BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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弟と兄 ~あとがき~

いつも読みに来て頂きありがとうございます。

 『弟と兄』は、如何でしたでしょうか?
書きたかった設定なんです。
弟が兄を襲う、というのが。
兄が弟を、というのは色々な方が作品に出されてますが、弟からの愛というのを書きたかった。
だけど、今迄は、その勇気が出てきませんでした。
設定はずっと前からあったのですが、下書きとしてちょこちょこ書いていたのを繋げた話です。

そして、三角関係の相手として登場したのは、サッカー部で部長をしていた真木君。
真木雄飛は、本当に小林道夫を好きになっていたのですね。
しかも、養護教諭である小林道夫にツッこんで、ヤるという役で。
ストーカー予備軍として、私のリストに載りました。(笑)

名付けるにあたって苦労しただろうと思われるでしょうが、そんなにも苦労はしませんでした。というものの、小林祐樹と真木雄飛。お気づきの方もいらっしゃると思います。
そう、「ゆうき」と「ゆうひ」。似た名前をくっつけて、道夫を困惑させてやろうと思ってたのです。それが、兄の思いは困惑どころか、「ゆうき」と「ゆうひ」は別人という区別がついたみたいです。
だから、真木は振られる結果となってしまったのですね。

それどころか、私自身、どうして兄の名前がヒットするのか分かりませんでした。
ググってみると、小林道夫さんって、ピアニストの方がいらっしゃるのですね。
気が付きませんでした。
申し訳ありませんでした。

だって、苗字はどこにでもある苗字でと思い、名前は男らしい名前にしようと思って、付けたのですから。両親は他界してるけど、心優しく道から外れる事の無い男で、弟の面倒を見る、面倒見の良いお兄ちゃんという設定で、道夫と付けたのですから。

ピアニストの小林道夫さんで検索かけて来て下さった方々には、ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。


創作とは言え、名付けというのは難しいものがあります。
これに懲りず、お越しいただけると嬉しいです。
本当に、申し訳ありませんでした。

これからも、よろしくお願いいたします。


ありがとうございました。









  by あさみ 2017/3/2





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弟と兄 (50)最終話※R18!性描写有ります。18歳未満&抵抗ある方はスルーして下さい※

※祐樹視点※R18!!性描写有ります。18歳未満&抵抗ある方はスルーして下さい。



ケーキを四分の1食べた俺は、兄を食って乱れさせてやった。

明日は入学式だが、ここからなら徒歩5分圏内で行ける距離にあるから9時に起きても集合時間の9時40分には十分に間に合う。

兄の部屋に行き、ベッドに横たわる。
 「明日は、入学式なんだろ?」
 「うん。でも大丈夫だよ」
 「そっか…」

俺は言っていた。
 「先月のお兄ちゃんの誕生日の時は俺を食ったでしょ?」
 「ん…、嬉しかったよ」
 「だから、今日は俺が食べるからね」
 
くすくすと笑いながら応えてくれる。
 「お手柔らかに」
 「はーい」


お兄ちゃんのパジャマを脱がしながら腹にキスしていく。
 「ふ…」

胸を触ると、兄の身体はビクッと揺れる。
 「んっ」

兄の身体はポッチャリ型なのだが、男らしさを感じる。触ってると、俺を感じてくれてるのが分かる。
嬉しくなってくる。
なので、乳首を舐めては、もう片方の乳首を指でこねる。
 「あ、っん…」
 「イイ顔だ…」

左右の乳首を同様にしていく。
 「ゆ・き…」
 

合体する前に、一度イカす。
兄のが弾け飛んだモノを指に纏わりつかせ、尻の窪みに宛がう。
 「ア…」
 「力抜いて」

 「う・ふぅ」

 
 「好きだよ…、力抜いて」
 「ゆ・ぅ……」

 「ペンダント、付けてくれてるんだ?俺のも見て」

先月、兄の誕生日にペンダントを贈ったのを、兄は身に付けてくれている。
毎朝、鏡を見ながら付けてるのを、俺は知ってる。
俺も、夕食前に貰った誕生日プレゼントのペンダントを付けている。

赤く頬を染めた兄は色っぽい目で、俺を見てくれる。
兄の手が伸びてくる。
 「ゆぅ・き…」
 「同じペンダントだよね。嬉しい」
 「ペアだな」
 「うん」

そうしてると兄の力が抜けたのを感じた。
ググッと挿し込む。
 「あっ…」

少しばかり重なりを感じていたが、俺は動き出す。
 「う、ふ、ぅ…」

 「ゆ・・き」
 「ん…、イッていいよ」

 「ん…」


 「あっ…、アアアアッ」

兄のが弾け飛んだ後、俺のも兄の中に弾け出した。
 「ぐっ…」




いつの間にか寝ていたみたいだ。
腹が減ったので目が覚め、キッチンに向かう。
冷蔵庫の中を見たが見当たらず…。
うーん…、どこに隠してくれたんだろ…、とごそごそと探し回っていた。
やっと見つけた。
 「なんでこんな所に隠しとくかねえ」

俺は誕生日ケーキの残り半分を食ったのでした。
ホットレモンティーを淹れて、ブレイクタイムを満喫していた。

はあー、食った、食った。
心身共に満足だ。





が、朝の7時前に叩き起こされた。
 「祐樹っ、お前はケーキ食ったな」
 「だって、お腹が空いたんだもん」
 「まったく、お前はー…」
 「それに、あんな所に置かないでよね」
 「冷蔵庫に入れて置いたら、すぐに無くなるだろ」


罰として朝飯作れと言われ、今日の朝飯作り当番は俺になってしまった。
まあ、良いよ。
どっかの誰かさんみたいにバカの一つじゃないから。

本日の、俺の入学式の朝食メニューは、これ。
白米、ほうれん草のお浸し、卵焼き、豚汁。

お兄ちゃんに作らすと、毎朝が同じになる。
白米、潰れた目玉焼き、豆腐とワカメの味噌汁。


もっと作り方を研究してよね。
まあ、作れるようになっただけでも進歩だけどね。






















- 完 -





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読みに来て頂き、ありがとうございました。


弟と兄 (49) ※道夫視点※描写…、有ります?

※兄、道夫視点※



 「目、瞑って」
そう言ってくるから、ああ、祐樹の方からしてくるんだな。
素直に解釈して目を瞑った。


唇を指で開こうとしている。
言えば、開いてやるのに。
そう思っていたら、祐樹の唇が触れてきた。


何かが押し込まれてくる…。
そんな感じだ。
祐樹の舌か。
いや、これは固形…?


ガリッと音がする。
 (ん、ガリッて何だ…?)
 

祐樹のご機嫌な声が聞こえてくる。
 「うん、美味いわー。この人形菓子」

その声に目を開くと、それはそれは嬉しそうに、ご機嫌な顔をしている祐樹が居た。
 「祐樹…」
 「初めての口移し、味はどう?」
 「どうって…」
 「俺の口の中には、ミニ道夫だよ」
 「それじゃ、俺の口の中に押し込んだのは祐樹の人形か」
 「うん」


祐樹は言ってくる。
 「目の前で、ケーキが早く食べてくれーと言ってるんだよ。はよ食べよ」

俺は溜息吐いていた。
 「俺はケーキに負けたのか…」


 「で、食べてからエッチね」
 「はいはい」

祐樹は包丁でホールケーキを半分に切る。
そして一方は切らずに、残り一方を半分に切って皿に盛り俺の前に差し出してくる。
見てると、もう半分も皿に盛って横に置いてる。
思わず遮っていた。
だが、祐樹の方が早かった。
 「まっ」
 「こっちの半分もーらいっ」
 「食いすぎっ」
 「いいもん。エッチするんだから食べないともたない」
 「っとに、お前は…。でも、ホールの半分は食い過ぎだ。せめて、その半分にしろ」
 「えー…」
 「残りは明日の昼にでも食えば良いだろ」
 「うーん…」

マジで考え込んでいるので言ってやる。
 「考えるな、悩むな」


これぐらいで、そんなに考え込むな。
そう思っていたら、口にしていた。
 「ケーキは四分の1にして、後は俺を食えば良いだろ」



その言葉に、祐樹は少しばかり考えていた。
が、今度は素直に言う事を聞いてくれた。

まったく、こいつは…。
どこまでケーキ好きなんだ。








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そして、いよいよ次は最終話です。

弟と兄 (48) ※祐樹視点※

※祐樹視点※



兄は、いや道夫さんは俺を抱きしめ、耳元で囁くように言ってくれる。
 「誕生日おめでとう。これからはずっと一緒だよ」
 「ありがとう…。俺、本当に嬉しい」


なので、背伸びしてキスしてやる。
兄はくすくすと笑ってくる。
 「何?」
 「ん、背は伸びないなとおっ…」


踵で兄の足を踏ん付け、ゴリゴリとしてやる。
 「ゆーうーきー……」
 「ふんっだ、これでも180超えてるんだよっ」

それを見下ろすだなんて、190以上ある奴はバケモンだよ。


くすくすっと笑いながら兄は言ってくる。
 「ほんとに、可愛いよな…」

その言葉を向けてくれる兄を睨み付けてやる。
 「ごめん、ごめん。祐樹、あれがあるんだ」
 「なんだよ」
 「ケーキも買って帰ったんだ。夕食を食べた後に食べよう」


ケーキ。
それは、俺にとって大好物な物。
一気に気分は浮上した。

 「ねえ、どんなケーキ?」
 「それは食後のお楽しみ」
 「んー、待ち遠しいなあ…」



ちょっぴり豪勢に寿司を握り、すき焼きが夕食だ。
その夕食後、兄が差し出してくれたケーキの箱を開ける。
 「わあっ…!」

チョコレートケーキに粉砂糖を振らせ、「Happy Birthday」というネームが乗っている。
兄はごそごそと何かをビニール袋から取り出し置いてくれる。
砂糖で作った男の子の人形が2体だ。
手を繋ぐ様に、兄はネームの前に置いてくれた。

 「可愛いっ」
 「こっちが祐樹だよ、名前掘って貰ったんだ」
 「仲良しだね」
その言葉に兄は微笑んで言ってきた。
 「たまには言い合う事もあるけどな」
 「だって俺たちは人形やロボットで無いんだよ。人間なんだ。感情を持っているんだ」
 「泣いたり笑ったり、怒ったり、愛する事もな」
 「うん」


思わず見つめ合っていた。
 「祐樹…」
 「おに、道夫さん…」

俺はどうしようかと悩んでいた。
キスするか、しないかのだ。
だけど、目の前にあるのは……。

兄に向かって、一言だけ言う。
 「目、瞑って」


兄は素直に目を瞑ってくれた。






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うんうん、祐樹の行動は分かるよ。
言われたくないよねー
しかも、好きな人に。。。

弟と兄 (47)

今年の大学の入学式は4月3日の月曜日だ。
本来なら4月2日にするのだが、今年は日曜日という事もあり3日にするらしい。

その前日の4月2日にスーツを受け取りに行った。
そして、その日は俺の誕生日でもある。
40歳になった兄と俺の年の差12歳が、11歳になる日なんだ。
そう、兄の誕生日は3月15日で俺の誕生日は4月2日。
スーツ姿の俺を、兄に見て貰おうと思っているのだ。


大学の入学オリエンテーリングの時、入学者対象にスーツの割引券が同封されており、1着だけ購入する人は半額で購入できるが、2着買えば1着は無料だけど、2着目は半額になるという嬉しいクーポン券だ。
3月に入ると、駅近くのスーツ専門店に行って採寸してもらっていたのだ。


淡い紺を基調として濃淡の2色のグレーが格子模様となっている上下。
もう1本は、ノーコンの上下。
色々な時に活躍するだろうと思ってノーコンにしたのだ。
スーツ2着とインシャツを4着買ったので、ネクタイは3本付く。
落ち着いた雰囲気を持つ赤紫色のと、黒地にクリーム色とオレンジ色が挿し色となってるのと、ノーコンだが星が散らばっているのとだ。

どっちにしようかな、と思ってると帰ってきたみたいだ。


 「お帰りなさい」
 「ただ…」


振り向いた兄の目が大きくなっている。
その兄に言ってやる。
 「驚いた?今日受け取りに行ってね、最初に見て欲しいなと思って」
どう?と聞きながら、くるっと1周回って見せる。

大きくなってた目が優しくなってきて微笑んでいる。
 「驚いたよ。うん、よく似合ってる」
 「ありがと。これとね、もう1本あるんだ。着てくるから待ってて」

待っててと言ったのに、兄はついてくる。
 「誰かと会うのか?」
 「何言ってんの、入学式に着るスーツだよ」
 「入学式?」
 「大学は制服なんて無いんだからね」

すると兄は額に手を当てて俯いてしまった。
 「あー…、聞けばよかった」
 「何を?」
 「誕生日プレゼントを買って帰ったんだ。欲しい物を聞いてれば良かった…」


着替え終わり、声を掛けてやる。
 「はい、もう1本はこっちだよ」
 「ん、どれどれ…」


どう?と、また1周回って見せる。

 「さっきのも良かったが、こっちも良く似合ってる」
 「どっちを着て行けば良いと思う?」
 「そうだなあ、入学式ならどっちでも良いと思うよ」
 「俺も迷ってね」
 「それなら春らしく…、今来てる格子模様の方かな」
 「なら、こっちにする」

スーツを脱ぎ、ハンガーに掛けていく。
兄の声が聞こえてくる。
 「で、入学式っていつ?」

俺は思わず溜息を吐いていた。
 「明日だよ」

 「は?明日?」

益々、目が大きくなっていた。


服に着替えてリビングに行くと、四角い包みを手渡された。
 「誕生日プレゼントだよ。おめでとう」
 「ありがと。開けて見ても良い?」
 「うん、良いよ」

包装を解くとチョコレートの箱が出てきた。
 「わあ、チョコだっ」
 「中を見て」

ここのチョコ好きなんだよな、と思いながら蓋を開ける。
 「え…」


うん、もちろん個別包装されたチョコもあったよ。
でも、驚いたのは・・・。
個別包装されたチョコ達に四方八方を守られているかの様に見える物にだ。
それに驚いたんだ。

 「こ、これって…」
 「うん、その驚いた顔も見たかったんだ」
 「意地悪…」
 「俺の思いだよ。受け止めて欲しい」
 「ありがと…、大事にする」


兄は、ペンダントを俺の首に掛けてくれた。
兄弟という重さよりも、ペンダントの重さの方が重い感じを受ける。
涙が頬を伝う感触がある。
 「おにぃ…、ありがとう、本当に大事にする」





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19歳の誕生日おめでとう、祐樹君。
スーツ姿を着た祐樹君の晴れ舞台は、すぐだね。
写真とらなきゃ、だわ。

そして、最終話まで残り数話です。
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