BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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Trick or Treat !! 後半(8)※今日はハロウィン※

友明は思い出しながら観ていた。


 《回想》
色々な恰好に身を包んだ子供達や大人達も敷地内を歩き回る。
しかし、博人さんは何処なんだろう?
ジュンなんて、ほんとに可愛いものだ。
いや、カッコ可愛いと言った方がいいのか?
時間が来るまでボスは見て回っていた。
そして、ファッションショーのアナウンスをしてから、本宅へ戻り自分の支度をしていた。
なにしろ、あの格好は時間が掛かるからな。
三面鏡を覗きながら、マスクも被っては出来上がりだ。


さあ、いよいよファッションショーの始まりだ。

先ず、最初はキッズの部。
子供は40数人ほどエントリーしていては男子と女子が半々だ。
子供はどんな格好をしていても可愛い。
エントリーNoをアナウンスされては、スキップしながらステージ上を歩き回る。
各々が一言ずつを発表していく。
ポリスマンの衣装に身を包んでるジュンの番だ。
 「エントリーNo.28。ジュンです。大きくなったら、可愛い女の子と結婚したいです」

(それかよ…)
苦笑しながらでも、友明は思っていた。
そうだな、お前なら可愛い女の子と結婚できるだろうな。

皆が終わり、集合写真を撮って貰っては、キッズの部は終わった。


さあ、いよいよ大人の出番だ。

すると、大人の部のNo.1の人がステージ上に上がった。
カッコイイな…、神父だ。
ステージの一番前に立ち、マイクを手に取る。
 「No.1。昼間は神への祈りを捧げる神父。そして・・・」
神父の衣装の裾から両腕を上げると、衣装の上衣がコートに早変わりしてはハットを被ってる。
 「夜は女の血を啜るヴァンパイアッ」

あの時は驚いたものだ。この声の持ち主が、博人さんが神父だなんて…。
神父の言葉は、いや低音ボイスのヴァンパイアの声は続く。
 「今宵は、どこの女を選ぼうか…」

女性の声が響いていた。
 「キャーーーー!」
 「素敵、素敵」
 「吸われたい…」

そして、数人が同じように一言ずつ言っては、今度はヨウイチだな。
 「No.7。私は怪盗ゾロ。これから、何かを盗みに行きたい。だけど、可愛いポリスマンが沢山いるので出来ないやー」
アナウンスの声がする。
 「さあ、小さなポリスマン達。怪盗ゾロを捕まえるんだっ」
即、子供達の声が応じる。
 「オオー!待て待て、捕まえてやるっ」
 「そんなに簡単には捕まらないよ。それじゃなっ」
そう言って、怪盗ゾロの衣装に身を包んだヨウイチはジャンプして、ステージ上から100mほど離れた地点に飛び降りた。

次はデビルマンだ。
 「No.8。デビルマンを知ってるかな?悪い奴を懲らしめるんだよ。さっきの怪盗ゾロをやっつけて欲しいかい?」
この声は、カズキだ。
子供の声が直ぐに応じる。
 「うん、やっつけてー」
 「お言葉に応えて…。待てー、怪盗ゾロッ」
デビルマンに扮したカズキは、怪盗ゾロを追う様にステージからジャンプしては前方空中回転をしてはスチャッとゾロの手前に降りては捕まえていた。
おおー!
と、拍手を貰っては、デビルマンは嬉しそうに手を振っている。


また数人ほど一言ずつ言っては、今度はNo.16だ。
 「No.16。ウルフマン登場っ!満月には、フルパワーとなっては己の力が漲ってくる。」
ガオッー!
と雄叫びを上げると、誰かを目掛けては客席に入って行く。
誰に、何をするつもりなんだ…。
その誰かの声がする。
 「うわっ・・。え、もしかしてジョン?」
 「分からなかった?私の勝ちだね。約束通り、今夜の夕食はレイが作ってね」
え…、ジョンって、あのジョン?
シンガポールでは、クールな感じを見受けさせてた、あのジョンなのか?

ファッションショーは続く。
 「No.22。バットマン登場。だが、悪い奴は居ないみたいなので、これにて」
そう言って、バットマンに身を扮したマサは、ステージからジャンプしては近場にある木に飛び移り、枝に足を引っかけては逆さになっては蝙蝠になった。
笑い声がする。
マサ、子供には受けてるよ。

今度はタカだ。
 「No.23。正義の味方スーパーマン。困ってる人を助けるのが、私の仕事だ。困ってる人は居ないかね?…居ないみたいだね。平和なのが一番だ」
スーパーマンの衣装を脱いでる?
うわっ…、と思いきや、衣装の下には白衣を着て聴診器を首に掛けている。
 「普段は、こういう服装なんだよ」
と言って、ステージの裾に戻って行った。
 「へー、そうなんだー」
 「ドクターも困ってる人を助けるよねー」等と納得してる声がするが・・・。
いや、ダサい眼鏡を掛けた新聞記者じゃなかったか?

もう少しで、私の番がくるので裾で待機をしていた。
女性の声が響いてくる。
 「素敵~、王子様だわ」
 「そのケープを脱いでほしい…」
マイクから聞こえてくる、この声は・・・。
 「No.31。サハラに居を構える、夢うつつの一時を」
この声はワン?見てみたいと思い、ステージの裾から覗こうとしてると、ジュンヤから注意を受けては、教えてくれたっけ。
 「ワンの恰好は、アラブ風の砂漠の王子だよ。そういう所から覗かない様にっ」
いや、見たいんだってば…。見させてくれなかったけど……。
で、今観てるのだけど、さすが香港マフィアのジュニア。
雰囲気もあってるし貫禄が漂ってるね。


次々と順番が迫ってくる。
 「さあ、次だからね。曲を変えるから、それまで中央口の方で待ってて」と言われては、ステージの二つある一つの入り口に足を向けたものだ。
ステージの後方にあるカーテンの後ろに立つと、曲が変わるのを待ってるとジュンヤからGOサインを貰い、歩き出す。
そう、映画では御馴染みのテーマ曲だ。
世代なのだろうと思える大人達からの反応が凄く良い。

ステージの一番前に立ちマイクを渡されると、呼吸音を2度出しては腕を広げる。
 「No.37。皆のフォースを感じる。もっとフォースに身を委ねるんだ」
呼吸音を2度3度と出す時はマイクを近づける。
そして。次の言葉を言う。
 「私はダース・ベイダー。今日は皆と一緒に楽しもう」
だが、邪魔をする奴は許さないっ。
そう言って、ライトセーバーを起動させては帝国軍の兵士に扮しているパイロットやスペアマン達と格闘しては裾に引っこんで行く。
裾に引っこみ、そこでもう一度。
 「この世は楽しい事が沢山ある。皆も楽しむんだぞ」
そして、再び呼吸音を出しては完全に裾から降りた。

そして、音楽は次の人の曲に変わった。
裾から降り際、ユタカの呟きが聞こえたものだ。
 「たしか、私の前は友だった……」
その次は、真っ赤な衣装に身を包んだユタカだった。

 「No.38。皆は、私をこう呼ぶ。スパイダーマン、と。だが、私はあのスパイダーマンとは違う。
なにしろ、偽物だからだ。」
そう言って、そのスパイダーマンは木に向かって糸なのか何かを手から出しては飛び移っては地上に目を向ける。
 「本物はどうなのか知らないが、私は楽しい事が好きだ」
そう言って、スパイダーマンに扮したユタカは、建物の屋根に飛び上がっては何処かに消えていった。


エドは『私の辞書には不可能と言う言葉は無い』という名言を残した人物に変装しては、ファッションショー参加者に参加賞としてお菓子を。
子供達には別に御菓子を渡していた。


最後には、ジュンヤ率いるファッション店のスタッフがステージに現れる。
アップテンポの曲にリズミカルに足を運ばせながら、ステージ上を歩き回る。
各々がなりたい衣装に身を包んでは、マスクをしてる者は外してはウインクをしたり、投げキッスをしたりと楽しんでいる。
ジュンヤはカードジョーカーに身を扮してはトリを飾ってる。
 「ハロー!皆、楽しんでいただけたでしょうか?
子供46人、大人63人の計109人の参加者でした。
女性も、男性もお疲れ様でした。
12時から15時までの3時間でしたが、皆、しんどくない?
忘れ物は無いですか?
お子さんに、ファッションショー参加者の方、御菓子は頂いたでしょうか?
写真も忘れず撮って貰えましたか?
仮装の衣装の件ですが、当店をご利用頂きありがとうございました。
チャオッ!」

物の見事にウインクを決めたジュンヤに対して、男女構わずの黄色い声が響いてる。
 「キャーーーーーーー」
 「素敵、素敵っ」


さすが元モデルだけあって、ステージ慣れしてるジュンヤだった。


その後、仕事に戻っていたヨウイチを呼んでは、大学時代の仲間集合として集合写真を撮ってたのも映っている。
撮ったら、直ぐに店に戻って行ったが、明日からのリニューアルに備えて忙しいみたいだ。

入院患者や通院患者限定の紅茶クッキーが買えると思った人が多数居たが、茶の木を増やしての生産中の為、購入不可というPOPを見ながら他のクッキーを買ってるのも映ってる。
こんなにも紅茶クッキーを目当てに来られる人が大勢居たとは思いもしなかったな。
各々の部門での売り上げも上々で、来年からもハロウィンやろうかな♪






trick_or_treat_05.jpg




☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
Happy Halloween !!


今日はハロウィンディ。
さあ、ファッションショーの開始だよ♪

子供も大人も、おいでませ~

んでもって、ボスである友明が扮した衣装はダースベイダー卿。
スター・ウォーズの最新映画は、今年の12月18日(金)に劇場公開です。
ただ、スター・ウォーズが大好きで大ファンな私です。


そして、次話は最終話です。




※※※

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Trick or Treat !! 後半(7)

ルンルン気分で気持ち良く目が覚めたジュン。
昨日の余韻に浸る事も無く、今日も元気に過ごそうと意気込んでる。

ジュンが目を覚ますと、普通ならダディとヒロは寝てるが、今朝は違っていた。
二人とも起きてる。
起きてはキッチンで何やらしてるみたいだ。
 「ダディ、ヒロ。モーニンッ」
 「ああ、おはよ」
ヒロは返してくれるが、ダディからは返事が無い。
 「ヒロ、ダディは何してるの?」
すると、ヒロはしー…と人差し指を口に当ててる。

なんだろ?
暫らくすると、ダディの声がしてきた。
 「出来たっ!完成だっ」

嬉しそうな表情で、ダディはその完成品をテーブルの上に置いてくれる。
 「わあっ!凄いねぇ~」
 「一日遅れだけどな…」
 「でも、嬉しいっ」

それは、お化けの顔にした南瓜だった。
その南瓜には目玉をくり抜いては、ギザギザに切り抜かれた口に、鼻の位置にあるトマト。
大中小と3つあり、3つ共に蝋燭が置かれてある。
少しだけ、と言ってはカーテンを閉めては蝋燭に火を灯す。

大きなお化け南瓜には黒いハットを被せては、中ぐらいのお化け南瓜には鬘を被せ、小さいお化け南瓜には何も被せない。

薄暗いダイニングには蝋燭の灯がゆらゆらと揺れてる。


halloween03.jpg


ふふっ。
思わずニマニマしてしまう友明とジュンの父子。

その二人の様子を見ては博人は心中穏やかでは無かった。
やはり、この二人は親子だ。
行動や仕草が似ている。




何かを思い付いたのだろう、博人が言ってくる。
 「そういえば、録画してただろう」
 「ああ、仮装ファッションショーね」
 「そうそれ」
 「僕も観てみたいなー」
 「ああ、良いよ。待ってろ、持ってくるから」
 「それなら、朝食を食べながら観るか。ジュンはジュースで良いよな?」
 「うん♪」
最近は、ヒロのジュースは果物ジュースになっている。
この間までは野菜ジュースで苦味があったのだが、果物ジュースにすると苦味も無く美味しい。
ヒロも野菜ジュースより果物ジュースの方が簡単に出来るので、ハマってるみたいだ。


録画したビデオテープが回される。
最初のうちは、色々な場面が映り声も聞こえてくる。
テロップは流れないが・・・。
お祭り好きな連中が集まり企画したハロウィンパーティ。

ヨウイチは、ラーメン屋の仕込みを終えては、エントリーを済ませては支度をしている。
マサは、ボス命令とドン命令を併せて令を下して来るオーストラリア・ドンに溜息を吐いては、クリニックとGPの敷地内の警備を強化する為スタッフと共に巡回している。
後30分という時に、スタッフから声を掛けられた。
 「ボス、こっちはスタンバイOKです。エントリーされるのでしょう?行ってらっしゃい」
 「エントリーなんて・・・」
 「楽しみにしてますね~」
笑顔でエントリー会場に付いて来られてしまったマサは、エントリーする羽目になってしまった。

タカとカズキは、アメリカに居た時はハロウィンを楽しんでいたので朝から浮き浮きしてる。
ワンとエドも、楽しそうにエントリーしている。
ユタカは、コンピュータ会社のスタッフには休日を与えていた。皆にも楽しんで貰いたいという気持ちがあり、フィルが仮装して来るので任せられる。ノーギャラでも良いとフィルは言ってたからな。
それに大人数でやるよりも、やり手が1人居るだけで良い。まあ、絶対にフィル当人には言わないけどな…。言うと、あいつは調子に乗るから。


各々がエントリーを済ませては、エントリーナンバーのカードを衣装にピンで留めていく子供達や大人達。まだ着替えてない人には、着替えたら留めるようにと言いながら渡していく。
ボスであるトモはエントリーの状況を確認しているのであろう、ビデオに映ってる。
 「ほー…、11時になってないのに結構な人数がエントリーしたんだな」

ファッションショーに必要な事柄は、ジュンヤが一番知ってるので任せていた。
なにしろ、ファッションモデルだったのだから。
ジュンヤはスタッフ4人と共にテキパキと動いてる。
ショーのステージの組み立ては、この日の為に雇ったバイトとパイロットとスペアマンにやらせては、照明やBGM等をしていく。
ジュンヤ達スタッフは子供達にステージ上での歩き方等を教えている。

さあ、あと少しで開催だ。
どうやって知らせるかな…。
何かを閃いたのだろう、ボスは本宅に戻ってるのも映ってる。


パンパカパーン!パンパンパンパーン・・・!

トランペットで音を出しては、開催のアナウンスをする。
 「ハロー!皆さん御機嫌よう。この度は、当クリニック主催のハロウィンパーティにようこそ。
それでは、ファッションショーが始まるまでの1時間、ランチにスナックにとお楽しみください。
ファッションショーのエントリーは11時30分までです。
それでは、ファッションショーが始まる10分前に、もう一度アナウンスしますね」

子供たちの声が聞こえてくる。
 「OK !」





trick_or_Treat_04.jpg





☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
ジュンの行動や仕草は、父親である友明そっくり。
博人は、ジュンの言動にやきもき・・・。

さあ、いよいよ次話はハロウィンです!!




※※※

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Trick or Treat !! 後半(6)※ウィル&アーノルド※R18!性描写あります。18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい

※ウィル&アーノルド※ R18!!性描写有ります。18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい。


女装した自分の上司であり恋人でもあるボスに抱きしめられては固まってしまったウィルは、耳元で囁かれては自分の失態に気が付いた。
 「ウィルのその姿、男らしくてカッコイイ…」
 「ば、馬鹿ッ・・」

帰るか…と呟いては、自分達の家に帰る事にした。
 「あ、あのさ…。なんで女装なの?」
 「女に憧れていたからな」
 「ふーん・・・。で、離れてくれない?歩きにくいったらありゃしない」
 「酷いわっ。それに男女ペアだと疑われないでしょ?」
 「まあ、今日はハロウィンで誰も見ないとは思うけど・・」
そう言って、ウィルは恋人の手を握ってきた。
 「ウィル…」
 「たまには、こうやって歩くのも良いだろ」
 「嬉しい……」
 「これぐらいで泣くなっ」


家に帰りついたら、女装している恋人が荷物を持ってるのに気が付いたウィルは聞いてみた。
 「それ何が入ってるの?」
 「服だよ」
 「何の?」
 「私服。あっちで着替えたからね」
な!
そう思うと、殴っていた。
 「バカ野郎っ!それなら着替えてから帰れば良かったんだっ」
 「だって、誰が手を握ってくれたんだ?それが嬉しくって」
 「バカッ」
 「あ、ウィル、脱ぐのを手伝ってくれ」
 「ああ?」
 「一人だと無理なんだよ。ね、ね?」
ったく、仕方ないな…と呟きながら、ウィルは脱ぐのを手伝っていた。
 
カツラを取ると、見慣れた恋人のヘアスタイルが目に飛び込んできた。
だが、顔は化粧したままだ。
何か無いかと考えてはアーノルドが持っていた袋の中を覗いてると、化粧ポーチが入ってる。
ポーチを開けて見ると小瓶が二瓶と、可愛らしい四角い箱が入ってる。
それには、こう書かれてあった。
クレンジングオイル(化粧落とし専用オイル)、ソープ(化粧落とした後に使う)、お茶エキス入り化粧水(ソープを使った後に、これで肌のキメを整わせる)。
それらの使用説明書も付いてる。
made inはクリニックの研究所となっている。なるほど、宣伝を兼ねての3品か。
有難く使わせて貰おうと思って、ウィルはそれらを使う為、アーノルドの着替えを手伝った。
筋肉質の体にはコルセットがギュウギュウ詰めに巻かれており、そのコルセットを外すフックは背中側にある。なるほど、一人では着替えは無理だな。コルセットを外しながら、ウィルは違う事を思っていた。
最近は何時ヤッタかな、なんて事を思っていた。
コルセットが床に落ちると、背中が露わになっては筋肉質の筋肉がプルンッと元通りになる。
その背中にウィルは唇を押し付ける。
ビクッと、アーノルドの身体が揺れたのが分かった。
 「ウィ・・ル?」
 「アール、風呂に行くぞ」
 「え、アールって、まさか…」
 「そのまさか、だ」
 「まだ化粧落としてないんだけど」
 「化粧落としのビンが入ってるから、風呂で落としてやる」
 「ん…」

ウィルは、真っ赤になってるだろう恋人と共に風呂場に向かった。
手には、化粧ポーチを持って。


シャワーブースに入ったウィルは、先ずはオイルを恋人アーノルドの顔に塗りたくっていたら、その内に指の肌を擦る感覚が滑らかに滑る感じになってくる。そして、その顔をお湯で洗い流す。
その次はソープで顔を洗う。
ソープぐらいなら自分で出来るだろうと思ったウィルは、洗顔は自分でやれと言っては、自分もオイルで薄化粧を落としていき、ソープを使わせて貰う。
アーノルドがなにやら嬉しそうに言ってくる。
 「ふふっ…。肌がツルツル状態だ」
 「ほんとだね、私も同じだよ」
 
久しぶりにお湯を張ったバスに浸かっては、二人してのんびりしていた。
その内に、アーノルドは言ってくる。
 「こうやって一緒に浸かってると今でも思い出すよ。ウィルと初めて会った時の事を」
 「あの時は、まさかイタリア軍隊の隊長だとは思わなかったよ」
 「偽名を使ってたからな」
 「それもそうだけど…、あそこは私有地だよ。それにこの腹の傷、治らないね……。」
あのクソジュニアめ、本当に容赦ないんだからな。まあ、私有地に入ってくるアーノルドが悪いのだけどね…。
そう言って、ウィルはアーノルドの腹の古傷にキスをする。
アーノルドはウィルを抱きしめては、呟く様に言ってくる。
 「あの頃は、誰しもが自分の故郷に帰っては70人ほど居たのが、10人になったからな。
あの男は…、少ないと言っては、他国の子供しか入れさせなかったのに、遂には自国の子供を隊に入れさせていた。もう、あんな思いはたくさんだ。
子供にとっては、隊だなんて厳しい……。
それを、脱出しては成功した者が居た。だからこそ、皆が希望を持ったんだ。
だけど、イタリアが自国の人間にすれば、脱出なんて出来ない。
ウィル。
私は未だに忘れることが出来ないんだ。今でも、あの人を見ると昔を思い出しては、恨んでしまう自分が居るんだ。どうして抜け出したのか、どうして私には、何も言ってくれなかったのか…。
ウィル、忘れさせてくれ・・・」
 「それは誰?殺しても良いのなら」
 「殺さないでくれ。矛盾してるとは思うが、あの時の辛い気持ちがあるからこそ、ウィルと出会ったんだよ。それに、あいつは強いし、反対にウィルが殺されてしまう。それだけは嫌だ…」
 「アーノルド、その人の名前を教えて」
 「どうして?」
 「どんな人なのか知りたい」
 「そいつを見たら、ウィルは私から遠ざかってしまう。そんな気がする」
 「それじゃ、縛ってくれればいい。私は離れないから、貴方だからこそ好きになったんだよ」
そう言うと、ウィルはアーノルドの身体に唇を這わせていく。

ウィルの唇が、アーノルドの肌に吸い付いては痕を付けては段々と下半身に向かってる。
その感覚に身を任せては、アーノルドはウィルの付けてくれた痕を指でなぞっていく。
 「ふ、ふ・・・」

ブルッと身体を振るわせてしまう。
ウィルは気が付いて言ってくる。
 「ごめん、寒いよね」
 「湯も冷めるからな」
 「ベッドに行こうか」
 「ああ」
と言っては、アーノルドは両腕をウィルの首に回してくる。
ウィルは、そんなアーノルドを見て、くすくすっと笑いながら言ってくる。
 「ちょっと待って。タオル取ってくる」

タオルでアーノルドの身体に付いてる滴を軽く拭き取ると、自分も身体を拭いては、そのタオルでアーノルドを包んでは横抱きにしてはベッドに連れて行く。
そんなウィルに、アーノルドは言う。
 「結構、重さがあると思うんだけど、軽々と担いでくれるよな」
 「コツがあるんですよ」
 「なんか嫌だな…」


ベッドに連れて行かれては、久しぶりにエッチタイムだ。
ウィルの手が唇が、アーノルドの身体に這わせては、所々に痕を付けていく。
アーノルドは思っていた。
銃しか持った事がなく人殺しをしていたこの手が、人間の温もりに触れた時の衝撃は忘れる事は出来ない。
あんな思いはもうしたくない。
ウィル、お前のお蔭で忘れることが出来るんだ。
今は、お前が欲しい。
もっと強く熱く抱いてくれ、求めてくれ。
 「ん、ん、んんっ・・・」

 「ふ、ウィ・ル・・」

 「アール・・・、中に出したい」
 「きて…」

 「あああっ・・・・」
数瞬ほど遅れて、ウィルのが自分の中に放たれた。
 「早かったね・・」
 「御無沙汰だったからな…」
自分の中に入ってるウィルのモノが直ぐに固く膨らんでるのが分かる。
 「アール・・・、もう一度」
 「ん、今度は味わってくれ」
 「そうさせて貰う」


二回戦目に突入だ。
ウィルはキスをしてきては舌を絡ませるのに、口内にずけずけと挿し込んでくる。
 「ん、ん、ん…」
 「アール・・・」

唇が離れると、ウィルの唇は項から胸へ、腹部へ、脇へ、身を屈ませてはアーノルドのへそ辺りを舐め回してくれる。
ウィルは味わってくれてるのか、しつこく舐めてくる。
そのうちに、ウィルのモノが中を擦ってくる。
優しかったのが、段々と激しく中を突いてくる。
 「アール…、アール…、アール…」
 「く、っ・・、ぅ、ぅふっ・・・・・」
 「アー・・ル・・・・」
 「ふ、ふ、あぅっ!」

 「あ、あ、やっ、めぇ・・、そこ・・・」
 「アー・・ル・・・・」

 「あ、あ、っ……」
 「アー…、ルッ」


 「ウィル、気持ちいい・・・」
 「ああ、締め過ぎ…」
 「眠い・・・」
 「ん、同じく・・」
そう言って、ウィルは直ぐに寝てしまった。
ウィルのモノが私の中に入ったままなのだが、まあ良いや。



声を掛けると目を覚ましては起きるだろうウィルには、何も言う事は出来ない。
あの人の名前はグズだと、それだけしか知らなかった。だが、ある時に気が付いた。
そのグズは、イタリア王妃の子供だと。
その子供が、王子が隊に居ただなんて知られたら大事だ。
だが、あの男は私に、こう言ってきた。
 「お前は、ここの子供隊のカピターノだ。分かってるか?お前はカピターノだ、隊長なんだ。
あのイタリアのクソガキを捕まえることが出来たら除隊させてやる」と。
だが、あの男はそれ以上の詳しい事は知らなかったみたいだ。
イタリア国内を中心に、それこそ土の中、川の中までも探させられた。
その川の中で、ウィルと出会った。
それに・・・。
自分がボスをしている病院で久しぶりに会っては、グズとは言えず、『グスターヴォ・ヴォルドゥー』と、わざと呼んだのに、あの人は表情も口調も変える事は無く ハイタッチに応じてくれた。
どうして、また姿を現したのだろうか…。
それに、ウィル。
お前は、あいつには勝てない。
なにしろ、あいつは、グズは隊では成人を含めた隊員一の強い奴だったのだから。
人懐っこい笑顔だけど、あいつは醒め切った心の持ち主だ。
簡単に人を殺すことが出来る。
それに、お前は王子と呼んでは慕ってる人間を殺すことが出来るのか?
殺して欲しくは無い。


今日のハロウィンパーティは楽しかったよ。
お前の驚く顔も見れたし。
アーノルドはウィルの長髪に手を挟み込んでは持ち上げ、その髪にキスをしては瞼を閉じた。






trick_or_treat_03.jpg



☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
今回は、元側付であるウィルの話です。

18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい。

初めてのイチャイチャ&エッチシーンです。
この二人は恋人なのに、今迄はイチャイチャは出てこなかった・・、いや、ネタが煮詰まってはプロットが出てこなかったキャラ達です。
ここで、少しばかりキャラ紹介を。
ウィル=ドイツにあるフォン・パトリッシュの元側付
アーノルド=元イタリア軍隊の子供隊カピターノ

出会いは、本文をご参考にw
そして、この二人はパースでビジネスパートナーでもある。
それは、こちらにて⇒あなたの体温(ぬくもり)は温かいの真ん中あたりから登場します。




※※※

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Trick or Treat !! 後半(5)※レイ&ジョン※R18!性描写有ります。18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい

※レイ&ジョン※R18!!18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい。


誰かがステージに上がって閉めの挨拶をした、その後。

マスクを外した中の人が顔を出してくると、トモだった。
トモとジュンの会話が聞こえてくる。
 「ああ…、変声器で声が変わっていたからな」
 「良かったぁー。ダディは家で寝てるのかと思ったよぉ・・・」
はいはい、泣くなよ。寝ては無いよ、こういう日は起きてるよ。

 「まさか、トモが…」と、レイが呟いてる。
続いてエドワール様の声も。
 「トモの声じゃなかったから、誰なのだろうと思ってたんだよ…」と。

他にも色々と言われてらしいが、トモは応じている。
 「だって、当日の楽しみではなくなるでしょ?」

なるほど、確かにそうだな。
ジョンは、途中からフィルとウィルとミハエルに気が付いては一緒に居た。
4人で記念撮影しては、ランチもしてはとゆっくりとしていた。

 「しかし、ジョンがファッションショーに参加していたとはね…」
 「だって、2週間もあれば十分に準備出来るからね」

ヴァンパイア姿に扮したフィルは、カッコ良かった。
まだドイツに居た頃、他の19人が揃いも揃ってヴァンパイアになっては、それを見ていた小さかった私は怖がっては泣いてばかりいた。
その時だけではないが、いつも泣いていたのを思い出す。

パイレーツ姿に扮したウィルは、長髪を垂らしては左右のもみあげを編み込んでは髪飾りを付けており、長剣を腰にぶら下げては海の男だ、というのを強調しているのが分かる。

忍者に扮したミハエルは、なんとなく似合ってそうだ。
黒一色の装束で、背には長剣、腰には短剣に手裏剣を入れてる袋を身に付けてる。

4人共バラバラだが、レイが嬉しそうに写真を撮ってくれては、それを焼き増ししてくれるそうだ。
それを聞き、3人共嬉しそうにしている。
そのレイが言ってくる。
 「さて、ジョン。そろそろ帰るか」
 「はい。今日は楽しみました。夕食はレイですから忘れない様にねっ」
 「はいはい、喫茶でテイクアウトのを買って帰るか」
んっとに、レイの怠慢め。


するとピンク色のドレスに身を包んだ美女がこっちにやって来ては声を掛けて来る。
 「あら、皆御揃いで…。とても楽しかったわ。ジョンのも頼もしいけれど、クリニック・ボスのも驚いたし…。なによりエドワール様のも似合ってたわよね。
何を緊張してるの?私よ、わ・た・し。エントリーNo.52の、アントワネットよ♪」
ウインクをしては、そのアントワネットがウィルの腕に、自分の腕を絡ませようとする。が、流石はウィルだ。絡ませてくる、その瞬間に身を捩っては避ける。
 「ウィル、私が分からないの?ショックだわ…」
 「近寄るな」
だが、そのアントワネットは諦めない。
 「一緒に帰りましょ、ねっ」
 「うるさ」

レイの声が聞こえる。
 「ジョン、お待たせ。さあ、帰ろう」
すると、レイはアントワネットに向かって声を掛けてる。
 「あれ?アントワネットはまだ帰って無かったのか?」
 「だってウィルが居るのだから、一緒に帰ろうと思って」
 「煩い。私はお前なんか」
レイは溜息を吐いて言ってくる。
 「ウィル、分かって無い?アー」
 「だからっ」
 「ノルドだよ」
 
え、今、何て言った?
思わずジョンは叫んでいた。
 「もしかして、ボスッ?」
 「あら♪ジョンは、やっと分かったのね。嬉しいっ」
と言って抱き付いて来るが、レイが私を抱き寄せてくれる。
 「アーノルド、ジョンは私のだ。お前はウィルに抱き付けば良いだろ」
その言葉に、ウィルは固まってしまっていた。
 「え、アーノルドって・・・、え、え、レイ?このアントワネットって、アーノルドの変装?」
 「仮装よ。やっとのことで分かってくれたのね」
その言葉と共に、ウィルは女装したボスに抱きしめられていた。
その二人を、レイはテイクアウトした物を私に持たせてはカメラで数枚ほど撮っていた。


さあ、帰ろう。というレイの声で、トンネルを使って帰った。
ずっと笑いながら帰ってる私にレイは声を掛けて来る。
あはははっ…。
 「ジョン、楽しそうだね」
 「あははっ…。だ、だってボスの女装って・・・。あは、本当に綺麗でしたね」
 「女性ナースが手伝ってくれたんだよ」
 「なるほど、それでね」
 「で、ジョン。部屋に着いたら脱がすからな」
 「自分で脱ぎますよ。それに冷めないうちに食べたい」
その言葉に付け足した。
 「今夜は、私はウルフマンです。力が漲ってるので夜這い掛けますからね」
 「ふふっ、楽しみにしとくよ」

夕食後、早めにレイの寝室に入ってはベッドに潜り込んでいた。

カチャッ、とドアが開く音がしては、楽しそうな声も聞こえてくる。
 「ジョンは、何時頃夜這いを掛けに来るのかな。十字架を用意しとくか。いや、十字架はヴァンパイアか…。ふふっ、夜這いを掛けに来たら、反対に押し倒してやる」
ならば、レイがベッドに潜り込むと同時に下半身から攻めてやる。

レイがベッドに潜り込んできた気配がする。
ベッドのフットの方に潜っていたジョンは、気配を殺したまま手を伸ばす。
握るのは、レイのアソコだ。

ギュッ。

レイの身体が動いたのが分かる。
 「まさか、何時から…」

その言葉を無視して、レイのアソコを握ったまま擦る。
 「くっ…、ジョ、ジョン・・や、めっ」

いつも、レイに押し倒されては良い気持ちになっていた。
だが、今夜は私が攻めの番だ。
心の中で言ってみる。
(ウルフマン、登場)
そして、レイのを舐めていた。
ビクッとレイの身体が揺れるのが分かる。
 「ふ、ふ・・・」

レイ、貴方が欲しい。
貴方の温もりだけではなく、貴方自身が欲しい。

レイの声が聞こえる。
 「ジョ・・、顔を、顔を見せて…」

もうちょっと待って、と心の中で返しては今度はへその辺りを舐めてやる。
また、レイの身体がビクついてる。
 「う、う、う・・・」

へその辺りから腹の方へ胸の方へと唇と舌を這わす。
中々顔を覗かせないが、少し待つと見せるだろうと思っているレイには、まだ我慢してもらおう。
レイの左右にある胸の突起が2つともピンッと尖ってる。
それを見ると、思わず指で胸肉の方に押し潰していた。
だが、その突起は容易には潰れてくれない。
その突起で少しばかり遊んでいた。
指でギュッと握ったり、抓ったりしては弾力を持ってる事に気が付いては、その突起部分を舐めたり少し歯を立てていた。
レイの声も掠れ気味になっている。
 「ん、ん、ん、んんっ・・」

その内、その突起部分は固くなってはコリコリと音がするようになってきた。
また、自分の身体も下半身が熱を持っては固くなってるのも分かってる。
それがレイの身体に触れてるのも分かってた。

 「ジョン、欲しい・・・」

待って、と心の中で返してはレイの突起部分を執拗に舐めては噛み、抓ったりしていた。
 「ふ、ふ、ふ…、ジョッ・・ン、ンンッ」

アウチッ…。
レイの声が痛そうなのに気が付きどうしたのかと思ってたら、背中はシーツに当たっていた。
(あれ、おかしいな・・・)

 「はふぅ…。ジョン、形勢逆転だな。この野郎、人の身体を舐め回しやがってっ」
そう言われると、キスされた。
今度はジョンが喘ぐ番だ。
 「ん、ん、んふっ・・・」

レイの舌が、私の唇を舐めては遠慮なく口内に入ってこようとする。
 「は、はふっ」

レイの舌が、その一瞬の隙を逃さず、私の口内に入っては舌を絡ませてくる。
どうしてこうなったのか分からない。
くちゅ・・、くちゅ・・、と淫らな音が聞こえる。
 「ん、ん、、んっ・・」

暫らくキスをされては唇が離れていく。
はあ、はあ、はあ…。

レイの指が、私の胸に触れる。
ビクンッと身体が仰け反るのを見て、レイは言ってくる。
 「既にカチカチに固くなってるぞ。私のを舐めたりしてる間に、お前も感じていたんだな」
 「そ、それは・・・・・」
 「それに、ここも既に固くなっては濡れてるぞ」
そう言って、レイは私の下半身を触ってくる。
 「やっ、やあっ・・。レイ、レイ…」
 「夜這いしに来たら、反対に押し倒してやろうと思っていたんだ。それが、こんなにも時間が掛かってしまうとは思いもしなかったよ」
だから、大人しく抱かれるんだな…。
そう言って、レイは抱きしめてくる。
 「ジョン、以前に言った事を覚えてるか?」
何の事が分からず、キョトンとなっていた。
すると、レイは不気味な笑みを見せては言ってくる。
 「言ったよな。『正常位とバックと座位と口。次からは、毎回4本で1回だからな』と。
ん、もう忘れたか?たしか、あの時は誰に犯されたのか、忘れては無いだろうな・・」

少し経つと思い出したのか、ジョンは目を瞠った。
 「ま、まさかレイ…、その4回をするって?」
 「4本で1回だ、と言った筈だ。それとも4回が希望か?まあ、それでも良いよ」
 「レ、イ・・?ご、ごめんなさいっ、もう夜這いはしませんっ!だから1回、いや1本でっ」
 「遅いよ。私の欲情に火を付けたのはジョンなんだからな。少なくとも1回だ」
 「レイ、せめて1本に」

すると、うつ伏せにされてしまった。
え、まさかいきなり尻からなのか?
逃げるジョンの身体を両手でしっかり押さえたレイは、後ろから攻めていく。
 「あ、あ、あ、あああー…」

背中から攻められレイのが中に放たれては、頭の中が真っ白になりそうでイってしまい…。
すると…、レイは自分のを挿したまま座らせては、ジョンの尻を押さえつける。
 「ジョン、今度は座位だ」
 「ふぅ…、ふ、ふか・・・」

下から突き上げられては、再度イってしまった。
だが、今度も挿したままで仰向けにさせられる。
 「ジョン、まだだよ。今度は正常位だ」
 「レイ…、も、う・・・」


抜かずの三発をしたレイは、言ってくる。 
 「ジョン、最後にしてやるよ、口だ。ちゃんと受け止めて飲み込めよ」

そう言うと、ジョンはレイのを口に咥えさせられては、舌を使って舐める事を強要された。
だが、喉の奥まで突っ込んでくるレイのモノがデカくてつっかえるのでむせてしまう。
(レイの意地悪。こんなの嫌だ。でも、これが終わると寝れるんだ)
そう思うと、ジョンは張り切って口を、顎を動かしてはレイのを扱いていく。
すると、レイのが放たれては飲み込んだ。
薄い、と思ったが、そういえば4回目(=4本目)だという事に気が付いた。



今日の教訓として、ジョンは学んだ。
今迄は受け専門だった人間は、急には攻めにはなれない。
その事を知ったジョンだった。








trick_or_treat_02.jpg




☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
今回は、ジョンの話です。

18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい。

ジョンは仮装してファッションショーに参加。
楽しく過ごしてたジョンは、夜になると変身する??

さあ、変身するとレイに夜這いだ!!!

正常位とバックと座位と口の4本で1回の話は、こちらで⇒1周年記念SS





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Trick or Treat !! 後半(4)※博人&友明※R18!!性描写有ります。18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい

※博人&友明※ R18!!性描写有ります。18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい


そして、こちらはオーストラリアのパース。

無事にハロウィンパーティが済んでは最後の挨拶をしにステージに上がった。
やばっ…、衣装のままだ。

まあ、どっちでも良いや。
マスクを外そうかどうしようかと迷ったのは一瞬で、外さずにマイクを手にした。
最初に呼吸音のスイッチを押して3度ほどマイクに通させる。
 「今日は、沢山の方に参加して頂きまして、ありがとうございました。
皆さん、楽しんで貰えたでしょうか?
ナポレオン殿、御菓子の方は足りたでしょうか?」

ナポレオンに扮したエドは頷いてる。
 「足りたようで良かったです。
それでは、子供達の言葉を最後にクローズしたいと思います。
皆、言ってね。せーのっ」
 「Trick or Treat !!!!!」
はい、大人っ!
 「Happy Halloween !!!!!」


 「本当にありがとうございました。お疲れ様でした、気を付けて帰ってね~!」


ジュンの泣き声が聞こえてくる。
 「ダディはどこー?」
ん?
 「ダディがいないぃー……」
仕方ないのでマスクを外すと、驚きの声が聞こえてくる。

ええっ?!

 「ダ、ダディが、この、黒いか・かたま、り…」

 「ああ…、変声器で声が変わっていたからな」
 「良かったぁー。ダディは家で寝てるのかと思ったよぉ・・・」
はいはい、泣くなよ。寝ては無いよ、こういう日は起きてるよ。

他にも色々な人に色々と言われたが、私は即答してやった。
 「だって、当日の楽しみではなくなるでしょ?」

ジュンヤが割って入ってくる。
 「うん、私も驚いたんだよな。まさか、これを選ぶだなんて思いもしなかったからね」
でも、誰も分からなかったんだね。
と、楽しそうに呟いてる。


ジュンヤが雇ったバイトと管制塔のパイロットとスペアマン達が、後の片付けをしている。
記念撮影したり、クッキーを買ったり、ラーメン屋やクリニックの喫茶で飲食してる人達もいる。
ラーメン屋は今日を境に明日からは中華料理店になるので、リニューアルの最後の仕上げに忙しそうだ。なにしろ、ドイツからの帰郷組二人も居るし、バイトも雇ったらしいからな。
彼等を見ながら、クリニック・ボスは成功した事に安堵していた。
本宅に戻ったヒロトとトモとジュンは、着替えては夕食後までゴロゴロとしていた。

 「しかし、驚いたよ。まさかNo.1が博人さんだとはね…」
 「うん。でも、カッコ良かったよ~」
にこにこ顔で博人さんは言ってくる。
 「ジュンもカッコ良かったよ」
頭を撫でてる博人さんに向かって、ジュンはえへへ…と、嬉しそうに笑ってる。
そのジュンは父親である私に言ってくる。
 「でも、ダディのは全然分からなかった…」
 「驚いた顔が見たかったからな」
 「驚いたよー。もうビックリしたよっ。でもね、あの悪者をやっつけてる時は、カッコ良かったよ」
 「ありがと。本当は味方なんだけどね…」

すると、博人さんはネタをばらしてくれる。
 「ジュン。本当はね、トモが扮していた人は悪者なんだよ」
 「ん・・・?」
まあ、まだ分からないよな。
 「有名人に変装したんだよ」
 「そっかぁ、納得」
すると、何を思ったのかジュンは博人さんをダイニングから追い出してる。
何なのかな?と思って聞き耳を立ててると、とんでもない事を言ってるのが聞こえてきた。

 「血を吸いに行くのでしょ?行ってらっしゃーい」
はあ?この世の中に、本物が居てたまるかっ。

 「美しい女性って、何処に居るの?」
 「ジュン、それはもしかして…」
 「止めないから、大丈夫だよ。ダディといつもくっ付いてるからダディの事が好きなのかなって思ってたのだけど、やっぱりヒロも男だよね。男は女が好きだもんね?」

この二人のやり取りを聞いていたトモは焦ってる。
こ、これは・・、もしかして、ばれてる?
しかし、博人さんはどう応えるのだろうか。そっちの方も気になる。
そう思って、ずっと聞いていた。

 「ジュン。私はトモやお前の事が好きだよ。それにヴァンパイアは大昔に住んでいたんだ。
今の時代には居ないんだよ」

意外と素直な言葉に、思わずジーンと胸にきた。
 「あ、でも吸いに行くとか…」
 「あれは、芝居だよ。お芝居。盛り上げるためにね」
 「なんだ、そっかぁ・・・」
 「それとも、ジュンは血を吸いに行って欲しいのか?」
 「本当に吸うのかなと不思議だったから」
 「吸わないよ。ドクターだから、血を止めて治す事はするけどね」
 「ドクターって、他には何をするの?」
ジュンと博人さんの医者談議が始まったのを安心して聞いていた。


その後、ジュンはすやすやと素直に寝てしまったので、二人して寝室に戻って来た。
 「しかし、ひやひやしたよ。まさかジュンにばれてたのかな、と焦ってしまった」
 「ああ、でも、いつかは話さないといけないだろうな」
 「そうだね。でも、上手い具合に話が逸れて良かったね」
 「そうだな…。血を吸おうとは思わないけど、トモの・・ここを吸いたいな」
そう言って、博人さんは私の股間を触れてくる。
ビクンッと身体が揺れてしまった。
 「トモ、反応してるぞ」
 「い、言わないでっ…」
思わず顔を背けてしまったが、顔が赤くなったのを知られてしまっただろうか…。

股間に置かれてる博人さんの手がやんわりと動き出す。
そのうち、服の上から胸を触ってくる。
 「ん、ん…」

耳元で博人さんの声がする。
 「トモ…欲しい」
そう言ってはベッドに押し倒された。

 「トモが扮した奴も、中身は人間だからな」
 「首から上だけですっ」
 「しかし、よく思い付いたものだな」
 「お母ちゃんが好きだったからね。その映画もDVDに残ってるし、遺品として残してるから1人の時は観たり読んだりしてるよ」
すると、博人さんは溜息付いて言ってくる。
 「はあ……。やっぱり、お前はマザコンだな」
 「違うっ」
 「いい加減、マザコンから卒業しろよ」
 「だからっ・・、あ・・、あ・・・、ち、違うっ、てぇ・・・・」
肩を噛んできたのでその痛みもあったが、でも歯型を付けてくれるのは、自分のものだという意思の表れだという事だ。
あの高校生の時は、何も知らなくて初心だった。
だから、あの時ユタカの言動の意味に気が付かなかった。
でも、今なら分かる。
あんな事をしなければ良かった。あれをしたが為に、ユタカを自分の側に括り付ける事になってしまったんだ。

乳首を噛まれた痛みがあった。
 「っ・・・」
 「何を考えてる?」
 「え・・」
 「私に抱かれながら、他の事を考える余裕があるとはね」
そう言って、博人さんは私をうつ伏せにさせてくる。
え、まさか後ろですか…。

 「ね、ねえ博人さん。私が上に乗りたいのだけど」
 「それだけはヤダ」
即答で却下されてしまった。
うつ伏せになった私の尻を舐めてるのか?
 「うぁ…、っ・・」

私の中を博人さんの舌が動いてる、いや舐められてる。
そう思うと、自分の中が締まるのを感じた。
 「っ・・」
博人さんの声も聞こえてくる。
博人さんの手は私のを扱いては、もう片手は腹を擦ってくる。
しかも、私の腹の肉を抓んでる?
 「ひろっ・・」
 「ん、もうちょっと待ってろ」
 「っと・・、ぁ……」

浅い所を何度も何度も擦られては、堪らなくなり身を捩ってしまう。
 「ん、ん、ん、んん・・」

博人は、あるポイントをしつこく突いてくる。
 「あ、あ・・・、や、だ・・・」
 「我慢しなくていい」

 「あっ、アアアッ・・! 」

一瞬後には、博人のも放たれた。
 「っ・・・・」


博人さん、抱きしめて…
その呟きが聞こえたのだろう、博人は背中から友明を抱きしめた。







trick_or_treat_01.jpg





☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
悟編に引き続き、今回は友明編のRモノです。

18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい。

ジュンの言葉「ダディがいない・・・」と「黒いかたまり」の二言。
はたして、ジュンのダディは・・・。
トモは、何に仮装したのかな?
博人、ヒロトの仮装姿は話に出てきてますが…。

そして、月末に向けてのハロウィンパーティに向けてのカウントダウンが始まりました。
なので、残り3話ともエロです・・……(-。-) ボソッ
大人編だもんね♪←ばらすww




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Trick or Treat !! 後半(3)※悟VS優介 R20!!20歳未満&抵抗のある方はスルーしてください※

※悟VS優介 R20!性描写あります。20歳未満&抵抗のある方はスルーしてください※


悟は、夕食を食べ終わった優介をソファで押し倒しては、無理矢理に話を聞き出そうとする。
 「悟さん?何を・・・」
 「何も話す事がないって?なら、この身体に話して貰う」

え、それは抱かれるって事?
嬉しいのだけど、今の状況でのエッチは嫌だな。
そう思っていたら、いきなり下半身から攻められた。
 「んっ・・!さ、さと…」

大事な所をもみくちゃに揉まれては、扱かれていく。
 「や、あ、あ・・・」

悟の手は、優介の大事な所を強弱を付けて揉んでくる。
 「ん、ん、んんっ・・」

優介の大事な所は熱を持っては次第に固くなってくる。それを感じ取った悟は、優介のベルトに手を伸ばしては外してジーパンを脱がしては、下着だけにする。
その下着の中央部分は固くなっては盛り上がっている。
下着ごと手で触っては揉んでは扱く。
 「くぅ、ぅ、ぅ……」

頭を微かに横に振っては喘ぎ声を出す優介の顔を覗き込んでは、自然な表情なのかどうかを見極めては、次の行動に移す。
今度は、上衣だ。
裾から手を差し入れては、胸の突起部分を迷わず抓る。優介の身体はビクッと揺れ動く。
固くなってる、その突起部分を抓ったり擦ったりしては、胸全体を揉んでくる。
 「ん・・、や、だ…」

優介もそうだが、悟も感じてる。
下半身では、下着が濡れては中身が透けて見えそうだ。
ごくりっと生唾を飲み込んだ悟は、まだ理性を保っていた。
 「優介、まだ話す気にはならない?それなら、本当に、この身体に話して貰うよ」
その言葉に、優介は確信を持った。
悟さんは、話をさせたいが為にエッチしてるのか、と。

そう思うと、優介は抵抗しだした。
誰が感じるものか、感じてはやらない。
悟さんのバカ、鈍ちん、それでよく東京大学と同レベルの東響大学の医学部に行けて卒業出来たな。
だから、万年3位だと言われるんだよ。
 「……どんなにされても、話さない。悟さんは、自意識過剰な所があるよね」
 「ふっ・・。優介、そんな表情で言われても説得力はないよ。
ほら、目なんて涙が出そうで堪らなくてうるうるとしてるし、顔は感じてしまっては、欲し気な表情になってるよ。言ってごらん、何が欲しい?」
 「何が聞きたいの?」
 「そうだな…、まずはどうして自分だけ休みを取る事にしたのか。どうして急に…、ああ、私に黙ってバイト募集を掛けたのはどうして?昌平と何を話してた?言ってごらん、優介」
 「言ったでしょ?2日間だと疲れは取れないって、だから来月の1日までにしただけ。
黙っていたのは悪かったけど、だって、悟さんと話し合う時が無いんだもん…」


それ以上の事を言わない優介にしびれを切らしたのか、悟の声は荒んでいる。
 「昌平は?」
 「昌平さんには」
 「関係あるだろ。」
 「だから、睨まないでって言ってるの。睨んでも」
 「なら、とっとと話せ」
 「昌平さんには関係ないっ」
そう言って、上に乗っかってる悟さんを力を込めて押しやる。と、同時に腕を掴まれては口を塞がれた。い、嫌だ、こんな風なキスなんて・・・。
でも、力が入らない。
 「ん、んふっ・・・・」

悟の舌が優介の唇を舐めては無理矢理に唇の隙間を作っては、優介の口腔内に挿し込もうとしてくる。拳を握っては悟の胸を叩こうと思っていた優介だが、そのキスに舌使いに酔いそうで力が抜けていく。しまいには、悟の服を握っていた。
 「ん、ん、ん、んんっ・・」

悟の舌が優介の舌に絡みついては、くちゅくちゅと音がする。
 「ふ、う、ぅ……」

唇が離れていくと同時に、トレーナーを脱がされてしまう。
 「あ、やめ」

声は聞こえない。だけど、悟の唇は優介の肌を這っている。
時々、吸ってはキスマークを付けていく。
 「ふ、ふん・・・」
胸の突起部分を口に咥えては舐められてる感覚がある。
 「あ、あ・・・」

もう、いっそのこと言ってしまおうか。
その方が良いのかもしれない。
そう思うと、口にしていた。
 「ふ…、さ、悟、さん、が・・・、悟さんが悪いんだ」

悟の唇は優介の身体を這っては腹に、へそ辺りを舐めてる。
 「んんっ・・・、悟さんが、研究所に行き出してから…、あっ!…俺は一人ぼっちで・・」

悟の唇と手は、優介のへそから下半身へと伸びてる。
優介の大事な所を擦っては触れてる。
 「う、うん…。夜も1時を過ぎて、帰って・・、ああっ…!や、だめ、そこっ」

悟の手は、優介の蕾を押し開こうとしてる。
 「くぅ・・、あ、ぁ……、顔を見るのも、朝の、食事だけで」

優介の蕾を押し開いた悟は舐めてる。それにも感じては声が出てしまう。
 「ぅ、ぅん・・・。話も、したくても出来なっ、あ!あああっ…」

悟の指は、優介の蕾の中に挿されては擦ってくる。
 「あ・・、あぅっ、ん、ん、だめ、そ・・そこ、だめっ・・・・」

悟の指は、優介の身体の力が緩むと奥まで突いてくる。
 「んんっ!」
思わず優介の身体は仰け反ってしまう。だが、悟の指はお構いなく優介の中を動いてくれる。
 「あ、あぅ・・・。さと・・が、研究所に、入り浸ってるから……」

悟の指が、2本、3本と増えていく。
感じてしまって、喘ぐことだけしか出来ない。そう思うと、優介は一気に言っていた。
 「お願いだから、研究所に行かないでっ!俺の側に居て。ねえ、それは無理な事なの?
悟さん、今迄と同じ様に俺と食事をして一緒に寝てよ。色々と話もしたいし・・・。
俺は、悟さん不足なんだよ。悟さんは、それでも良いの?
俺は嫌だ。
夜は早くても1時だし、朝は6時に起きては一人で食べる時もあるし…。
う、う、ううっ・・・・・。あ、やっ、さ・さとっ」

悟の一物が、優介の中に挿し込まれてきた。
 「ん、ん、ん・・・・・。さと…る、さ・・・。お、俺は、一緒に居たいの」

悟の動きが緩くから、段々と激しくなってくる。
 「ふ、ふ、ふ、ふ・・・・」

優介の身体は仰け反ったり、悟の良い様に振り回されていた。
 「さと…。さ・・、あっ!ああっ……。俺は、今でも悟さんが好きなんだっ。だから、あんな研究所に悟さんを取られたくな・・ぁっ!」

悟の一物から放たれたモノは、優介を満足させるには足りない。
 「俺が欲しいのは、悟さんだけだ。側に居て欲しい。お願いだから、ねえっ」

だが、悟にとっては珍しく抜かずの二発目に突入していた。

 「くぅ・・、さ、さとるさんっ・・・・・」

一度はイってしまった優介の大事な所は、今では滴り落ちてはぬるぬるになっている。
その優介のを舐め取った悟の行動は、優介の身体に火を付けた。
 「ア、ア、アアアアッ…」


二度目が終わり、ほっと一息付いた優介は、悟を抱きしめた。
 「だけどね、昌平さんにはバレテいたんだ。俺達が恋仲だって事は、屋敷の皆は知ってるし、俺が泣いてるのを知ってたみたいで…。
昌平さんは、働き過ぎだよと言ってくれたんだ。でも、知り合いなんて居ないから、休みを取ってもどこにも行けれない。だけど、昌平さんが連れて行ってくれるって言ってくれたので、一緒に行く事にしたんだ。友兄の所へ、オーストラリアへ一緒に行こうって、だか…」

その言葉に思わず反応した悟は、返事をしていた。
 「一人でオーストラリアへ行こうとしてたのか…?この私に黙って・・・」
 「あ、やっと声が聞けた。一人では無いよ、昌平さんも一緒」
 「私が、オーストラリアに行きたくないと言った覚えはない」
 「だって、そんな話をする時間なんて」
 「だからって、そんな大事な事を一人で決めるなんて許さない。ここからパースまで何時間飛行機に乗るのか分かってるのか?乗り継ぎだって」
 「分かってるよ、分かってます。だから、そこまで俺は不安だったの。悟さんが研究所へ行って、帰ってくるまで一日中を一人で居たの。1ヶ月や2ヶ月ではなくそれ以上なんだよ…。
それに顔を見る事が出来ても週に2度か3度だし、しかも朝食の時だけだなんて、寂しいよ。
ねえ、そんなにも研究所が良いの?」
 「DNAは、大学の時にゼミで取っていた」
 「それだけ?」
 「何が言いたい?」
 「大学の時にしたから、今もしたいの?俺と一緒に居るよりも?」
 「・・・そんなに寂しいのか?」
 「当たり前だよ」
即答された言葉に、やっと悟は気が付いた。


悟に抱き返された優介は、言っていた。
 「ねえ、そんなにも研究所が良いの?それなら夜だけでも一緒に居て。こんな風に抱いて欲しいし、悟さんを感じていたい」
 「お前ね・・・」
 「何だよ?」

溜息を吐いて、悟は言ってくる。
 「分かったよ…。今すぐには無理だが、なんとか時間を調整してもらう」
 「うん、よろしく♪」

優介の声が嬉しそうだ。
だが、もう一つ聞きたい事がある。
 「で、昌平の事は置いといて…。どうして月末までなんだ?」
 「だって、せっかく行くのだからと思って」
 「疲れを取る為に?」
 「それもあるけど、友兄と会うと疲れが飛んでいくと思ってね」
 「優介・・」
 「あ、もちろん土産は買って帰るからね」
 「優介っ」
 「大丈夫だよ、昌平さんも居るし。それにジェットだから乗り継ぎも必要ない」

悟は優介を殴っていた。

パンッ!

 「さ、悟さん?」
 「うん、良い具合に殴り痣が出来たな」

そこで気が付いた。
 「なんで、そこまで行かせないつもりなの?」
 「当たり前だろ。私だって行かないのに、誰がお前を一人で行かせるもんか」
 「だから、昌平さんと」
 「昌平が行きたいのなら行けば良い。だけど、優介。お前は駄目だ」
 「なんで・・」
 「私を一人にするつもりか?」
 「研究所があるでしょ?」

その優介の言葉に、悟は気が付いた。
 「・・・・・・あんのやろっ!」
 「違うの?」
 「昌平の入れ知恵だな…」

思わず言っていた。
 「お仕置きが必要だって言ってた」
あ、やばっ・・・。
口を手で覆った優介は、悟の顔が怒り顔になっていくのを見ては慌てて言い添えた。
 (昌平さん、ごめんなさーい)
 「あのね、でもね、悟さん。俺は言ったんだよ。
『その留守番は、お仕置きにはならないよ』ってね。ねえ、聞いてる?悟さん?」


翌日、優介は目が覚めると悟の部屋に居る事に気付いては、あるべき温もりが無い事に気が付いては着替えをする為に自分の部屋に戻る事にしては、悟の部屋を出た。
その途中、1階から声が聞こえてくるのを耳にしては、悟が昌平と話をしてるのを耳にした。
その話を聞くこともせず自分の部屋に戻った優介は、3階の道場への道を選んでは表に出るとリムジンが停まってるのを目にしては荷物を預け、建物の裏口に回った。
息を吸っては、裏口の玄関ノブに手を掛け…、開けると同時に、優介は言っていた。

 「悟さんと昌平さん、おはようございます!悟さん、これ持ってて」
そう言うと、手にしたものを悟に投げつけては悟の「いたっ…」という声を聞いては言い切った。
 「Trick or Treat !! お土産は買って帰るからね~」
すかさず昌平も言ってくる。
 「ということで、私もTrick or Treat !! 優介を泣かせたんだ。その罰として、お仕置きは素直に受けるんだなっ。んで、優ちゃんの事は任せろっ」

 「ま、待てっ!優介っ、昌平っ。優介っ!優介、戻ってこーい!!」
悟は上半身裸のままで二人の後を追って表通りに出ると、一台のリムジンが目の前を通り去って行った。そのリムジンの後部座席の窓は開けられていて、二人が「行ってきまーす」と言いながらバイバイと手を振ってる。
悟は優介が自分に投げてきた優介のスマホを片手に持ち、茫然としてその二人を乗せたリムジンを見送っていた。







☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
今回のRは少し年齢を上げてのエロです。
20歳未満の方や、抵抗のある方はスルーしてください。


あらら、まあ・・・。
悟のエッチもむなしく、優介は悟を一人置いて行くのね。
行ってらっしゃ~い!!




※※※

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Trick or Treat  !! 後半(2)※悟VS優介※

※悟&優介※


一方、こちらは東京。

悟は、今日もコンピュータ情報センターと和菓子屋で働いている。
だが、最近はオープンしたばかりのDNA研究所に入り浸っている。

なので、優介は昌平に連絡しては、和菓子屋の仕込みを手伝ってもらっていた。
悟は、昌平が手伝う分には文句を言わずに、バイト料は払うと一言だった。
バイト料が入りバイト料金の確認にOKした昌平は、毎日の様に入り浸ってる。
優介にとっても、毎日の様に研究所に入り浸ってる悟よりは、昌平の方が扱い易く気軽に仕事が出来るので楽しいのだ。

そして、9月下旬。
10月はハロウィン月間なので、和菓子もハロウィン用の季節限定物が顔を出す。
去年と同じデザインにするかどうか迷ったが、悟に案を持ち掛けるとデザインの型起こしは作ると言ってくれたのでホッと一安心した優介だった。
だけど、悟は型起こしを作ると、すぐに研究所へと入り浸る様になった。

最近は、全くと言っていいほど悟不足に陥ってしまっている優介に、昌平はある提案をしてくる。
それが、定休日を利用してのハロウィンディだ。
その提案とは、こういうものだった。
 『Trick or Treat !! 研究所が良いのなら、和菓子屋は貰う!』
その言葉に驚いた優介は理由を聞くと、こうだった。
 「なにしろ、悟と優介が恋仲だという事は、知ってるからな。
あいつは、恋人である優介よりも、新しく出来た相手に夢中なんだから、もしかしたらこのまま捨てられるかもよ?だから、この店を貰って自分のモノにする。」
 「ええ…!そんな事を思ったことは無いですよ?ってか、昌平さん…。恋仲って?」
 「あれ、知らなかったの?屋敷の者は皆知ってるよ~」
 「み、みんなっ?!」
 「そうそう、皆ね」
 「それって、御や、隆星さんだけでなく、使用人達・・も?」
 「そうだよ~」

その言葉を聞いて優介は両手で顔を覆っては蹲ってしまった。
(嘘だろ…。知られてしまっていただなんて…。もう、あの屋敷には行けない。御にも隆星さんにも会う事は出来ない)

自分の思いを見透かされてる言葉が聞こえてくる。昌平さんの声だ。
 「嘘だろ。 知られてしまっていただなんて。もう、あの屋敷には行けない。御にも隆星にも会う事は出来ない。と思ってるだろう。でも、お前等の関係を知ってても、あの連中は優介の事を好きなんだよ。だから、卑屈にならなくても良いんだよ」
昌平さんの言葉に驚きが隠せないでいる優介は、昌平に抱き付いていた。
 「昌平さん、ありがとうっ」
そんな優介の頭を撫でながら昌平は思わず口に出していた。
 「お前は、ほんとに天然だからな。皆がほっとけないんだよ」
 「誰が天然ですって?」
 「優介の事だよ」
泣き怒りの表情をして頬を膨らませた優介に、昌平は微笑んでいた。
 「で、どうする?」
思わずキョトンとしてしまった優介に、昌平は優介の膨らんだ頬を押さえては口を窄ませて再度声を掛けて来る。
 「んっとに、それだからほっとけないっつってるんだよ…。
悟をポッと出の研究所に取られて良いのか?」
 「ううん、良くない」
即答の言葉を貰って、昌平は安心した。
 「和菓子屋を乗っ取る事はしなくても良いから、そうだな……。
優介を不安にさせては泣かせたんだ。その償いはして欲しいよな」
暫らく考えていた昌平は、ぶつぶつ呟いてる。
その呟きに反応した優介は顔を上げて、その呟きに呟きで返した。
 え、オーストラリアって、友兄のとこ?

急に生き生きとした優介の表情に安心した昌平は、ジェットを飛ばせば数時間で着くからと応じると、優介は嬉しそうな表情になった。

 「それじゃ、悟へのお仕置きは」
 「お留守番ですね。でも、お仕置きにはならないかもしれませんね…」
だが、昌平は精神的なお仕置きになると確信していた。



そして、いよいよ明日からお店は休みにはならず、優介だけが休みを取る連休が始まる。
オーストラリアへと飛び立つ日。
その前日も、昌平と一緒に店を切り盛りしては頑張って働いてる優介は、閉店間際になって悟が表から入って来たのを目にして驚いた。なにしろ、表からは入って来たことが無かったからだ。
何やら怒ってるみたいだ。

 「優介、これはなんだっ!」
悟が手に持ってるのは、表に張り出していたバイト募集のお知らせだ。
 『期間限定!バイト募集 
11月1日までの短期間で、和菓子屋でバイトをしませんか?』

そう書いてる紙を、悟は優介の目の前に突き出す。
 「バイト募集のお知らせだったんですよ。でも、なんで今頃?」
 「だから、なんで募集するんだ?しかも、短期ってっ。それとも」
 「煩いですよ。お客様の邪魔です」
 「どこに客が居るって?」
 「俺が休むのだからその間はバイト必要なんだから」
 「優介、お前は何を考えて…」
 「でも大丈夫ですよ。明日からバイトは来ますので」

優介の冷たい視線に、悟は何か他の意味を読み取っては黙り込んでしまった。


自動扉の開く音がする。
ガー……。

 「こんにちは~」
 「こんにちは、いらっしゃい弘毅君」
 「あ、店長こんにちは」
 「弘毅君か、こんにちは」
 「なんか、店長を見るのは久しぶりですね」
 「そうかな?」
 「はい。土日も姿を見ないので、どうされてるのかなと思ってたんです」
その言葉に、悟は気が付いて優介を見た。
優介は、悟の方を見ようとはしない。バイトで来ている弘毅君が思ってる程だ。優介も何かしら思ってる筈だ。だが、勝手な行動は許せない。

 「弘毅君、売り上げ協力ありがとうね」
 「いえいえ、美味しいので♪それでは、店長、失礼します」
 「ああ」

優介は何も言わずに閉店の支度をしている。
昌平はと見ると、優介に近寄っては何やらコソコソと話してる。その昌平との会話の中で優介が頷いてるのを見てると、今回の件は昌平が絡んでる事に気が付いた。

 「昌平、話がある」
だが、長兄の昌平は無視してくれる。
 「それじゃ優ちゃん」
 「あ、はい。ありがとうございました。お疲れ様でした」
 「お疲れ~」
 
 「昌平っ」
 「お前の話の相手は、優ちゃんだろ」
 「お前にもあるんだ」
 「私には無い」
そうきっぱりと言い切った昌平に、悟は詰め寄っていく。
優介は心を鬼にして言ってやった。
 「悟さん、俺も話は無いです。それに、昌平さんは関係ないです」
 「なら、どうして私に黙ってこういう事をするんだ?」
溜息を吐いて優介は言ってくる。
 「最近は働き過ぎで2日間だと疲れは取れないんです」
 「優介っ」
 「それに、平日は週末に比べると売り上げが少ないですからね。そういう時に休み」
 「今月はハロウィンで売り上げは良い筈だ」

昌平さんは、その二人のやり取りの間に姿をくらましていた。
優介は、昌平が居なくなったのを見届けると、悟を店から追い出しては表のシャッターを下ろしながら言ってくる。
 「とにかく、明日から月末までは俺は休みますので」
 「優介、お前は」
 「お休みなさい」
そう言って、シャッターを完全に下ろしては鍵を掛けた。
だが、悟は裏からでも入れるし、隣の研究所や道場からでも入れる。
それは優介も知ってる事だ。
案の定、裏から入ったのだろう悟と、リビングで鉢合わせた。
その悟に、言ってはいけない言葉を言っていた。
 「あれ、悟さん。今夜は研究所は休みですか?いつもは1時過ぎに帰ってくるのに…」
 「お前は何をしてる?」
 「見れば分かるでしょう」
 「他人のコンピュータを覗き込んで何をしてるっ」
 「これは、俺のです。悟さんのは自分の部屋でしょ?
今日の収支を入力してるので、さっさと研究所でも何処にでも行ってください」

その言葉にぶち切れた悟は、優介を殴っていた。
パンッ!

 「ったいなー…。何を」
 「今、なんて言った?」
 「悟さん?」
 「ここは私の物だ。お前に何かを指図される云われはない」
 「なら」
 「昌平よりも、お前に先に話して貰おうか」
 「何も話すことは無いです」
 「優介っ」
 「言っておきますけど、そんなに睨んでも迫力は無いですよ」
よしっ、OKと。
コンピュータの電源を落とすと、夕食を作る為にキッチンに入っていく。
その後ろを悟さんが付いてくるのは分かっていた。
だが、いつもの習慣で自分だけ先に食べて、残りはラップを掛けて冷蔵庫に入れていた。
それを見た悟は我慢の限度にきていた。
 「なぜ、私のは無いんだ?」
 「え、・・ああ、ごめんなさい。いつもの習慣で、つい…。作ってても食べてくれないので、明日の自分のお昼ご飯に食べるつもりで冷蔵庫に入れてしまった」

その言葉の意味に、奥深く潜む意味に気が付いても良かったのに、悟は気が付いてなかった。


だが、悟は優介に手を掛けては、そのまま床に押し倒していた。
 「悟さん・・?」
 「その天然ぶりが鼻につく」
 「え?まったく、昌平さんといい、悟さんといい…。誰が天然だって」
 「お前が・・、お前があの屋敷に連れて来なければ、こんな気持ちにはならなかったのに…」

その言葉に傷ついた優介は、涙を堪えて言っていた。
 「今日は、悟さんと会話が出来て嬉しいな。いつもは朝食の時だけだったからな…」
優介の思いを込めて言った、この一言。
悟には、まだ届いていなかった。 


悟の心には、優介の言葉の意味が届いてない。
それはそうだろう。
自分には何も知らせず、黙ってのバイト募集に有休取り。
それに、昌平とのひそひそ会話。
ある意味、取り残された感じを受けていた。
バイトで来てる弘毅も言っていた「土日も姿を見なくて」という言葉。
しかも、先程の優介の言葉の意味。
  「いつもの習慣で、つい…。作ってても食べてくれないので、明日の自分のお昼ご飯に食べるつもりで冷蔵庫に入れてしまった」


気が付いても良かったのに、気が付き始めていたのに・・・。






☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
そして、後半の部。
今日は場所が変わり、東京。
悟&優介の話。

なにやら喧嘩?言い合い?
これからどうなるのでしょう?



※※※

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Trick or Treat !! 後半(1) ~招待状~

オーストラリア・ドンから招待状が届いた。
封を開けると、こう書かれてあった。

ハロウィンパーティ招待状2015/10/31



 「へー、トモの所でするのか。ジョン、ジョン」
 「何ですか?」
 「ハロウィンパーティをするんだって。だから、この日は行っておいで」
 「ハロウィン?どこで?」
 「トモのクリニックで」
 「え、あそこで?でも、レイ…」
 「ランチを食べに行く。だけど、ジョンは楽しんでおいで」
 「仮装でのファッションショーか・・・」
 「楽しんでおいで。こういうの好きだろ?」
 「ありがとうございます。」
ふふっ…、ハロウィンかぁ~、楽しみ♪
2週間ほどあるから、時間は十分にあるな。


 「ウィル、ウィル」
 「なんだよ」
 「あのな、この招待状を渡しとく」
 「え、なんの招待状?珍しいね、フィルか」
招待状を開けて見ると、ウィルは嬉しそうな表情になった。
 「ワオッ!クリニックって、あの王子の所の?」
 「そうだよ、あそこの1階でするんだ」
 「行く行くっ」
へー、楽しみだぁ♪
仮装ファッションショーもあるのか…、いやショーは見るだけで良いや。

違う声が聞こえる。
 「ハロウィン?」
 「ミハエルも来る?」
 「誰でもいいんだってさ」
 「え?…あ、本当だ。書いてある」
 「どうする?」
 「行くっ」

ミハエルは呟いていた。
 「そういえば、ドイツではハロウィンの行事は無かったけど、皆して真似事をしていたな」
その言葉に、ウィルは返していた。
 「そうだね。本宅でもしてなかったし…」
フランス人のフィルは応じてる。
 「その分、収穫祭でパフォーマンスするからな」

 「ねね、フランスではどうなの?」
 「地域によって違うよ」
 「アメリカでは、皆が皆楽しんでたよ。それにアメリカから派生したらしいな」
 「楽しければ良いんじゃないか?」
 「そうだね。それじゃ、何になるか考えとこっと♪」


ヒロトから手渡しで貰った招待状を見て、エドは嬉しそうだ。
 「ダンケ。ドイツではハロウィンの風習は無いから仮装だなんて直ぐには思い浮かばないな。
で、ヒロは何になるんだ?」
 「まだ決めてないんだ。それに2週間あるからな」
 「そっか、私は何になろうかなぁ…」

ヒロトは提案してくる。
 「カフェのスタッフは仮装とまではいかないが、ユニフォームに色を加えるみたいだよ。トモが言っていたから。だから、パイロットやスペアマンも参加させればいいと思うよ」
 「ああ、そうだな。大勢の方が楽しいだろうな。声掛けてみるか」
 「で、忘れるなよ。ハロウィンなんだから、子供にはお菓子だからな」
 「ああ、そうか。なら、ファッションショーの参加者にも参加賞としてお菓子だな」
 「ここの名物が良いな」
 「一番の名物は無理だから…、最近売り出してきてるキャロットとパンプキンとほうれん草クッキーの詰め合わせだな」
 「紅茶の方は、どうなってる…?」
 「あと2年位で新茶になる予定だ」
 「ん、分かった」
あれは、本当に美味しいからな。
一日に10箱しか作れない限定品だからな、それをあんな風にされて…。
レディ、私は諦めないし忘れたくも無い。
貴方の言葉と同じ事を、貴方の子供は言ってくれる。
 『私は見てくれのような軟な人間ではないわよ』という貴方の言葉。
だが、オーストラリア・ドンとなった貴方の子供の言葉はこうだった。
 『私は、おだてあげられてそれに乗っかるような軽い人間でも、お飾りの人間でもない。』



場所が変わり、ここはジュンヤのお店。
パースに店を持って初のハロウィン。
レンタル衣装のケースには次々とレンタルの契約済カードが貼られていく。

そして、クリニックボスからの招待状も届いた。
それもあってか、忙しいなりにも楽しみにしているのだ。

その他にも、クリスマスパーティの衣装とかもレンタルされては、スーツ等をオーダーメイドしてくれるお客さんも居る。
大学時代の仲間が次々と衣装を借りに来てるが、ボスはまだだ。
平日は色々と忙しいから、休日には一緒に来るのかな。
そう思っていたら、週末3人でやって来た。
 「いらっしゃいませ」
 「ハロウィンの衣装を借りたいのだけど、最初は子供用だな」
 「ハロー、ジュン。どんな衣装が良いかな?一杯あるよ、見てご覧」

子供用のエリアに連れて行かれたジュンは、嬉しそうな声を出してる。
 「ワオッ!カッコイイのが一杯だっ。ねえ、着て見てもいい?」
 「良いよ。着替えるのを手伝ってあげるよ」
 「お願いします」

 「あ、ダディはヒロと向こうに行ってて。自分達のを探せば?」
 「えー、見てみたいんだけどな」
 「当日のお楽しみだよ♪」

 「という事で、大人は大人のエリアで探して下さいね」
くすくすっと笑いながらジュンヤは言ってくる。



ん……。
声がしないし大人しいと思ったら、博人さんの姿が見当たらない。
もしかして、自分で探してるのだろうか。

本当に、当日のお楽しみになるんだな。
まあ良いよ。
しかし、本当に一杯あるんだな。
さすがモデルやってただけあって、種類も豊富だ。

暫らくの間探し回っていたら、あるモノに目が行った。

ぐふふ・・・。








☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
後半、大人の部の始まりですよ~

さあ、今日は招待状が届いた。
封を開けてみると・・・!

ハロウィンパーティ!!!

そして、2週間後の31日にパーティは開かれます。



ごめんなさい(*- -)(*_ _)ペコリ
リアルが忙しくて毎日更新できません。。。
明日から1週間は2回更新出来ればいい方です。
でも、頑張って31日にはパーティを開催しては終わらせます(目標宣言ww



※※※

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Trick or Treat !! 前半 (3) ※ソフトな性描写あります※

※ソフトな性描写あります※


ダディとヒロの声が遠くで話し合ってるのかな?
小さい声が聞こえてくる。

 「ふう…。なにやら煩いと思ったら、寝言かよ…」
 「ハロウィンの夢か。可愛いよな・・・」
 「可愛いって、博人さんは、私と潤と」
 「そういう事を聞くか?」
 「聞くよ」
 「それよりも、ハロウィンはまだ先だろ」
 「末だよ、今月末。まだ2週間も先の事だ」
 「どうする?」

欲しかったら、自分で言ってくるだろう。
そう思った友明は、博人に言っていた。
 「別にどうもしないよ。ただ、ハロウィンで楽しく美味しい夢を見てるだけの事だ」
 「それもそうだな。寝言が現実になれば嬉しいよな」


全く寝言の煩い事ったら・・・。

バタン…。
と、子供部屋のドアを閉めては友明は博人に食って掛かっていた。
 「言っとくけど、たとえ相手が潤であろうと、可愛いとか」
 「はいはい。そうやって嫉妬されるのは嬉しいが、度を超すと嫌われるぞ」
 「誰に?」
 
ふふっ…。
 「久しぶりにエッチしようか」
そう言いながら、博人は友明の服を脱がしてる。
 「こっちの意見なんて聞こうとは思ってないだろっ」
 「いや、思ってるよ」
 「なら、直ぐにそうやって脱がさないで」

博人は、友を寝室に連れ入っては押し倒してる。
 「ひろっ」
 「静かに」
そう言って、博人は友明の唇に自分のを重ねる。

 「ん、ん、んん……」
 「何日ぶりかな…」
 「ん、分からない…」
 「それなら、今夜は寝させない」
 「うん」

博人の唇は、友の耳元からうなじに、胸元に、腹部にと移っていく。
 「あ、あ、あ、……」


むにゃむにゃ…。
 「Trick or Treat !!」

 「Happy Halloween !」

 「ダディ、僕って最高に幸せだよぉ」
 「良かったな」
 「ダディは?」
 「そんな嬉しそうな表情をしてるジュンを見てるだけで幸せだよ」
 「ありがと~!やっぱり、ダディが一番好きっ!!」


 「あのやろー…。煩くてエッチも出来ないっ」
 「まだ友の呻き声の方が良いな…」
 「ねえ、私の呻き声って、どんな感じなの?」
 「最初は、潤みたいな大声で毎晩だったけれど、最近は大声ではないし毎晩でもないからな」
 「我慢できる代物?」
 「気になるのか?」
 「そりゃ、もちろん」
 「大丈夫だよ。お前は自覚してるから、その分こっちも我慢出来るんだ」
すると、博人さんは布団を頭から被った。
 「だけど、潤のは我慢出来ない。という事で、父親はあいつを起こすか、黙らせるかして静かにさせるんだな」
 「こういう時だけ、私を父親呼びするんだから…」

 「あ、そうだ」
 「なに?」
 「月末のハロウィンするか?」
 「パーティね…。そうだな、仮装して盛り上げるか」

となると、あの連中にも言って参加させるか。
ラーメンとコンピュータとカズキは直ぐに乗ってくるだろうな。
エドも、楽しい事は乗ってくるからな。
で、衣装はジュンヤに任せよう。
あ、でもジュンヤの店ではレンタル出来てたよな。
週末にでも、ジュンヤの店に行ってみよう。
そうだ、マサにも参加させよう。
嫌がるだろうが、そういう時はボス命令とドン命令を併せて命令しようっと。
タカとカズキとワンは、こういう祭りは好きだからな。
ふふっ、楽しみだな~♪

2週間後のハロウィンパーティを想像して、友明は今から楽しみにしていた。
すると、またもや大声が聞こえてくる。

 「Trick or Treat !!! 」

もう我慢出来ないっ。
久しぶりに眠れそうな夜だったしエッチも邪魔された友明は、持ち前の美声を武器に息子に怒鳴っていた。

バタバタバタバタッ・・・。
と廊下を走っては子供部屋のドアを開く。

バンッ!!


 「うるさーい!黙って寝んかっ!」


博人は布団を被っていながらでも、思っていた。
ほんとに潤はお前の子供だな。
テノールの歌い手の子供はハスキーボイスだし、潤も歌わせればイイ線いくだろうな。


今宵も、良い夢を・・・。








☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
あららら・・・。

あの出来事は、ジュンの夢だったのね。
ケーキが潰れたのも夢。

でも、ジュンのダディは楽しい事を考えてるわよ。




※※※

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