BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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【友達と親友の線引き】 あとがき

私の頭の中で妄想として3年ほどくすぶっていたのが、やっと形になりました。
皆様、いかがでしたでしょうか?

登場人物も、私の頭の中で作られてたのですが、やっと満を持しての登場です。


キャスト設定
福山香織=短大2年生になる19歳(友明の双子の姉)
福山友明=大学2年生になる19歳(主人公)
福山優人=大学1年生になる18歳(友明の弟)
斎藤康介=友明の親友(幼稚園児年少さんまではイジメっ子)
斎藤優介=康介の息子

香織&友明&優人の母=作者

設定は、作者の過去をそのままそっくり持ってきました。
まさに、いじめられっ子で弱虫泣き虫チビ助…

でも、そうしないと大人に成長した友明の性格に繋がりませんので。

お陰で、欲求不満に陥りましたぁ(笑)


☆☆☆☆☆
文中に出てきました楽曲ですが、作者である私の完全オリジナルです。
著作権等は放棄してませんので、コピー及び無断転載等はやめてください。
『そばにいるから』 
『旅立ち』 
『踏ん張れ』 
『Hand in Hand with together 』 
以上4曲とも、作詞作曲編曲::あさみ



これからも、頑張って書きます。
今後共、よろしくお願い致しますm(_ _)m



あさみより 2014/8/2


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【友達と親友の線引き】最終話 再会

♪キンコン、キンコン♪

「はい」
若い男の声だ、もしかして…

「康介?トモだよ、福山友明。
遊びにきた。」

「え?誰?」

すると、その声はとんでもない事を言ってくれた。
「こうすけ?おとーちゃん、お客さんだよー」

え?
康介って、もう結婚して子供もいるのか?
たしか同じ歳だったはず。
すると、庭からガサガサと茂みを掻き分けながら現れた。
康介?

あっちも、驚いていた。
8年前に会った時と変わらない。
「よっ、元気か?
すでに子持ちだったとはね、驚いたよ。」

「…まさか、福岡に越してった、あのトモか?」

「そうだよ。今はこっちで大学生してるよ。」

康介は、懐かしそうに目を細めた。
「そっか。久しぶりだな。」

「康介。あの時、お前が言ってくれた言葉で変わる事が出来た。
今では、自分のことを『私』呼びになったよ。
ありがとな。」

「なんか言ったっけ?」

「ああ、『言いたい時は、そうやってきっぱりと言った方がいいぞ。』ってな。」

「…いつの話しだ?4歳ぐらいの時だろ、ソレは。」
まだ覚えてるのかよ、いい加減に忘れろよな。

そう言いながら照れてるのを見ると「可愛いな」と思った。
と同時に、「お父さん、可愛いっ」と、子供の声がした。
いや、自分の心の声ではない、幼さの残る声だ。

まだガキ大将だったころの康介にそっくりの、男の子がそばに居た。
「優介。お父さんの親友だよ。」

「ふーん。こんにちは、サイトー ユースケです。」

子供相手だと、自然と同じ目線になってしまう。
「こんにちは、福山友明です。さっきの声は、君だったのかな?
ごめんね、お父さんかと思っちゃったよ。
大人びた声してたから、そう思ってしまった。」
きちんと挨拶できるんだね、エラいなー。

その子の頭を撫でてしまい、子供扱いしてしまったが。
親子揃っては照れてる。
その様子を見ては、ほんとに似てるな、と微笑ましく思った。

「康介。友達から親友に格上げしてくれるのか?
ありがとうな。」

そう言うと、すっごく照れた顔をして破顔していた。
「当たり前だろ。お帰り、トモ。」
と言いながら、背中を優しくバンバンと叩いてくる。

「ありがと。ただいま、コースケ。」



『親友』とは何?
私には知り合いとか仲間なら、たくさんいるが。
友達や親友とかはいない。
その線引きが分からない。

だけど、これだけは言える。

あの時、勇気を出して紡いだ言葉。
それに対して、戻ってきた率直な言葉。
まだ幼かった頃、自分の気持ちも分からない事が多かった。
それでも、コイツはまっすぐにぶつかってきてくれた。
現在でも、私に笑顔で「お帰り」と、言ってくれるコイツがいる。

康介。
あの時、お前と話ができて良かったよ。
私も、お前を友達から親友に格上げしよう。

私の唯一の親友、斎藤康介。
お前と出会えて、よかった。
ありがとう。




~ 完 ~



※※※ あさみからの、一言 ※※※
最終話です。

次なる物語(R18)のプロローグ的な物語です。
主人公は、こんな人物なんだなと思っていただけると嬉しいです。
あとがきは、後ほど載せますね~

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【友達と親友の線引き】第5話 思い出に浸りつつ

♪~…リリン、チリリン~♪


ガラガラ…

ダ、ダダダダーン!
ガラガラ、ガッシャーン!!!

バキッ!



……ッ!

な、ナニ何?
雷か地震か?

せっかくいいとこだったのにぃ…

すると、優人の声が聞こえてきた。
「あー…
やっちゃったぁ~」


なんだよ、せっかく昔の夢を見て…
って、私は寝てたのか。
ふわぁ~

昔は、ここに住んでたんだよな。
結局は小5までしか居なかったけど、6年生になる前に福岡に引越したからな。

それに… 昔は昔、今は今ってか?
あの子守唄の4曲は、今でも好きな歌だ。
流行りの歌よりも、お母ちゃんの歌の方が良い。


優人の方が気になるが…
自分でやったんだ、自分で片付けてもらおうか。
一つ下の弟、優人。
こっちの大学に入学が決まり、どこかを借りることもなく、家があるのだから。
という理由で、兄弟2人で住むことになったのだが。
ま、イイか。


一番大好きな歌を3曲とも歌いながら、この風鈴を見ては…
あの頃の泣き虫な自分を懐かしく思い返そう。

『踏ん張れ』
~♪
光の中を歩いてく 君は眩しいよ
でも 僕がいることを 忘れないで


踏ん張っていく 君はとても輝いている
そんな君を見てると 僕も出来るんだ!
そういう気持ちに なってくるよ
だから 僕は 君をそばで ずっと見続けるよ

そして 君から勇気もらうよ~♪


ん?
向こうから、優人の歌声も聞こえてくる。
仕方ないねえ…
お母ちゃんみたいにギターは無理だが、ピアノなら弾けるぞ。
ピアノなら良く弾いてたからな♪


残り2曲を伴奏付きで歌う。
『旅立ち』 『Hand in Hand with together』

優人も何をやったか知らんが、歌いながら片付けてるのが分かる。

~♪
Hand in Hand with you 一人ではないんだよ
いつか会えると 強く信じて
Hand in Hand with me 思いを感じてるかな
熱く燃え上がる その時のために
Hand in Hand with you 誘ったら来てくれるかな
一人でいるのはイヤ あなたと一緒に居たい
Hand in Hand with me 告白するよ
君よ、そばにいて 
これからも・・・
いつまでも with together ~♪


優人も歌いながら、こっちに来た。
何か持ってる?

曲に合わせて歌ってくれる。
「ねえ、お兄ちゃん。これ見て~
ごめんねぇ…、割っちゃった♪」


何を割った?

それは…
あっちに引っ越す前に、アイツから貰ったモノだ。
あの時、私に向かって言ってくれたヤツ。
『言いたい時は、そうやってきっぱりと言った方がいいぞ。』

コウスケ。
あれから意地悪されることもなく、虐めてくることも無くなった。
仲良くなり、一緒に過ごすことも多くなった。
そして、アイツは勉強のできる頭の良いヤツだと再認識したものだ。

そうだ、一本向こうの大きな家。
あそこの息子だ。
そして、フルネームを思い出した。
「斎藤コウスケ。」
行ってみようか、久しぶりに会いたいなアイツに。


あれから8年経った今、大学2年生になろうとしてる19歳の私。
康介、お前は何をしてる?


※※※ あさみからの、一言 ※※※
暑いですね~

バテてませんか?
たまには、思い出に浸るのも悪くない、と思ってる主人公です。
そうそう、夢から覚めると現実です。
この日は、大学2年になろうとしてる19歳のトモです。

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【友達と親友の線引き】第4話 一代決心

その次の日。
やっぱり意地悪言われたりした。
おかーちゃんと約束したのを思いだし、泣くのを我慢した。
おしばい…。
「…んで?」

「ん?何かきこえたか?」
「いーや。カでも飛んでるじゃない?」
「ブーン、ブーンってね」
 
今度は、大きな声で言った。

「なんで?」

「は?」
「なにが?」
「ってか、コイツの声。初めてきいたー」

「なんで、僕なの?
なんでいじめるの?
なんで?」

「ケッ!」
「どした、今日は泣かないのな。」
「…つく。そこにいるだけでムカつくんだよっ。」

『そこにいるだけで、ムカつく。』

その一言が、僕に言わせていた。
おしばい、ではなく本当の気持ちだった。
いつものハスキーボイスではなく、声が低くなっていた。
「いつもいつもいじめたり、いじわる言ったり…
そこにいるだけでムカつくだなんて…
それは、俺のことが気になるからだろ。

お前らは、俺のことがそんなに好きなんだ?
好きだからいじめるって言うだろ。
ソレか?
ええ?」


そいつらは、僕の急変した態度を感じ取りタジタジになっていた。
「ちげーよ。…もう帰ろ」
「なに言ってんだコイツ。同じく、帰ろ」

でも、1人は残っていた。
「俺は、あの2人とは違う。
そうだよ、俺はあんたの事が気になってるんだよ。
それが好きかどうかは、分からない。
あんた、はっきりと言えるんだ。
見違えたよ、俺も帰るわ。
じゃーな。」

言いたい時は、そうやってきっぱりと言った方がいいぞ。
と、そいつは言ってくれた。

3人とも居なくなって、僕はその場に座り込んでしまった。
カオリがやってきた。
「どしたの?
泣きもせずに、アイツ等を言い負かせたの?
スゴイネー」

双子の天然な姉、カオリは、嬉しそうな表情で言ってくれた。

それから、僕から俺に変わり…
言いたい時は、はっきりと言えるように頑張った。
泣くときもあったけど…



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【友達と親友の線引き】 第3話 母の温もりと子守唄

次の日。
やっぱり、近所のアイツ等に囲まれ意地悪されたりしてた。
でも、何も言えなかった。

それでも、泣くのは我慢した。
逃げるように帰った。
泣きたかったから。

「あら、トモ。お帰り。」

「おかーちゃん、ダッコ!」



「エーン、エーン…」

「よしよし、我慢して帰ってきたのね。」

おかーちゃんに抱っこされながら、寝ていた。

目が覚めると、お母ちゃんは服が違う。
「どしたの、どこか行くの?」

「ううん。濡れちゃったから乾かしてるの。」

見ると、服を乾かしてる。

自分の涙で濡らしたのを思い出した。
ゴメンナサイをすると、良いのよと言ってくれた。
「濡れたら、洗えばいいのだから。」

だから、泣きたい時は泣けばいいの。


その日。
いつも通りに抱っこされては、一緒に歌いながら…
子守唄を聞いていた。


♪~人の道は生まれおちると そこから始まる
他人の手を借りながら 進む道も
自力で切り開いていく 「生きる道」が始まる

どこに向かってるの 君の道は 何を見ているのかな
たぶん僕には分からないだろう どんな君になるのかな
選んだ道を行けばいい 自分の心 信じて
もし違うと思ったら 別の道を考えればいい
踏ん張れ 君の瞳には何が映るの
この果てしない空の下 どこまでも続く地平線
踏ん張れ 君の頬につたうものはナニ?
その横顔を見てると 君のひたむきさに 胸を打たれる~♪


♪~ゴロゴロしろよ
泣いてもいいんだ
布団に潜って不貞寝すればいい
生きている証拠さ

喜びと不安を胸に秘めて 私達は旅立ちます
色んなことをしていき そして強くなっていきたい
いつの日か 自分の夢を叶えたいから
そのために 今 踏み出します~♪


♪~いつも君は 強がっている
本当は さみしいくせに
そんな君を ボクは見ている
その存在(ひと)に
君は 気が付いてるかな?

泣きそうな心で 見つめる君
言いたいこと ボクには分かるよ
だから 言いたいこと 言っておくれ
ずっと・・・
君のそばにいるから~♪


♪~Hand in Hand with you 一人ではないんだよ
いつか会えると 強く感じて
Hand in Hand with me 思いを感じてるかな
熱く燃え上がる その時のために
Hand in Hand with you 誘ったら来てくれるかな
一人でいるのはイヤ あなたと一緒に居たい
Hand in Hand with me 告白するよ
君よ、そばにいて 
これからも・・・
with together~♪


途中から、ぐっすりと眠りに入っていた。


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