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category: 雅治の春休み  1/3

雅治の春休み (10) ※仮の。。。.※

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そのお母ちゃんの言葉を聞き、思わず二人とも噴き出していた。ぶっ…! 「え、お、おか…」 「声を出さない様にするとか、エッチしないとか気を使え、って言ってるの」俊平は顔を両手で隠し言ってくる。 「あー…、だから言っただろ。声を出すなって」 「だって、だって…」お母ちゃんは、立ち上がろうとしている。 「こうやってゴマ擦れば良いと思ってるのだろうけど、そっちの気の使いようをして欲しいものね」 「おかあ」 「...

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雅治の春休み (9)

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あれから、俺視点なんだけど、と前置きして、あの時の事を話したんだ。話し終えたら、西田先生は「よし、録音完了!」と嬉しそうな表情で言ってきた。なにが録音完了なんだろ…と思ってたら、いつの間にか手には見覚えのある録音レコーダーを持っていた。あ、もしかして今の話…と思っていたら、俊平は西田センセーの胸倉を掴んで殴り込みそうな雰囲気だったのだが、それを阻止する事は出来なかった。だって、西田センセーが言ってく...

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雅治の春休み (8)

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西田センセーは声を掛けてきた。 「お疲れさん。でも、あの走りは無いぜ。最後の700m以外は、本気で走っただろ」 「だって、緊張してて…」 「まあ、お蔭で、うちの部員だけでなく、他の部活の奴等の目も覚ました結果になったが」 「ごめんなさい。俊平センセーからも言われてたんだけど、いざとなったら…」 「誰かに教えるのは初めてか?」 「はい、そうです」 「なら、いい勉強になっただろ」 「緊張のどん底に居たよ...

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雅治の春休み (7)

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そして、週末。学校へ歩きで向かった。なぜ、歩きなんだ。まだバスの方が良い。先に校長室へ向かう。あの校長先生、まだ居るのかな。俊平がコンコンッと小刻みにノックする。 「はい」 「西田先生から話を頂きました。先に、こちらに向かう様にと。よろしいでしょうか?」 「どちらの方かな?」 「た…、雅と申します」 「雅?」ドアが開き、校長先生が出てきた。え、校長って自分からドアを開けるのか…?そう思っていたら、校...

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雅治の春休み (6)

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彰君の仕事が終わる時間を見計らって、警察署に向かう。制服を脱ぎ、私服に着替えた彰君は俺に気が付いたみたいだ。案の定、彰君は紳士服の店に行くつもりみたいだっだので、言ってやる。 「彰君、服は要らないよ」 「え、だって」 「俺、昨日御馳走になったし、今日は俺が夕食を御馳走してあげようと思って来たんだ」 「え、いや、だって、まだ学生に…」 「奢らせて、ね?」彰君は苦笑してる。 「分かったよ。なら、ラーメ...

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