、ぶら下がりの物は拒否した。
そのせいで、チェーンネックレスを付ける羽目になった。


マスターも着替えていた。
オーソドックスなタキシードを身に付けたドラキュラ姿だ。
上質な上下に、マントも上質そうだ。
口角には牙を付けてる。
コンタクトを外したのか、紫なのか菫なのか、どちらにもとれる瞳の色。
ハットを被ると、ドラキュラの出来上がりだ。


集合写真と、個別に写真を撮り、それらを壁に貼り付けるらしい。

さあ、気分も新たにリハだ。



そんな日。
音が漏れることは無いのに、8人の人間が『violet perle』のドアの前に居た。
 「本当に、ここに居るのか?」
 「ああ、あいつの紫は絶対に間違えん」

 「5年か…」
 「約6年だな…」


だが、この連中は知らなかった。
ここのライブメンバーは、皆が皆、紫になっている事を。
そして、似たり寄ったりな体型とルックスの持ち主が3人居るという事も。












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今日は、メンバーが衣装着てのゲネなのね。
ふふっ、楽しみ~
でも、絵が描けないので想像するしかない( p_q)エ-ン

『ヴィオレ・パルル』の男前二人 (12)※R18!性描写有ります。18歳未満&抵抗ある方はスルーしてください※

※R18!※性描写有ります。18歳未満&抵抗ある方はスルーしてください。


今夜もアキはコウタと一緒に店を出た。
 「一緒に帰ろう」
 「別に一緒でなくても」
 「俺が一緒に帰りたいんだよ」

今日は自分のマンションに帰る。
絶対に通り過ぎないぞ。
コウタは俺のマンションに寄るつもりなのか、付いてくる。
部屋に入ると、コウタも入ってくる。
図々しいのにもほどがある。
ベースと手荷物を置き、洗面所へ顔と手を洗いに行く。
後ろからコウタの手が伸びてきて洗ってるので、洗い終わると手を拭いてやる。
サンキュ、と声がする。
と、同時に首筋にキスをされる。
 「ちょ」
 「お前ね、リーダーにやられてるんじゃないよ」
 「何もされてないよ?」
 「ウインクされて、真っ赤になってたのは誰だ?」

シャツ越しに胸の尖りを抓られる。
 「んっ」

コウタの手は俺のシャツの裾から入り、直に肌を触ってくる。
腹を触り、上へ、胸へと這わせて来る。
 「ふ…」

もう片手は俺のGパンのファスナーを下ろしベルトのバックルを外そうとしている。
 「や、やめ…」

耳元でコウタは囁いてくる。
 「欲しい…」

その声が甘く響く。

ぞくぞくっとなり、気が付くとベッドに横たわっていた。
 「コウタ?」
 「身体は素直なんだけどな…」
苦笑まじりな声で言ってくる。


1ヶ月ぶりのコウタを感じる日。
キスはさせない。
と言うか、俺の気持ちが身体に付いてないから、コウタもキスはしてこない。
してきても頬かおでこ止まりだ。
それでも良いと思っている。


 「あ…」
 「ん、1ヶ月ぶりだ。満足するまで抱いてやる」

 「こ、コウタ…」
 「俺の名前、そうやってずっと呼び続けろ」



 「あっ…!こ、こぅ……」
 「いいか、ねじ込むぞ」

 「っ…」
 「力、抜いて…」


 「ふっ…」
 「そう、その調子…」

 「あ…、あ、あぅ…」
 「ん…、アキ……」


普通ならさせない中出し。
それをコウタはしてくる。



俺は…。
俺が、族に居た頃は…。
「クール・パープル」と呼ばれていた。
他にも、「サド・パープル」と「マッチョ・パープル」の2人が居た。
その頂点に居たヨシさんは従弟には甘々なのに、他の人には冷たかった。

ヨシさんはルックスのせいか、よく男女ともにトラブルが絶えなかった。

俺とサドの2人は、野郎相手に馬乗りになってケツを掘ったりしていた。
俺はヤラれる側ではなく、ヤル側なんだよ。


コウタの愛撫は、あの頃の俺を思い出させてくれる。


そう、アキは再び燃焼してしまったのだ。












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あら?
まあ・・・・・・
アキって受けかと思ってたのに攻めな方なのね・・……(-。-) ボソッ

『ヴィオレ・パルル』の男前二人 (11)

新曲が3曲ある。
その3曲を入れて、計13曲とアンコール用に5曲。

職業柄、初見に強いアキは、それでも3人の音を聴いて、2テイク目にはサラッと合わせてくる。
コウタも音楽家のはしくれとして、2テイク目には自分の音を確固たるものにしている。

 「うん、やっぱり、この二人は凄いなー」とマサが。
 「同じ事を何回もしなくて済む」とリーダーが。
 「この2人は覚えが良いんだな…」と言うケンの声に、リーダーが睨み付ける。
 「だからと言って、今回の様な事は二度とするなよっ」
 「はいっ、ごめんなさい…」


休憩時に、新曲を練習してるとマスターの声がする。
 「はい、これが衣装ね」


え、衣装?
いつものでは無いのか?

リーダーが説明してくれる。
 「いつもの黒シャツ黒Gパンよりも、シャツの色を変えたんだ。紫にね」
 「紫っ?」
 「店も、violetってなってるしね」

次はマサだ。
 「で、皆して前髪あげて紫を挿そうってなったんだ」
 「は…?皆って、俺も…?」と、コウタは開いた口が塞がらないみたいだ。
 「なんで…」と、俺もまた唖然としていた。

するとリーダーが説明してくれる。
 「アキとマサのソロ対決あったでしょ?あの時、前髪あげてたでしょ?
あれ見て、カッコイイなーって思ってさ。俺が提案したんだ」
 「リーダーが…」
 「髪の生え際から10㎝ほどだけ染めても良いし、ポイント的に挿しても良い。紫色があると分かる程度にね」
ね、とリーダーはウインクしてくる。


アキは、リーダーの言葉とウインクにやられてるみたいだ。
 「い、良いですけど…、1つ条件が…」
 「うん、良いよ。何?」
 「ケンに…」
 「え、ケンに?」

 「は、俺?」

アキは言ってやる。
 「頭の上から足の先まで、紫一色にする事」
 「えー!なんで俺が?」
 「ライブや、今月の事を知らせてくれなかった罰」
 「だから、謝っただろ」
すかさずコウタも加わってくる。
 「ああ、それは良いな。どうせなら紫色の顔にして、本当に紫野郎にしようぜ」
 「なにコウタまで乗ってんだよっ」

するとマサが口を挟んでくる。
 「いや紫で無く、黒にしたらどうだ?」
 「ああ、そうだな。まだ黒の方が良い」
 「何、人の話を遮ってくれるんだよ。最後まで聞けよ」

そう言って、マサは言いだす。
 「紫色の頭にして、残りは黒一色。
んでもって、その黒に白と銀で、背中には背骨とあばらに腰骨。そして大腿骨…」
リーダーが口を挟んでくる。
 「ああ、骸骨か!良いな、それ。ハロウィンに最適だっ」
マサは嬉しそうだ。
 「でしょ、やろやろ」

ケンは泣き出しそうな顔だ。
 「えーー!!そんなの嫌だー!!!」


リーダーはアキに声を掛けてくる。
 「アキ、それでも良い?」
 「骸骨かあ…。うん、良いですよ」
 「決定だねー」

 「やだーーー!」

リーダーは今度はマサに声を掛ける。
 「マサ、来週は骨描き、よろしくね」
 「まっかせなさーい!」

一人嫌がるケンを残し、皆は衣装を決めていく。












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もう、リーダーの言葉とウインクにメロメロになっちゃってるアキですね
(*'ー'*)ふふっ♪

『ヴィオレ・パルル』の男前二人 (10)

※俺&リーダー※



その様子を見たリーダーは、マスターに何か言ってるのか。渋々と頷いたマスターに許可を貰ったのだろう、リーダーはアキに近付く。
 「アキ」

だが、リーダーの声は届いてない。
俺はコウタと言い合っている。
 「うるせぇっ。いい加減に離せっ」

その声に、二つの声が重なる。
 「アキッ」
 「アキ、こっち向いて」

その瞬間、俺はコウタの腕から、違う人物の腕の中に収まっていた。
とても柔らかな声が聞こえてくる。
 「アキ、ごめんね。俺がすれば良かったんだけど、既にケンに連絡係になってもらってたんだ。
だから連絡係のケンがメールしたんだ。
そのケンが人間違いして、全然知らない人に連絡したみたいで…。
本当にごめんね…」


こんな間近でリーダーの顔を見れるだなんて…。
しかも抱きしめられてるし…。
ああ、リーダー好き熱が再燃しそうだ。
俺、まだリーダーが好きだ。


 「アキ、聞いてる?」
 「は、はいっ、聞いてますっ」
 「ごめんね。ケンを怒ってやってね」
 「ケンを?」
 「ほら、やっぱり俺の言った事、耳に入ってないみたいだ…」

すると、リーダーは俺のおでこに自分のおでこをコツンとくっ付けてくる。
 「そうなんだ、ケンが一番悪いんだよ。
さっきコウタが言ってくれたが、斎藤アキヒロと福山コウタではなく、藤田アキヒロと山田コウタにメールしたんだって」
 「誰、その人…」
 「バンドメンバーのフルネームを間違えるだなんて、あり得ないよね?」
 「それって、コウタも知らなかったって事?」
 「そうだよ。さっき来た時にケンに噛み付いていたよ」

俺はリーダーに抱きしめられたままケンを睨み付けて言ってやる。
 「ケン、後で覚えてろよ」
俺の口調が喧嘩越しになったせいかビクついたケンは逃げようとしたが、コウタに掴まえられた。
 「俺とアキに土下座しないと許さねえからな」


リーダーは中々離してくれない。
まあ、俺的にはその方が嬉しいのだが。

 「あの、リーダー…」
 「で、月末がライブなんだ」
 「げ、月末?」
 「うん。もう練習時間は今日と来週だけなんだ。でね、新曲が3曲あるんだ。アキは初見でも大丈夫だと知ってるけど、コウタが心配でね」
 「俺は、いらない子では…」
 「それ言うと怒るよ」
 「気になって…」
 「だよね。ごめんね、リーダー失格だよね…」

そう言うと、リーダーは頬にキスをしてきた。
 「リー…」
 「ごめんね、という意味のだから」
 「リーダー、俺は大丈夫ですよ」
 「本当に?」
 「そりゃ、腹は立つけど、怒りを向けるのはリーダーでなくケンにだ。
それに、コウタもドラムで生活をしているので大丈夫ですよ」
 「そう言ってくれると嬉しいよ」
そう言って、リーダーはハグしてきた。


うわぁ…。
俺、もう死んでも良い。


俺に微笑みながら言ってたリーダーはケンの方を向くと、きっぱり言い切った。
 「ケン!お前のせいでこうなったんだからな。きちんとワビ入れな」
 「は、はいっ」


その後、ケンはコウタとアキに土下座をして、スマホの名前とアドレスを訂正した。



思わず溜息を吐いていた。
 「まったく…」
そんな俺にコウタは声を掛ける。
 「アキ、お前はあれで許せられるのか?」
 「うん」
 「なんで?」
 「あのさ、リーダーって温かくていい香りがしたんだ。すっごく落ち着けて、癒されるんだ…。
頬にだけど、キスされたし…」
その表情は見なくても分かるが、顔を見たくてコウタはアキの方をチラ見する。
本当に、柔かそうに蕩ける位の真っ赤な頬に、花が咲きそうな表情をしている。

そんなアキにビシッと言ってやろうと思ったコウタに、アキは言ってくる。

 「それに、知らなかったのは俺だけでなくコウタもだろ?」
 「ああ、そうだ」
 「俺一人だけなら許せないが、コウタも知らなかったんだから、まだ許せる」


それを聞いて溜息が出てしまったコウタだった。
 「ゲンキンな奴め…」












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大好きなリーダーに抱きしめられ、ドアップで囁かれるように言われるとは・・・
挙句の果てには頬にキスだからな(⌒o⌒)(^ )ちぅ
アキの気持ち分かるなあ~

『ヴィオレ・パルル』の男前二人 (9)

※俺とバンドメンバーの言い争い※


いよいよ来週はハロウィン。
お祭り好きなライブハウス『violet perle』(ヴィオレ・パルル)では、ハロウィンライブを演る。
だけど、そのライブ自体を認識してない人が2人居た。


店内は明かりが灯っているのに、臨時閉店になっている。

え、俺、何も知らんぞ。
ライブは無いのか?

開くのだろうか、不安に駆られドアを開ける。

カラン♪

と音がして、ドアは開く。
 
 「…はよー、皆、居る?」

すると、マサの元気一杯な声が聞こえてきた。
 「あ、来た来た」
 「どっち?」
 「コウタだよ」

マサの居る方に向かいながら声を掛ける。
 「なあ、今夜はライブ無いの?」
 「今夜はリハーサルだよ。って、知らないの?」
 「は?リハーサルって…、何それっ」

するとケンが呆れた声で応じる。
 「10月はハロウィン月だから、31日にライブするよ。毎週金曜の夜はリハーサルだからね。
ってメールした筈だ」
 「は?俺、何も知らんぞ」
 「なら、証拠見る?」
そう言ってケンは自分のスマホを取り出して何やらしている。
メールアプリを開いているのか。
それを見ながら言ってくる。
 「リーダーの中村アサミ、ドラムの上田コウタ、ギターの佐々木マサヒロ、ベースの藤田アキヒロ、って、おい、こらっ!返せっ」
何かが違うと思い、そのスマホを取り上げ中を見る。
案の定だ。
 「ケン、これ違う」
 「何がだ?」
 「俺の名前は福山コウタで、アキは斎藤アキヒロ」
 「え?」
 「お前、どこにメールしてんだよ。それに、俺のメアドのローマ字、『q』が『g』になってるし…。
山田コウタと藤田アキヒロって誰だよっ」
 「ニアミス…?」
 「してねえよっ」


リーダーが口を挟んでくる。
 「もしかして、アキのメアドも違ってるの?」

コウタは、自分のスマホを取り出しケンのスマホと見比べる。
 「ああ、違う。『h』が『j』になってる。」
 「だからアキも今月は来なかったのか…」
 「ま、今日は来るんじゃねえ?」


すると、噂すればなんとやらで、タイミングよくドアが開いた。
 「はよー…。ねえ、今日って休みなの?」
アキの声にマサが応じる。
 「今夜はリハーサルだよ」
 「リハーサル?何それっ」

ケンが、それに応じる。
 「10月はハロウィン月だから、31日にライブするよ。毎週金曜の夜はリハーサルだからね。
ってメールしたんだけど」
 「は?俺、何も知らない…」
アキはコウタを見て言ってくる。
 「コウタは知ってたの?」
 「ケンのメールした相手は、リーダーの中村アサミ、ドラムの上田コウタ、ギターの佐々木マサヒロ、ベースの藤田アキヒロ、の4人だ」
 「俺の名前が無い…」


 「そうか、俺は、いらない子なんだね…。今迄お世話になりました」
そう言うと、俺は回れ右して店を出ようとドアに向かう。
 「待てっ」
コウタは俺の腕を掴み、マサはケンに説教している。
 「ほら見ろっ!アキは繊細なんだからなっ。コウタの様に図太くないんだから。
先に謝るもんだろっ!」


俺はというと、コウタの手から逃げようとするのだが逃がしてくれないので腹が立ってきた。
 「離せよっ!」
 「いいから大人しく抱かれてろっ」
 「嫌だねっ。俺には何も知らせず、お前等でやってれば良いんだっ!」
 「アキッ!俺も知らなかったんだっ。さっき来てライブの事を知って驚いたんだ」
 「嘘つくなっ。お前は演技派だからな、騙されんぞっ」











halloween06_a.jpg


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さあ、いよいよライブに向けて始動だ!!
あれ、その前に喧嘩ですか・・・?

『ヴィオレ・パルル』の男前二人 (8)

※俺&コウタ※


 「うー…、腰痛い…、動けないー…」
 「ああ、やっと満足」
 「お前ねえ…」
 「でも、アキの心が手に入ってないから、その分は不満…」
 「俺は可愛いのが好きなんだ」
 「リーダーみたいなのか?」
 「そうだよ」
 「俺から見ると、アキも可愛いぞ」
 「何バカな事を言ってるんだっ」

コウタは言ってくる。
 「前髪垂らしてると、本当に可愛いんだよ。逆にあげると男前になってカッコよくなる」
 「前髪あげたくない」
 「なんで?」
 「言ったろ?族していた時の髪型になるって」

コウタは俺を抱き寄せ言ってくる。
 「ま、俺はどっちでも良いよ。こうやって側に居てくれるのならね」
 「俺、まだリーダーの事引きずってるんだけど?」
 「その内、俺で無いとダメだ、と言わせてやるよ」
 「えらく自信満々だな」

すると、コウタはハッキリと言ってきた。
 「お前は、俺の方を好きになる!」

思わず笑ってしまった。
 「あはははっ…。なにそれ、何時になるか分かんないよ?」
コウタは優しそうな表情になっている。
 「そうやって笑ってくれるからな。脈有りだと思ってる」

俺の唇を触り、なぞってくる。
 「コウタ…」
 「ここにキスしたいが、アキの心を俺の方に向けるのが先だな…」
 「お前って、本当に言う事は男前だよな…」
(俺が女だったら、その表情と言葉でくらくらしてる)

コウタは俺の髪をくしゃくしゃとしてくれる。
挙句の果てには、こう言ってきた。
 「俺の全部が男前なんだよ」


この自信満々な奴め。
俺、リーダーを諦めることが出来るのかな。
コウタは、こんな俺を待ってくれるみたいだし。

ま、いいや。
甘えちゃえ。



 「コウタ…」
今にも寝そうとしているアキは、とろんとした目付きで自分の名前を呼んでくる。
 「なに?」
 「俺…、お前の……が、…ほしぃ…」
 「えっ?」
 「ほら、早く…」
 「あ、ああ、待ってろ」


俺はアキの一物を握って扱いてやる。
アキの声が聞こえてくる。
 「な、何してんだよっ」
 「欲しいって言ったの誰だよっ」
 「言ったけどっ…」
 「だから、ここから…」
 「バカッ!俺が言ったのは、メシ!お前の手作りメシが欲しいって言ったんだっ」
 「手作りメシ…?」


コウタは俺を睨んでくるが、俺も睨み返してやる。
ふと思いつき、前髪をあげて睨んでやる。
 「はよ、メシ作らんかっ」
 「いいねー、その顔。うー、堪らんっ」

おでこにキスされた。
 「なっ!」
 「やっぱり、他の奴等には見せない方が良いな。俺だけにしてくれ」
 「分かったよ。とっととメシ作って、出来上がったら起こせっ」

はいはーい、とご機嫌な声が聞こえる。



コウタを好きになれるのかどうかは分からないが、身体の相性は良い。
今は無理でも、そう遠くないうちにコウタを好きになるだろう。
そんな気がする。












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 「自分のすべてが男前」
コウタの、その自信満々な言葉は何処から出てくるのかなあ?

『ヴィオレ・パルル』の男前二人 (7)※R18!!18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい※

※コウタと俺※R18!!18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい。



反省会が終わり、俺はコウタと一緒に連なって店を出る。
コウタは俺に声を掛けてくる。
 「で、何でマサの挑発に乗ったんだ?」
 「う…、だから、ごめんって……」
 「俺がヘアセットしてアドバイスしてやったから良かったものの…。
俺が居なかったら、お前、どうなってたのかねえ…」
 「い、言うなよっ」

なんか死ぬまで言われそうだ…。

そんな俺の呟きが聞こえたのだろう。
コウタは言ってくる。
 「俺は死んでも言ってやるからな」
 「えっ」
 「俺を振り回してくれた罰だ。しっかりと受けて貰うからな」
ニヤニヤしながら言ってくる。
 「分かったよ。コウタのお蔭で首が繋がってるんだ。感謝してるよ。何でもやる」
 「ほー、何でも、ね」

こいつの事だ。
どうせエッチさせろって事だろう。
 「それじゃ、今夜はエッチしまくる」
 「やっぱり?」
 「俺が満足するまでエッチしまくるからな。覚悟しとけよ」
 「はあ?」

こいつが満足するまで、って言ったのか?

ほら入るぞ、と腕を取られ部屋に入る。
ここって、どこだっけ…と思い部屋内を見る。
 「コウタ、ここって…?」
 「俺の部屋だ」
 「嘘っ!俺のマンション、いつの間に通り過ぎた……」

背中に背負っていたベースと手荷物は床に置かれている。
 「コウタ…」

こっち、と手を引っ張られ着いた先は脱衣所。
え、もしかしてシャワーを一緒に、というつもりか。


コウタに服を脱がされ、一緒にシャワーを浴びる。
そのうち石鹸を手に取ったコウタは泡立てて俺の身体を洗ってくる。
コウタの泡だらけの手が、俺の身体を洗ってるというよりも弄ってる。
 「ん…、や、じ、自分で」
 「俺が満足するまで、って言っただろ」


コウタは俺を太腿の上に座らせ、俺の背中から触りまくって洗ってくる。
胸の尖りを抓ったり、胸を揉んだりしてくる。そのうち腹を触り、脚に、下半身へと手を伸ばしてくる。コウタの手は、俺の一物を握り扱いてくる。
 「あ、や…」

シャワーで濡れた前髪をあげられ、視界がくっきりとなる。
コウタのゴックン…という音が、声が耳元で聞こえてくる。
 「いいねぇ、この男前の顔…」

 「う…、ふぅ…」
 「もっと乱れさせてやる」

 「あ、だ、だめっ…」
 「ん、ココが良いんだろ」

 「ちがっ…、あ、」
 「ん、お前の身体、感度良好だよな」

 「や、ぁっ…」
 「ふ…」

 「ん、ふ、ふかぃ…」
 「あぅ……」

 「こ、こ、ぅた……」
 「ああぁ……」


 「あぅっ…!」
 「んんっ……」


風呂場で掘られイッた俺は、その後ベッドへと連れて行かれた。
ああ、今度はベッドでもヤルのか。
身体もつかなぁ…。












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R18です!
18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい。

コウタが満足するまでエッチ三昧(´∀`*)ウフフ
アキは体力もつのでしょうか…?

『ヴィオレ・パルル』の男前二人 (6)

リーダーは俺に笑顔を向けて言ってくる。
 「アキの勝ちだね。でも、そうやって前髪をあげてると別人になるね」
 「え、そうかな?」
 「うん。コウタと並ぶ男前だよ」
 「コウタより俺の方が男前だよ、と言って欲しかったな」

そう言うと、誰かに殴られた。
 「ってぇなぁ…」
 「俺の方が男前度は上だよ」
コウタだ。
しかもニヤついてる。
 「で、あのウインクと投げキッスは誰に向かってしたんだ?」
コウタを睨み付けながら言い返してやる。
 「客に決まってるだろ。誰が、お前に向かってするものかっ」

で、前髪下ろすと言って、手櫛で前髪のセットを解す。
 「あーーっ!」
いきなりの大声で驚いた。
 「な、なんだよ、急に」
 「もったいねー…、これから本番なのに」
 「あのねえ、ベースが目立ってどうするの?」

今度はリーダーが言ってくる。
 「目立って良いと思うよ」
 「リーダーまで…」
挙句の果てには、こう言ってくる。
 「これで、俺以外は皆が男前だという事だね」


 「ところで、ケンは?」
 「そういえば、大人しいよね…」


キーボードのケンはマスターと何やらゴソゴソとしている。
 「ほい、セッティング終了~」

何のセッティングだと思って見てたら、ステージの方からヤジとか悲鳴が上がっている。
 「マサー、カッコイイ―」
 「マサのソロだー」


え、もしかして、それは…、さっきの映像なのか?
え、という事は…。
 「ケン、マスター、消してっ!」
 「ちょっと二人とも勝手に流さないでよねっ」
思惑は違うが、俺とマサは叫んでいた。

だけど、俺は思い付いたので言ってやる。
 「このマサの映像が終わったら、次にコウタがドラムのソロやって。
で、その後にケンのソロね。で、最後にリーダーのソロでよろしく」

 「で、アキは?」と、リーダーが。
 「もしかしてリーダーの後か?」と、コウタが。
 「目立つぞー」と、ケンが言ってきたので、その3人に返してやる。
 「俺はしないよ。決まってるでしょ」
皆がジッと見つめてくるので、仕方なく降参を示した。
 「分かったよ、分かりました。ケンの後でやれば良いんでしょっ」

マサは文句を言ってくる。
 「俺のソロは?」
 「映像で流れただろ」
 「やだなー…、あ、それならコウタの後でやる」

リーダーがすかさず締めてくる。
 「ドラムにギター、キーボードにベース、最後に俺か。
うん、良いね。それでいこうっ」



マサの映像が終わる前にコウタがドラムに座る。
段々と映像のボリュームが下ろされ、ドラムがソロを叩く。
その間にマサがギターを持ちスタンバイしてソロを。
そしてケンがスタンバイしキーボードでソロを。
俺もスタンバイしベースでソロを。
リーダーはエレキを掻き鳴らしながらステージへ上がってくる。


今迄は、こういうのはしなかったから新鮮だ。

そして、ドラムがカウントを取る。
 「ワン…、ツー…、ワン、ツー、1.2.3.4ーッ!」





3時間後、ライブが終わり反省会をする。
 「良いかい、アキとマサ。お前等は、本当に気が短いんだから。
もう、こんなバカげた喧嘩はするなよ」
そのリーダーの言葉に返す。
 「はい、ごめんなさい」


コウタが口を挟んでくる。
 「俺、途中からだから良く分からないんだけど。原因って何?」
その問いに答えたのはケンだ。
 「マサとアキ。どっちがファンが多いか、その言い合いだったんだ」
 「はあ?なにそれっ…」
リーダーが笑いながら応じてる。
 「二人とも変にプライド高いから、ならどっちが盛り上がるか対決だ!ってなって。
挙句の果てには、盛り上がりの少ない方がメンバー辞める、という事になったんだ」
 「なっ……」


 「で、どっちが少なかったっけ?ここを辞めるの?」
2人とも黙っている。
ので、リーダーは、もう一度聞いてくる。
 「ねえ、マサ。ここを辞めるの?」


コウタの呟きが聞こえてくる。
 「あほらし…、ガキの喧嘩かよ」












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まあ、この二人の職業柄、プライドの塊ですけどね。。。
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