BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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合宿、それは出会いの始まり あとがき

こんにちは。
「合宿、それは出会いの始まり」を読んでいただき、ありがとうございました。

ネタが陸上になっておりますが、そこはご勘弁を。
m(_ _)mペコペコ…

ネタ元が陸上部なもんでして(-。-;


いかがでしたでしょうか?
初の合宿です。
8校合同というだけあって、色々な人間がいるという事を、夏生にどう影響を与えるのか。
妄想を広げてみました。

エイさんと言ってましたが、本名は英(ヒカリ)さんでしたね。
思いっきり間違われても、最後の最後でそれを持ち出すあたり・・・
英さんは、大人なのか子供なのか、微妙なところですが。
とりあえず、少し意地悪なところのある青少年としておきましょう。

BL好きなお姉さんにブラコン兄さん。
このブラコン兄さんの奈胤に対して…少し、妄想が始まっております。
ブラコン卒業させては、仲良し馴染みとカップルにさせようかな♪
等と、思ってます。
奈胤に知られたら、私は怒られるだろうな( ̄▽ ̄;)


今作も、最後までお読み下さりありがとうございました。
次作は久々の長編です。
これからも、よろしくお願い致しますm( _ _ )m




あさみより  2014/8/19
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R18 合宿、それは出会いの始まり 最終話 ※性的表現あります。18歳未満の方はスルーしてください※

※性的表現あります。18歳未満の方&抵抗のある方はご遠慮ください。※

風呂に2人で浸かり、俺は英さんを意識しだした。
「先に洗わせてもらいますね。」と断り、俺は身体を洗い出した。
すると、英さんも出てきては俺の背中を洗ってきた。
ん…英さん…貴方の手は、どこを触ってるの、かな?
「あ! …や、やめっ」
俺は近くにあった桶を掴み、英さんに向かって湯をかけた。
かけたつもりだったのに、お湯は俺の身体に付いていた石鹸の泡を消していた。
「あ… あ… あ…」
瑛さんの手は、俺の男根を優しげに握ってるが、手をスライドさせてる。
「ふ… う… っ…」
あ…、ひか、り、さ…、んっ

その英さんは言ってきた。
「お前、尻が動いてるな。固くなってきてるし、1回出しとくか。」
なに、何を言ってるのか、分からないっ…
「あうっ… あ、ああああっ!」
何かが弾けた、何が、どうなったのか?


俺は、自分の身体がふわふわとしてるのを感じた。
気がつくと、俺はベッドに横たわっていた。
隣には英さん。
でも、英さんの目は鋭い感じを出していた。
「祝わないとな。」
ん?
「誕生日おめでとうございます?」
「そうじゃないよ。童貞卒業おめでとう、だよ。」
え… ど、どーてい?
「そう、その初めてを、俺は貰ったのだからな。
喘ぎ声、色っぽかったぜ。」
と、ウインクしてくる英さん。
そのウインクにときめいた俺。
「次は、優しくしてやるよ。
でも、最後までヤってないのだから、どこも違和感ないはずだ。
違うか?」
ん?

ふっ、と優しく笑ってくる英さん。
実を言うと、最後までヤったことないんだよ。
ヤリ方知らないんだ…
でも、次回があるのなら、その時までには色々と情報仕入れとく。
だから、約束して。
他の誰にも、この身体を触らせないで。

うん、約束する。
勇気を振り絞り、俺は英さんに言った。
「あ、あのさ…キスして。
俺、英さんのキス、好きなんだ。」

そう言うと、英さんは一瞬目を見開き、そして意地悪そうに目を細めた。
「キスだけ?」
「え、い、いやキスだけじゃなくて・・・」
そしたら、優しく微笑んでくれて言ってくれた。
「じゃ、お言葉に甘えて。」
「ん。」

俺は目を瞑り、英さんのキスを堪能する。
英さんの温もりを感じて、翌朝まで眠りについた。


朝食後、今度は9月のテスト勉強をした。
英さんの教え方が上手なのだろう、分かりやすく説明してくれる。
なるほど、そこはそうなるんだ。

そして、昼食は外食した。

ふと時計を見ると、15時過ぎてる。
お兄ちゃんの事があるので、少しでも早い方がいいだろう。
英さんが駅まで見送ってくれて、俺は帰宅した。
すると、お姉ちゃんが庭に居るのが見えた。
「あら、早かったのね。夕食の時間にって言ったのに。」と、
「うん、夕食の一品にと思って、コレ買って帰ったの。」
玄関のドアに手を置き、回す。
「奈胤は、玄関にいるよ。」
昼食食べてから、ずっと陣取っていてねぇ、邪魔なことこの上ない…
と言われたが、時遅し…
「うわっ!」
俺は玄関を開けると、お兄ちゃんが腕組みをしては仁王立ちしていたのに驚いた。
「えーと… ただいま、お兄ちゃん。」
それと、ごめんね。何も言ってなくて。
でも、いっぱい勉強できたよ。夏休みの宿題だけでなく、テスト勉強もしてきた。
少しだけど頭の中はお利口さんになったな、と自分でも思えるほどなんだ。

しばらく無言だったが、
「いつまで電源切ってるんだ…」
お兄ちゃんの口から出た言葉は、これだけだった。




ー 追伸 ー
ごめんね、お兄ちゃん。
でもね…
お兄ちゃんを騙せれるかどうか不安だった。
だけど、騙そうとしなくて良かったなと思ってるんだ。
その点に関しては、担任に感謝だね。






  - 完 -


※※ あさみからの、一言コメント ※※
この物語も最終話になりました。
天然おとぼけの夏生には、ちゃっかりな英さんが必要ですね。

しかも、ブラコン兄ちゃんは少しずつでも卒業してほしいです。

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。
またの機会がありましたら、登場させたいなと思います。

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R18 合宿、それは出会いの始まり 第6話

解散場所に着いた俺は、土産を買うのを忘れてたので、駅ビルの地下で晩飯のおかずを買った。
んで、お姉ちゃんにメールする。
「今、横浜に着いた。
高島屋の地下で、晩飯のおかず買ったからね。
サラダとコロッケだよん♪」
お姉ちゃんから返信があった「了解」と、短く。

お兄ちゃんはというと、俺が土産買わずに晩飯おかずを買うのを付き合ってくれた。
お姉ちゃんにメールしといたから、と言うと「そっか」と、これまた短い返事が返ってきた。
 
帰宅すると、兄弟達が兄ちゃん、お帰りー」と出迎えてくれた。
「ただいまー」と、俺とお兄ちゃんはハモってた。
晩飯のおかずを台所のテーブルに置いては、両親の遺影に帰宅の挨拶をした。

皆で食卓を囲み、俺はお姉ちゃんと後片付けをする。
その時に、お姉ちゃんに切り出した。
23、24日の土日、友達の所に泊まりに行きたいことを。
聞かれる前に、理由を先に言った。
お姉ちゃんは黙って聞いていたけど、「男か女か」と、それだけを聞いてきた。
男だよ、と答えると「女じゃないのか。」と…
夏休みの宿題もあるし、9月になるとテストもあるから勉強もしたいの。
「そうだよね、家では勉強しにくいもんねぇ。分かるよ。」
うん、分かった。
「でも、お兄ちゃんには言ってないんだよ。」
「だよね、あのブラコンは何を言ってもガンとして聞かないからねえ。
まっかせなさーい、お姉さんはナツの味方だから。」
力強い言葉をもらった俺は勇気を振り絞って言った。
「お姉ちゃん、あと1つ。」
ん?
「俺、その人のこと好きなんだ。」
・・・・・・。
「それでも、味方で…いてくれる?」
俺は泣きべそをかいていた。
すると、お姉ちゃんはヨシヨシと頭を撫でてきた。
「ビックリしたけど…そっか、そうなんだね。まあ、でも…女を好きになって妊娠させるよりは、同じ男同士の方が後腐れなくて良いかもね。」
そう言うと、何故かニヤニヤな表情で言ってきた。
「あんたの思うようにしなさい。
なにしろ、私はBL好きだから。これ内緒ね(うふっ)
で、一番の難関は任せなさい!
あのブラコン野郎にブラコンを卒業させてやる、良いきっかけよ。」

ありがと、お姉ちゃん。
で、BLって何のこと?


☆☆☆☆☆

2週間後の23日。
前日から雨が降っていたので、バスで学校へ行く。
午前中は、いつも通りに陸部の練習をする。
帰宅してから昼飯を食べるのだけど、その日は違っていた。
俺は、自分のだけオニギリを握って持ってきていた。
着替えが終わり、色々と雑事をやった後、学校を出る。
お兄ちゃんが待ってるのが見える。
すると、担任から声が掛かってきた。
うへぇ…
早く学校から出たいという思いで、お兄ちゃんに目をやる。
と…居ない?
携帯にメールがきたので開いてみると、お兄ちゃんだ。
「仕方ないな。俺は先に帰るからな。」と。
「ごめんなさい。」と返信した俺は、担任のお陰でお兄ちゃんを騙すことなく行ける。
そう思った。
担任の用事が終わったのは1時間後…
教員室で握り飯を食べた俺は、担任からチョコも頂いて食べちゃったよ。
ラッキー。

その後、歩いて最寄りの駅まで行き、そこから乗り継ぎでエイ…
違った、英さんの居る駅まで行った。

メールで送っていたので、英さんは駅まで迎えに来てくれてた。
マンションで一人暮らしをしてるらしい英さんは、買い物をして帰ろうと言ってきた。
一緒に、夕食と明日の分も買う。
プレゼントは買ってないので夕食を作ってプレゼントしたいと俺は言ったら、よろしくと言ってくれた。
そして、マンションに行く。
ワンルームだったが、シンプルに纏められていてセンスのいい部屋をしている。
リビングでウェルカムドリンクと称してオレンジジュースを出してくれた。
喉が渇いていたので、ちょうど良かった。
早速、俺は宿題に取り掛かり…英さんは、付き合ってくれる。
分からない箇所を教えてくれ、俺の頭はお利口さんになった。

プレゼント代わりの食事を2人で食べた後、お兄ちゃんから電話が来た。
『お前、どこに居る?いつまで経っても帰ってこないし…』
『奈胤、あんたは黙ってなさい!2週間前に、夏生は私に言ってくれたのよ。
行ってこいって許したのよ、この私がね。
いいこと、夏生。明日の夕食までに帰ってくればいいんだからね。』
「うん、分かった」
『2週間っ?この、クソ姉… 夏生、なんでっ… いってえなぁー』
『うるさい!あんたは、そのブラコンなんとかしなさいっ!電源切っててね、夏生。』

騒がしい電話が一方的に終わった。

くっくっく…
あーははははっ。
「楽しい姉兄だね。俺は一人っ子だから、羨ましいな。」
「うるさくしてゴメンナサイ。」
邪魔になるから、電源切っときますね。
プチっと電源を切った俺は、(お姉ちゃんありがと)と心の中で言っていた。

その後、英さんと一緒に風呂タイム…
風呂ぐらい1人で入れると言うと、「メールしただろ。喘がせてやるって。」と言われた。
(そうだけど…喘がせるってどういう意味なんだろ)と、思いながらグズグズしていたら…

時間がもったいねえと言いながら、英さんは俺の服を脱がし始めた。
え、裸にされるの?と言うと、お前の裸は、合宿の時に見てると言われた。
そういえば、そうだ。

・・・ん、待てよ。
俺、もしかして皆に裸を見られてた?


※※ あさみからの、一言コメント ※※
おぉ♪心強い味方がいますね~
お姉さま、BL好きだと弟にカミングしちゃいましたが、肝心の夏生君にはBLって何?
天然おとぼけな次男ですな( ̄▽ ̄;)

姉からの言葉を受け、無事に英さんと逢瀬を交わすことができルンルン\(//∇//)\
ブラコン兄ちゃんは、どうなる?

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R18 合宿、それは出会いの始まり 第5話

翌朝、目が覚めると視線を感じ身体を起こした。
すると、皆が俺を囲んでいたのには驚いた。
びっくりしたぁ…

「おにい…部長、あれからどうなったのですか?」
難しい表情をしてる部長は、口を開いてきた。
「お前は賭けの事を知っておきながら、俺には何も言わなかったな。」
賭け?
「ナツキを落としモノにしたら1万円。」
あっ、そういえば茂から聞いたんだっけ。
「でも、お前は彼女を振った。そこまでは良い。
どうして俺に言わなかった?
あの女は、俺を狙ってたのだろ。」
A校短距離のナツキを。
「ごめんなさい…」
俺はそれしか言えなかった。

俺は日下夏生(なつお)。
でも、部長であるお兄ちゃんは、日下奈胤(なつき)だ。

「はいはい、そこまで。
でも、問題はすべて解決したから大丈夫だよ。」
「そうそう。ナツキもね、弟のことになるとマジになるからなぁ。」
ブラコン兄さん、家に帰ってから喧嘩してよね。
「あ、そうだ。昨日の服ね、洗って干してるから。乾くまで待っててね。」
「まぁ、午前の練習が終われば、乾いてるな。」
やだよねー、あんな女子。
男漁りのために、合宿来てるんだってさ。
練習頑張るために来てる女子もいるのにねー。
お前達も、悪い女に引っかかるなよ。
「はい!」
と、返事をしたのは1、2年生だ。

朝食後、全体ミーティングをした後は午前の練習。
その後は、部屋の掃除&荷造りだ。
そして、1時間強ほどの自由時間。

ひと息ついた俺は、初めての合宿を振り返った。
キスだけだったけど、嬉しかったな。
あんなに気持ちが良いモノだとは思わなかった。
エイさんとは、これで終わりかあ。
良い思い出になったよな。

ダッシュをかけて先生を飛び越えて、部屋に戻った事。
あとで、しっかりとお仕置きをされた事。
エイさんと出会い、キスをされた事。
服を剥ぎ取られてマッパにされた事。
ん・・・
ふ、服。

あー!
服を忘れてたぁ…
洗濯場に急いで行き、自分の服を確保した。

忘れるとこだったよ。
すると、誰かの笑い声が聞こえてきた。
む、茂か?
いや違った、エイさんだ。

くっくっく…
笑いながら、俺に言ってきた。
「夏生君は、楽しいねぇ。飽きんわ。
言っとくけど、俺は女には興味ないからな。」
分かってるよな。

え、それって男に興味あるってこと?
すると、エイさんに言い切られた。
「それをホモと言う。つまり、お前も、りっぱなホモだよ。」って。

自由時間、どうするつもりだ?
ん…
まだ何も考えてない。
と素直に言うと、こっち来いと手招きを受け行く。
キスされるかなと思った俺は目をとじる。
期待に応えてあげよう、と言いながらキスしてきたエイさん。

でも、キスはキスでも俺の胸にも腹にもキスしてきた。
「あっ… ふ…」
「声、出さないで」と、俺の唇に掌を当ててくる。
だけど、何かを感じる。
「っ… … …」

あぁ、気持ちいい。

ぺちぺちと優しく叩かれる音が聞こえてくる。
仕方ないね、ゴメンネという言葉が、微かに聞こえてくる。
「っつ!」
いったーい、人の胸を噛むな!
胸ではない、乳首だ。
うぅ…。
中々起きてこないんだから、こうするしか無いだろ。

それよりも、集合時間まで10分程だぞ。
えっ、ヤバイ…俺、この服持って帰らないと…。

「あ、そうだ。」
「なに?」
「夏生君のメルアド教えて。」
「え?」
「番号は要らない。だって、声聞いたら会いたくなるでしょ。」
会えば、俺ヤっちゃいそうで…

それを聞いてると、俺は真っ赤になった。
赤外線で、自分のプロフを送った。
赤外線で受け取ったエイさんのプロフを見ると、名前が書いてあった。

「笹田英」

やっぱり、エイさんとは違うバスだった。
しばらくすると、メールが来た。
「お疲れさんでした。一応、書いとく。
俺の名前は笹田英と書いて、ささだ ひかり だ。
間違えるなよ。」



ええー!
ささだひかり?
エイじゃなかったのか…
早速送り返した俺は、
「ゴメンナサイ。思いっきり間違えてしまいました。」
その文面に返信がきた。
「罰として、今月23日の土曜は俺に抱かれること。
思いっきり喘がせてやるから、覚悟しとけ。
-追伸-
23日は俺の誕生日だ。土日と泊まる用意しとけよ。」


え、誕生日?
プレゼント何にしよ。

待てよ、その前に難関が…
お兄ちゃんを突破しないと、だな…。



※※ あさみからの、一言コメント ※※
素っ裸になった夏生君、昨夜はエイさんからのキスで眠りについたわけですが・・・

今回は、合宿最終日。
皆さんも、お気を付けてくださいませ。←何に?(-。-;

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R18 合宿、それは出会いの始まり 第4話※性的表現あります。※

※性的表現あります。『キス』だけですが…男同士ですので、苦手な方はご遠慮ください。※

エイさんの唇が俺の唇と…
もしかして、あれがキ、キスなのか?

俺の…
俺の、ファーストキス!!
でも、疲れてしまい寝てしまっていた。

翌日というか、4日目の朝を迎えた俺は、スッキリと目覚めた。
いつも通りに、その日の練習を消化していく。
その日の夜は肝試しで、2人ペアだ。
俺のA校では参加人数が奇数だった為、どうしても誰かがあぶれてしまう。
俺は怖いのイヤだからと辞退しては、部屋で静かに読書をしていた。
いつの間にか眠っていたのだろう。
気がつくと…茂が睨んでいて、エイさんが俺の側に居た。
え、どした?
「肝試しが終わって、キャンプファイヤーしてるんだ。その誘いにきたんだよ。」と茂が。
「こいつに何をしようとしていた?」とエイさん。

意味、分からないのですが…

すると、ドアが開き、
「ナツー、ファイヤーしてるぞ。ってか、ナニお前。
昨夜は、お仕置きさせられたんだって?」
同じ短距離のヤツが迎えにきたのか、行かないといけないのかー。
行きたくなーい、と駄々をこねる俺に対し、肝試しはパスしたんだから、ファイヤーは出るの!と言い切られてしまった。
近くの広場では男女混合でのファイヤーだった。
まあ、合同合宿だからな…
俺は、そこに居るだけの人間になっていた。
昨夜のキスが頭の中から消えない。
エイさんの唇、柔らかかったな…

少し離れた所にボケっとしていたら、そばに誰かが近づいて来た。
ファイヤーにも来たしもう部屋に戻ってもいいだろう。
他にも、部屋に戻ろうとしてる人もいるし。


いつの間に寝てたんだ俺?
気がつくと、服がなく裸になっていた。
俺のそばにはエイさんが居るし。
俺ら2人を囲むように、何人かの人間がいる。
すると、どこかで聞いたような声が聞こえてきた。
「あんたは要らない。私が欲しいのは、そっちのA校の方よ。」と。

昨夜の女子だった。
「俺の服をどこやった?」 
すると、その子はとんでもない事を言ってくれた。
「あんたの服は、要らないの。
なにしろ、これから私に抱かれるのだからね。」

はあ、何それ?
俺にも、理想の人っていうのはあるのだけどね。
しかも、その子は周りにいる誰かに向かって何やら指示してるし。
すると、一斉に俺に向かってくる。
陸部男子をなめんじゃないよ。
こちとら幅男子なんだから、少しの間なら滞空保持できる。
真っ裸というのは気になるが、仕方ない。

覚悟を決めたら、エイさんに抱えられ強行突破で俺はその場を後にしていた。
なんで?
多勢に無勢という言葉があるだろ。
そうだけど、俺としては服を返してもらいたい。
すると、目の前にヌッと何かが出てきた。
その何かとは、俺の服だ。
え、お兄ちゃんっ?
「念のため、予備に俺が持ってきたものだ」と、お兄ちゃんは言ってくれたけど。
予備って、どういう意味?
そしたら、他の部員達がお兄ちゃんの後ろに居るのが目に入ってきた。
しかも、顧問やら違う高校の人とかも…
どうしたのかなと疑問に思ってると、エイさんが「とりあえず、着替えるんだ」と。
それもそうだな。
俺はエイさんに抱えられ、お兄ちゃん…いや部長から服を受け取った。
「後は、任せろ。お前は部屋で寝てろ。」というお兄ちゃんの声を聞いた。

自分の部屋に戻り着替えようとしたら、中々着替えられない。
手が震えているのだ。
それを見ていたエイさんが、俺に向かって言ってきた。
「なんなら夕べの続きをしてもいいんだぜ。」
「続き?」
すると、俺の耳元で囁いでくれる。
「そう、キスの続き」
…!
なにしろ、今のお前は何も着てない状態だから、脱がす手間が省ける。
と、言ってくるが…
俺は真っ赤になり、着替えるよりも早く口に出ていた。
「キッ、キス。っていうか、俺のファーストキス返せ!」
「おや、ファーストだったのか。それは得したな。」
「あんたは…」
その続きは言えなかった。
なにしろ、今度はブチュッと俺の唇に…
「ん… 」
ま、まて待て…
俺は少し顔を離すと、
「イヤじゃないだろ。俺もイヤじゃないし、もっとしたい」
と、欲望丸出しセリフをエイさんは言ってくる。
たしかにイヤじゃない。

俺は頷き、自分からエイさんにキスをしていた。

あろうことか、俺の口の中に何かが入ってくるし。
「ふ… ん…」

あ…
でも、気持ちいい。

キスが、こんなに気持ちのいいものだとは思わなかった。
すると、俺が着替えさせてやると言ってくるエイさん。
俺は寝たいので、自分の荷物からパジャマを出して着替えた。
エイさんは、微笑んでは優しく言ってくれた。
「おやすみ、夏生君。」
オヤスミのキスを、俺に落としてくれた。


※※ あさみからの、一言コメント ※※
昨日は更新できずに、申し訳ありませんでした。
今日のは、しっかりと『キス』と書けます(何かが違う…

ファーストだけでなく、セカンドは自分合意でのキスを捧げることになっちゃいましたね。

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