BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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俺の隣は。。。 番外編

※番外編※利根川視点


 「なあ、利根川」
 「なんだ?」
 「なんで、ここにしたんだよ」
 「なんだ…、引っ越したばかりで、もう不満か…」
 「だって、ここって…」

もちろん、俺は分かっていた。
 「だって、義昭は坊ちゃんが好きなんだろ」
 「……」

その微笑が怖い。
利根川が何を考えているのか、読み取れない高瀬は黙るしかない。
そういう高瀬の気持ちを正確に読み取った俺は、ビンゴになるだろう言葉を言い当ててやる。
 「ここに居れば、常務に何があっても直ぐに駆けつける事が出来るだろ。
それに、俺も居る事だし。
二人揃っていれば、社長も安心な筈だ。違うか?」
 「そ、それはそうだが…」

 「まさか、坊ちゃんとヤリたいと思ってる、とか?」
 「いや、それはもう無い」
 「ふーん…、即答ね」
 「だって、あいつは俺らを兄貴だと思ってるんだ。俺にとっては、守るべき大切な奴だと思っていたのに。でも、俺はあいつではなく、五右衛門を選んだんだ」
 
その言葉に、思わずニヤついていた。
 「それは嬉しいね。だけど、俺はチャンスがあれば、あいつをヤリたいと思ってる。」
 「なっ…」
 「あいつの身体は忘れられない…」
 「五右衛門……」

 「俺達二人で回す、というのも有りだぞ」
 「え……、さ・さんぴー……」
 

義昭の、その言葉に笑いながら言ってやる。
 「はははっ…、楽しいだろうなぁ……」


利根川は想像してるのだろうか、本当に楽しそうな表情になっている。
あ、それでも政行の側に居れて、あいつを守れる位置にいるって事は、ここに引っ越してきて正解なのか。もしかして、五右衛門はそこまで考えての行動だったのか。
さすが専務、侮れない。
社長秘書してた頃とは違う、平和的な刺激だ。
なにしろ、社長秘書だった頃は出張する度に、現地での暴走君たちを食い止め、睨まれ殴る蹴るの繰り返しだったからな。
強くなければ、殺される。

そういえば政行を怪我させた、あの偽物警備員。
あの3人に報復したいな。

社長秘書でなくなったので、長期な休みを取りにくくなった。
それに俺が居ないと、政行は寝て過ごすだろう。
それだと五右衛門に狙われる。




 「義昭っ!」
何を考えてるのか、押し黙ってしまった高瀬の身体を揺らす。
 「あ、ああ、何だ?」
 「何を考えてるんだ?」
 「政行に怪我をさせた3人に報復したいって」
 「また、あいつの事か…」

溜息もんだな…と、思っていた。
 「でも会社を壊してくれたんだ。お礼参りはしたいよな」
 「そうだよ。あいつ等の居場所は分かってるんだ。あっちは俺の事も知ってる」
 「社長秘書でなくなっても、あっちにとっては社長秘書イコール高瀬だからな」
 「五右衛門…、俺」

五右衛門はとんでもない事を言ってきた。
 「俺も加わる」
 「は?」

 「俺も加わって退治してやる。」
 「五右衛門……」
 「お前だけにはさせない」
 
 「俺…、俺……」
 「義昭、お前の気持ちは分かるよ。お前にとっては大事な物を両方傷つけられたんだ。
黙って素通り出来ない事柄だ。」
 「五右衛門…、ありがとう」
 

俺は高瀬を抱きしめキスして、少し顔を離し高瀬の顔を窺い見る。
真っ赤になった高瀬は可愛い。
なので、今度は深く高瀬の口の中にねじ込んでいく。
 「ん…」


高瀬。
今度は二人一緒だよ。
俺は、ずっと見てきた。
お前だけを。



これからは、ずっと一緒だ。
次に狙うのは、公私の公だな。
そりゃ、坊ちゃんも狙いの的に入ってるけどな。


見てろよ、古狸の重役連中め。
お前等から義昭を守って、堂々と俺のモノにしてやる。

















番外編(終)



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ありがとうございました。
明日からリアルで忙しくなりますので、3日ほど更新お休みします。
来週は、リクエストで頂いてる新作を公開させて頂きます。

それまで、お待ちくださいね(*´∇`*)




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俺の隣は。。。 後書き

いつも読みに来て頂きありがとうございます。

 『俺の隣は。。。』は、如何でしたでしょうか?

前作(?)の『俺の気持ちはブレない』の端役だった利根川と、主役だった元アスリートの政行の子守り役をしていた高瀬との物語でした。
『俺の気持ちはブレない』の最後辺りにやっと登場してきた利根川は、なにやら不気味そうな気配を残してましたが、こういう事を目論んでいたのでしょうかね?

いや、違う。
高瀬をあいつから離すタイミングがきたと思っただけだ。(by 利根川)

そ、即答されてしまった(;´・ω・)

それに、高瀬の事を可哀想だねとか、幸せにしてほしいとか、コメントやメッセージで頂いていたので、それなら利根川とくっ付けようかと書いてみました。
利根川は、一時でも政行に身体と心を持って行かれてましたが…。
やはり、そこは高瀬ですね。
さすが、社長秘書の勘は当たるもの。
思わず、口から出ていた言葉がありましたね~。
(・∀・)ニヤニヤ
おお、これなら難なく(?)くっ付けられるなと、ほくそ笑んで書いていたのは、ここだけの話。(笑)


実は、このタイトル、裏タイトルがあるんですよ。

 『公私の私』
公事(仕事)と私事(プライベート)の、私事です。

さあ、『私』の位置をモノにした利根川は、今度は『公』の位置を狙って動きます。
そして…、重役たち全員が敵です。
一斉に、皆にチャンスがやってきましたからね。

誰が、高瀬を射止めるのでしょう?
ごめんなさい。
ネタはあるがプロットは枠組みしか組めてません(汗)


また、登場させたいなと思ってます。
その時は、読みに来てくださいね。
ありがとうございました。
そして、番外編があります。







  byあさみ  2016/10/11




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次回は番外編ですよ~

俺の隣は。。。 (39)最終話※R18!!性描写有ります。18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい※

※R18!!性描写有ります。18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい※



 「痛くない?」
 「痛くな、け、どっ…、っ苦し……」
 「大丈夫か?」
 「大丈夫じゃ……このままの方が、キツイ…っから…」
 「っ………」
 「は、早く、動け……っ」
 「優しくしたいから、我慢してんのに……」
 「アアッ……」
 「っ…………」

 「……………」


何も聞こえない。
聞こえるのは、お互いの荒い息遣いだけ。

しばらくすると、息遣いも収まり声が聞こえてくる。
 「なにやってんだよ……早く動け…」
 「俺は優しくしたいんだよ…」
 「俺が言ってるんだよっ!動けってな」
 「よ、し…」
 「早く…」

それでも、中々動いてくれない。
何を思ったのか、分かった…と呟き、義昭は自分から動く。
自分の中に突っ込まれているモノを抜く様に身体を動かして、そいつから離れる。
そして、自分の中に突っ込まれていたモノを、両手で優しく包み込む。

ビクッ…と、身体を揺らせた相手は、義昭の行動に驚いてる。
 「お、おい…、お前、何を」

そのモノは、益々熱を帯び固く膨らんでくる。
もう駄目だ。これ以上は破裂する。
それを感じ取ったのか、利根川は義昭に言っていた。
 「義昭っ、お前の中に挿し込みたいっ」
 「待って…」
 「待たんっ!もう、イク……」
 「ん……」
 「も、う…」

たっぷりと、そのモノにキスをして扱いてやる。
 「きて…」
 「よ、し……」

利根川は自分のモノを奥まで一気に挿し込む。
 「うっ……」
 「よし…」

放った。

ッ……!



 「義昭……、愛してる……」
 「五右衛門…、愛してる……」
 「大事にするから」
 「ん…、側に居るから」
 「ああ…」



ピピピピピピピピピピピッ…、ピーピーピーピー……。


余りにも音が煩く、五右衛門が起きてくる前に音を止めようと手を伸ばす。
途端に、腰に痛みを感じた。

 「っぅ…」

目が覚め、自分の違和感に気付き、しっかりと目が覚め気が付いた。
そう、下半身の違和感だ。

もしかして…、ヤッちまった?

隣で寝ていた五右衛門が時計を止め、笑ってる。
 「ははっ…。お前って、意外にも絶倫なんだな」
 「な、何を」

おでこにキスされた。
目の前の五右衛門は、優しい目つきになっている。
 「ほら、起きろよ。シーツ洗うぞ」
 「シャワー連れてって」
 「まったく、甘えん坊な奴め」
そう言いながらでも、俺をシーツに包んだまま風呂場に連れて行ってくれる。


2人してシャワーを浴びる。
タオルや下着の中に、ベッドシーツも突っ込んで回す。
動きが止まると、中身を取りベランダに持って行く。


2人してキングサイズのベッドシーツを干すと、声が聞こえてくる。
 「で、義昭は世界地図を描いたのか?」
 「違うっ!知ってるくせに…」

ふと虐めてやろうという気になった義昭は、反対に聞いて見る。
 「五右衛門こそ何を描いたんだ?」
 「義昭の似顔絵」
 「んな物描くな、この野郎っ!」 
       


この二人には甘々な生活にはなり難いけど、それでも喧嘩しながら絆を築いていくだろう。
そんな気がする、この頃だった。

 「なあ、腹減ったー」
 「そうだな、昨日は夕食食べなかったからな…。待ってろ、直ぐ作ってやる」
 「それじゃ、俺は掃除しとく」
 「ああ、よろしく」


少し経つと、利根川の耳に掃除機の音と共に高瀬の楽しそうな鼻歌が聞こえてくる。
 (ふふっ、楽しそうだな。お前が楽しくしてるのが、俺の一番の楽しみだ。
義昭、お前は、俺の隣だからな。)



 「うしっ!義昭、メシ出来たぞー」
 「ほーい、すぐ行くっ」

食卓の上には、オムレツと野菜サラダにオニオンスープと果物が並んでいる。
 「おおっ!朝から豪勢だな」
 「ま、もう少しで昼だからな」
 「昼兼用の飯か、美味そうだ」
 「掃除は終わったのか?」
 「ここって広過ぎなんだよ。書斎とドラムの三部屋がまだなんだ」
 「ああ、他が出来てればいいよ」
 「そうか?それなら、頂きます」
 「どうぞ」
















     ‐ 完 ‐




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読みに来て頂きありがとうございました。

この後、後書きと番外編に続きます。
あと2日程お付き合いくださいね。.:♪*:・'(*⌒―⌒*)))

俺の隣は。。。 (38)

その日の夕方。
社長室に行くと、兼用から専用に替えられた。
社長の言い分は、こうだった。
 「あいつも常務が板についてきたみたいだな。まさか、あいつにそっちの才があるとは思わなかったよ。でも、あいつの言い分も分かる。
高瀬。
君を兼用から外す。これからは、あいつの専用になってくれ。
桑田政行常務の常務秘書になって、あいつを支えてやってくれ。
今迄、ずっと私の側に居てくれてありがとう」
 「社長…」

社長は、自分の秘書に向かって口を開く。
 「という事だから。皆、高瀬に頼るなよ」

 「はい、分かりました。」
 「先輩、常務秘書になっても、たまには顔を見せて下さいね」

 「先輩、俺への引継ぎは…」
 「あ、そうだな。まだ残ってる引継ぎがあるな。日を改めてしようか」
 「はい。よろしくお願いします。」



帰宅すると、利根川が言ってきた。
 「お帰り。定時ギリギリになってメールが着たよ。これで、やっと俺にもチャンスがきた」
 「チャンスって?」
 「お前の仕事を買ってるのは他にも居る。高橋もそうだが、桑田や瀬戸もな」
 「利根川…」
 「あいつらにもチャンスは平等にくるが…。今度は公的に堂々とモノに出来るチャンスだ。」

利根川は、俺の名前を呼び手を差し出してくる。
その手を思わず握ってしまった。

ニヤッと笑った利根川は俺の手の甲にキスをして言ってくる。
 「いいか、お前は公私共に俺の隣だ」
 「良いけど、浮気は無しにしてくれよ」
 「もちろんだ」


すると口調を変えて利根川は言ってきた。
 「それはそうと、あいつは何か言ってたか?」
政行の事だろう。
そう思ったので、素直に言ってやった。
 「『驚いたけどくっ付いたんだね、おめでとう。』って言われた」
 「そうか、祝って貰ったんだな」
 「ああ…」

俺の口調や表情とかで分かったのだろう。
利根川は覗き込んで言ってくる。
 「それなら良かったじゃないか。なにシケてんだよ」
 「いや、あいつ…、大人になったなって」
 「お兄さんは寂しいってか?」
 「成長してるんだなって思ったんだ」
 「そうだな」


すると担がれた。
 「わっ…、お、おい」
 「おい、じゃないよ。シケたツラを啼き顔にしてやる」
 「え、それって…」
 「黙って俺に任せろ」
 「あ、エッチの方か」
 「そうだよ、なんだと思ったんだ?」
 「泣き顔にって言うから、殴られるのかなと思って…」

ばーか、お前を殴ってどうするんだよ…。
そう言いながら、利根川は俺を寝室へと担ぎ行く。



俺をベッドに転がしてくれる利根川に声を掛ける。
 「利根川…」
 「なんだ?」
 「俺、やっぱりお前が一番良い・・・」
その俺の言葉を聞いた利根川は、表情を緩め微笑んでくる。
 「そうやって素直になりゃ良いんだよ」
 「ん」












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いよいよ、次回は最終話です。

俺の隣は。。。 (37)


会社に着いた政行は5階にある自分の部屋に入り、スケジュール表に書き込んでいく。
午前は総務に、午後は経理。

俺の秘書は、まだ決まって無い。
高瀬は社長と俺との兼用だし、別に居なくても良いよ。
俺は俺でスケジュールを組んで仕事をしていってる。

利根川。
あれから何も言ってこないのだけど、きちんと話し合いしたのかな。
したからこその引っ越しなんだろうな。


コンコンッとノックが聞こえ、高瀬の声も聞こえてくる。
 「おはようございます。今日の」
 「おはよう。今日の仕事は午前は総務で午後は経理だよ」
高瀬の声に被せて言ってやった。
 「は?今、なんて…?」
 「何が?」
 「何で、勝手に組むんだ?」
 「だって、今日のスケジュールは真っ白だし、経理と総務から声が掛かったから」
 「だからって、まずは秘書と確認するものだろっ」
 「俺の秘書はまだ決まって無い」
 「だから俺が」
 「兼用だろ?それに高瀬、いつも来るの遅いよね」
 「社長が先」
 「なら社長に言っとくよ」
 「なんて?」

素直に答えてやった。
 「9時始業なのに、兼用秘書は、いつも40分遅れてくる。
遅刻秘書は要らない、ってね」
 「だから、社長が先で」
 「そんなにも社長が大事?」

高瀬が詰まった。
 「…そんな事を」
 「俺は聞く。それに社長秘書は3人居るだろ?高瀬を入れると4人じゃん。
4人も要らないだろ?」
 「社長が出張の時は、俺が付いて行くから」
 「分かった…」


もう時間なので行かないと、と思い立つ。
 「政行?」
 「違う、常務だ」

指摘してやると、高瀬は言い直してくる。
 「常務、どちらに行かれるのですか?」
 「総務だ」
 「今日の午前の」
 「総務で仕事だ」
 「午後の」
 「経理で仕事だ」
高瀬の言葉を遮ってやる。

 「政行っ」
 「だから言っただろう、常務だと」


政行は、ドアを開き出て行こうとしていた。
何を思い立ったのか、高瀬の方を見て言ってくる。
 「ああ、そうだ」
 「何だ?」
 「俺の住んでる所に二人して引っ越して来たんだってね」

その言葉を聞き、何も言えなかった。
 「一緒になれて良かったね。おめでとう」
まあ、声を掛けられた時は驚いたけどね…。


そう言って、政行は総務へと向かった。












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常務になった社長の息子VS高瀬のやり取り・・・
はい、高瀬の負けですねー
政行、遅刻秘書だなんて言っちゃったら駄目だよww
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