BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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【君と一緒に・・・】第16話 俺の頭、フル回転中

チビスケ、もとい『建』は、頭のいいヤツだ。
この数日、一緒にいてよく分かった。

頭の年齢は、俺よりも年上だろう。
でも、実年齢は、年下だ。

時々、子供じみた事を言ったり、したりするからだ。
でも、人は見かけによらずだ。


トイレと風呂の位置を把握し、いつ決行するか。

実は、俺は迷っていた。

俺は、『建』という人間に興味を持ちだしたからだ。

なんとか言い訳を考えて、ムチだけでも解いてもらうよう願った。
それでも首を縦に降らない。
建は、ネチネチと抱いてたモノから優しく抱くようなモノに変わった。
 

「はぅっ!」


なんの前触れもなく、いきなり尻の中の何かを取り出された。

うぅぅ・・・


「まだトイレの時間ではないのだけど」
と力なく言う俺に対し、


「自分のを入れたい。」と、一言だった。


はあ?
なに、俺を完全に受けにさせるのかよ・・・

待ったをかけた俺は、尻が元に戻るのを待った。
だって、今までずっと何かが入ってたんだよ。
その何かが何なのか分かった。
バイブだ。


だから、ブブブブブ・・・だったんだな(今頃)
 
少し開放感を感じていたら、ドアの向こうではバタバタと足音がしてきた。


建の子分か、手下だろう男が一言叫んだ。
「サツだ!」

え??

サツって、警察のこと?

え?
ええ?


俺、iPhoneも取られて誰にも何にも言ってないよ。
それは、あんた達の方が知ってるだろ。


建は一瞬、何かを考えて俺の尻に、再びバイブを入れた。
今度は、すんなりと俺の尻は、それを受け入れてた。
だって、まだ尻の穴は、開いてたから。


すると、どこに入れてたのか、銃を手に握ってた。
びっくりした俺は、
「どうする気だ?俺を殺すのか?それとも自殺する気か?」

建の答えはなかった。
でも、迷ってるのは手に取るように分かった。


開けっ放しになったドアの向こうからは、ドスの効いた声がする。
「おさむー!居るのか?どこだ!返事しろ!」
彰君の声だ。

「おさむー!生きてる?」
お母ちゃんの声だ。


今は、2人の声は聞きたくない。
自分自身、迷ってしまうからだ。
それに・・・
俺は、銃を持っては迷ってる建を、そのままにはしときたくなかった。
ので、建を納得させるべく、ない頭を絞っては考えていた。

だって、やっと建と仲良くなれそうだったんだよ。

それに、自分の頭をフル回転させて物事を考えるなんて、生まれて初めてだよ。




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【君と一緒に・・・】第15話 仲良しこよし

その日も、俺はチビスケに抱かれる。

くそぅ・・・

チビでガリのくせに、なんて力だ。
なんで俺が受けになるんだ?
脱走するには、まずは俺が攻めにならないと。
その前に、このムチだな。

冷静に、冷静になれ。


尻の中の何かが動いても、無視できるぐらいになれ。

身体はヤられても、心の中まではヤられない。
俺の心は、俺のモノだ。

と、偉そうなことを心の中で言い切った。


一体、何回イったことか・・・

それでも、容赦なくチビスケは俺を抱きたがる。
俺の様子が今までとは違うと思ったのだろう。
「どした、まさはる君。やけに大人しいね。」

やっぱり、こいつは知ってる。
俺の名前、わざと間違えて言ってるんだ。

そこで、俺は言ってやった。
「あんたの名前は、なんて言うんだ?」

ふっ、と鼻で笑われた。
「そう聞かれて、素直に言うと思う?別に必要ないだろう。」

「いや、抱かれると、どうしても相手の名前言うだろ。俺、あんたの名前知らないもん。
あんたは俺の名前を知ってるくせに、俺だけあんたの名前知らないだなんて、不公平だろ。」

そう思わないか?
なあ?

口でも言い、目でもそう訴え、頭の中でも『あんた誰?』と問いかけてた。

それが分かったのだろう、チビスケは言いのけてきた。
「当てたら教えてやる。」と。

なに、それ?
結局は、言う気なんてないんじゃん。


んー。
と、ない頭の中を絞り出しては考える。

学校や近所とかの人の名前を思い出しながら、首をひねる。
俺、そういえば皆の名前、知らないや・・・

そして、思いついた名前を出してはチビからは「NO!」と言われ続けた。


それは翌日も続いた。
チビスケは、昨日からずっと俺の部屋に居ては、俺が真面目に考えてるのを楽しんでるようだ。
ときおり、差し障りのない話も交えながら、俺もソイツと話すことを楽しんでた。

でも、そうやって話してるとチビスケは何も手を出してはこなかった。
俺が、チビスケの事を考えてるからだろう。


そして、やっと「Yes!」が出た。
しかも、チビスケの野郎、
「時間かかったね。もっとかかるかと思ったのに。」と。


フンッだ。

なので、チビスケから「タケル」に変更だ。

【君と一緒に・・・】第14話 決意

今朝も、起きろと言わんばかりに尻の中にある何かが動き出す。
寝起きには、煩く感じるモノだ。

それと同時に、食事が来る。

いつも、こんな感じの食事だと太る。
しかも、運動してないし。

あのチビスケに無理やり身体を奪われることぐらいしかない。


くそったれ。

絶対に、目にものを見せてやる!

しかも、自力では立てれないし・・・

トイレとか風呂は、ちゃんと連れて行ってくれる。
ドアの向こうには、監視がついてるけど。


あぁ、そうか。

トイレと風呂に行くにはエントランス?の前を通る。
今度、この部屋を出たら見取り図を頭の中に書き入れとこう。

覚えられるかどうかは、いや、覚える。
覚えてみせる!


俊平。
お母ちゃん。

陸部の皆に、クラスの皆に会いたい。

学校行きたい。
走りたい。
跳びたい。
勉強したい。


お父ちゃん。
見守るしか出来ないのだから、ちゃんと見ててね。

俺は、お父ちゃんみたいに殉職はしない。
生きて、ここを出る!


決意を新たにした俺は、数日後に決行することに決めた。
でないと、ダラダラしちゃうからな。

【壁紙】

今までの自分の作品の中での、お気に入りを載せてみました。

以前、壁紙サイトをやってた頃に描いた3DCG作品です。

それと、写真はたまたま撮れた一枚です。
とっても、自分で気に入っており、載せました。

いずれも、著作権は放棄しておりません。

アルバムからご覧になってください。
http://asami209.blog.fc2.com/img/20140628GUKuaNkZ
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【発情】 漫画感想

岩本薫先生の原作で、作画は鳥海ようこ先生。

私、この漫画は、途中からしか知らないのよね。
だから、嬉しかった♪




主人公の峻王(たかお)は、任侠の世界の人。
発情期に、「つがい」となる人を見つけ一生を遂げる。

でも、その峻王が見つけた「つがい」は、通ってる高校教師だった。
もちろん、男性教師の立花先生。
メガネもかけ、真面目な教師だけど、峻王の真実を知りつつも強く惹かれていく。

そう、峻王の真実とは、人狼。
人狼と身体を抱き合う事に関しては、嫌な気持ちになるだろうに、当の立花先生は、天然ボケ(-.-;)
向かい合ってた峻王は、そんな様子の立花先生に対しての気持ちが苦笑モノになったのであろう。

家族のことを思いやっての、兄の行動。
それに対し、峻王は立花先生の防御のための行動。

峻王は、兄と対峙するも、立花先生のある行動によってなし崩しとなる。


そして、番外編がありました。
その番外編で、私は月夜さんに惚れた( ´艸`)


鳥海先生の描かれる画は、とても綺麗。
峻王が好きだったのだけど、峻王の父である月夜さん。
さすが、任侠のドン!
人狼のドンでもあるので、睨むと貫禄がある。

もぅ、虜になってしまいました。

峻王、ゴメンm(_ _)m
月夜さんに浮気してます(*´∀`*)





最後に愚痴らせて・・・
発売当日、本屋に行ったのよ。
そしたら発売日にもかかわらず、置いてなかった某本屋さん。

違う本屋さんで・・・
2日遅れで、ゲットしました。


それと、来月の7月7日。
新作「青の誘惑」が出ますね~
「碧の王子」の続巻みたいです。
碧の王子は、私とっても好きなんだ(´∀`*)ウフフ
鏑木さんが、私の好みさ( ´艸`)
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【君と一緒に・・・】第13話 みてろよ!俺をなめんじゃねぇ

飯は出てくるが、美味しいとは感じない。
当たり前だろ、こういう状況での食事なんて、不味いに決まってる。


それでも、一日3食きっちりと食事がある。

食いたくないけど、イザっていう時のために体力をつけとかないと。

楽しむことはできないが、現実逃避はできる。


この尻の中にある何かが、出てくれれば良いんだけどな。


もちろん、脱走は試みたい。
だが、着るモノがない。
これは、非常に困りものである。
なので、脱走は無理だ・・・

その前に、このムチだな・・・


ふむ!


ここは、どこなんだろ?
窓もない、出入り口一つしかない。
その部屋に一人で無になってる俺。

頭の中で、この状況を探偵もどきで解決してみようかな。
なんて考えが出てくる。

あ!

あったま良い、俺。
閃いたよ、何をすべきか。

そうだよね、もうここまでくれば矢でも鉄砲でも何でも持って来い!
そんな気分に、一瞬のうちになった。

みてろよ、チビスケ。

まずは、てめぇの名前を聞き出す。
それでもって、考えてることを口に出させる。

これでも、刑事と婦人警官の息子だ。

「誘導尋問」
親に出来て、息子に出来ないわけが無い!

そして、反撃の糸口を見つけるため、思案にふけだした。
 

でも、黙ってると不気味なのだろう。
それとも、どこからか覗いてるのか?
尻の中の何かが動き出した。

「ぅ……  や、やめ……」


ブブブブブ・・・・
ブブブブブ・・・・


くそ、これをやられると考えることが出来ない。

【君と一緒に・・・】第12話 あいつとpart4

あれからずっと俺の中に居座ってる何かが。
その何かを使って、俺は弄られる。
いわゆる、イジメラレテル!


悔しくて、悔しくて鼻水が出る。
時間感覚が全く無い。


あれから何日経った?
今は何月何日なんだ?

走ってもない。
跳んでもない。
トレーニングもしてない。

マネージャーのレモン浸しも飲んでない。
いつも人数分のレモン浸し作って来てくれるんだよな、美弥子ちゃん。

俊平、会いたい・・・
思いっきり抱きしめられたい。
今、何してる?

お母ちゃん、探してくれてる?
いつもお母ちゃんに言い寄ってる彰君、俺が居ないからって家に押しかけてないだろうな。

俺のiPhone、あいつに取られてから充電してない。
大丈夫だろうか?

お父ちゃん、空の上から見守るだけなんて、誰にでも出来るよ。


なんで俺?

名前、間違えられるわ・・・
勝手に絡まれるわ・・・

挙句の果てには、ムチで身体を固定させられてる。


最悪だ・・・

【君と一緒に・・・】第11話 あいつとpart3

こんなムチぐらい、なんとかなる筈。

縄抜けの要領でやれば良いだろう、と思ったのだが、相手の方が上だった。


くそ。
くそっ。
くそったれ!


あのチビスケに良いように身体を弄られる。

この身体は俊平にしか触らせてないのに・・・
そういえば、ここ最近抱かれてないな。
そう思うと、早くここから出て俊平に抱かれたい。


「ン・・・ ァ・・・」


くそっ。
なんで声が出るんだ?
感じてないのに、声は勝手に出る。


クスクスと笑いながらチビスケは言ってくる。
「身体は熱くなってきてるね。薬が効いてきてる証拠だ。」

薬?
薬って何だ?


このチビ野郎、人の身体に何をしてくれるんだ?


身体が火照ってきては、喉が渇く。
何か飲みたい。

でも、口から出るのは単語にもならない。


「ふ・・・  く・・・」


俊平。
お母ちゃん。
お父ちゃん、助けてよ。
お父ちゃん、さっさと空の上になんぞ行ってくれて、俺はどうなる?


自分の身体なのに、まるで違う人の身体みたいだ。


何かが尻に入ってくる気配が・・・
「う!   ・・・」

何かが尻に入り、抵抗するべく身を捩った。
そしたら、その拍子に尻の中に居座ってしまった。
なんだソレ?
こいつ、絶対に許さん!


チビ野郎は何かのスイッチを入れたみたいだ。
すると、俺の身体の中で動き出した。

な!?

ブブブブブ・・・
ブブブブブ・・・



「ァ! ふ・・・  ぅ・・・  ん・・・」

うぅぅ・・・ 堪らんっ!
「あぅ!」


くそったれ、このチビがぁ・・・

そのうち、そのチビは俺の大事なジュニアを弄りだした。

「ふぅ・・・  や!  めっ・・・  ん  」


「ふっ。 まさはる君、いい眺めだね。イキたいだろうが我慢しろよ。」

スイッチ入れたまま、そいつは何処かに行くつもりみたいだ。

「くっ・・・  ま、まち・・・ 待ちやがれ!」


くくっと笑いながら、
「大丈夫だよ。食事を持ってきてやるだけだから。
まあ、僕が作るわけではないから、美味しいはずだよ。」
と言いながら出て行った。


飯が美味かったかどうかは分からない。
味わって食べたわけではないから、口の中に押し込まれては飲み込んでいた。


いったい、こいつは誰なんだ?
なんで俺なんだ?
俺が何をしたと言うんだ?
そういう言葉が、俺の頭の中でグルグルグルグル回っていた。

【君と一緒に・・・】第10話 あいつとpar2

「うぅ・・・」

くそ、頭いてぇなぁ・・・



「く・・・  っ・・・  ァッ・・・  ん・・・」

ん・・・  なんだ?

「ぅ・・・  ん・・・ 」


なんだ?
何が起きてるんだ?


なにかピチャピチャと音がする。


「ん・・・  フ・・・ 」

ガリッと噛まれる痛みが襲ってきた。
「ツッ!」

思わず、仰け反ってしまった。

 
それで、あいつの声が聞こえてきた。

「あぁ、やっと起きたんだね。君の体、凄いね。脱いだらガリガリかと思ってたのだけど・・・」

ふふふっと、俺の体を触りまくっては舐めまくってはをしてる。


「やめろ!気色悪い!」

と、蹴ってやろうと・・・

ん?
蹴って、蹴って・・・

くっそぉー
なんで?


すると、とんでもない事を言い出した。
「無理だよ。暴れれば暴れるほど、このムチは君の体に食い込むよ。」

あぁ、そうだ。今の君の状態を撮ってあげよう。
良い記念になるよ。

と言って、勝手に俺のiPhoneで撮ってくれるし。


これだよ、と俺に見せてくれたその写真は・・・


な!!!!!
なんだ、コレは・・・



それじゃ、続きをするからね。
そう言ってきたヤツの声は遠くから聞こえてきた。
 


俊平・・・
助けて・・・

【君と一緒に・・・】第9話 あいつとpart1

記録会で成績が良かったせいか、大会に出場できた。

県大会ではなく、その上の地区大会だ。


うしっ!
気合いれて、毎日の練習にも熱が入る。

時々、踏切が甘くなるので、それをしっかりとコントロール。

頭の中は、無にする。
ゴール地点を遠くに定め、絶対にカカトから落ちない。

2回飛んで、良い成績の方で入賞とかが決まる。

そして、短距離走。
とにかく、フォームを崩さず、コンマ1秒でも早く走れるよう、自分の更新を目指す。


それが終わったら、7月にある大会と8月の合宿とインハイだ。

ん?
その間にあるだろう筈の、大切なモノ。

・・・・・・
 
それは後だ。



そして大会も終わり、いよいよ夏本番の7月になった。


そう、その後回しにしてたモノも終わり、補講もなく・・・

夏休みに入ろうとする前。


また、あのチビスケと会った。


しかも、
「頑張ってるね、まさはる君。」と・・・


そういや、俺・・・
こいつの名前、知らないんだよな。


当然ながら、俺の言葉は自然とこうなる。
「誰ですか?」

「ちょっと付き合ってよ。」

こいつ、人の話をスルーしては自分の主張を押し通していくタイプなのか。
こっちは忙しいんだ。

断ったら、いきなりガツンと何か固いモノで殴られた。


そして、俺は気を失った。
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