BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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出会いは行きずり ~あとがき~

いつも読みに来てくれてありがとうございます。

 すっかりと明けましたね。
   本年もよろしくお願い申し上げます。


今作の年末年始SSで、新たにキャラが加わりました。
医学部10人の『俺様ボスと私の恋物語』シリーズに対して、こちらは経済学部の五人衆です。
だけど、悲しいかな。。。
プロットが、ネタが浮かばずに世代替えさせて貰いました。
昨年の春から初秋にかけてアップしていた『恋人は副会長』の最後に、大学祭を見に行った際、弘毅は父の学生時代の仲間であった4人と出会っては名刺を貰ってます。
新田敏夫さん、桑田耕平さん、宮田敦さん、元宗裕二さん。
その内の新田さんと桑田さんの子供が、今作での主人公です。

はい、あの松井弘毅の父親が息子宛てにポロッとメールに書いて送った言葉。
『医学10人に、経済5人。あと教育5人が居たな…。』の経済5人です。


今作の『出会いは行きずり』では二人だけですが、本編は4月からの掲載予定です。
まだ半分近くまでしか書いてませんが、3月末までには残りを頑張って書こうと思っております。

新しいキャラの嘉男と政行を、これからもよろしくお願いします。



ありがとうございました<(_ _)>




  あさみより  2016/1/7









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出会いは行きずり (7)最終話

就職先の上司、もとい所長と一緒に行ったせいか、スムーズに契約が出来た。
不動産屋が教えてくれたのは、スポーツジムの所長は、そのマンションの持ち主だという事だ。
なるほど、それでなのか。
金持ち坊ちゃんというわけだ。
ある意味、俺もそうだから同種の人間だ。


マンションの部屋を見させて貰って決めたのは1LDKではなく、1階にある3DKの方にした。
なにしろ2階建てになっては、自分の夢が叶いそうな気がしたからだ。
不動産屋に、夢を叶えたいという事も伝えると、そうなると保健所への登録も必要になると言われたが、それは直ぐでは無い。
少なくとも3年以上先の事だ。
それも伝えると、書き留めておきます、と言っては契約書にその旨を書き込んでいた。


印鑑も押し、契約も終わっては、俺達はマンションに戻って来た。

2階部分にある二部屋はクローゼットルームと書斎にしよう。
クローゼットルームにはウッドカーペットを敷いてウォーキングクローゼットにしようかな。
書斎にもカーペットを敷いて自分の机や本棚を持って来ては、趣味のアレも持ってこよう。
1階部分に当たる一部屋は寝室にして、自分のベッドを持ってこようかな。
それに、キッチン用品や家電は自分の部屋から持ってこよう。
なにしろ、冷蔵庫も洗濯機もまだ使えては手入れもしてるからだ。
お母ちゃんが死んで、それらはゴミ捨てにされようとしていたが冗談じゃない。
あの女は、お母ちゃんに似ている俺が嫌いで、俺と会うつもりはないみたいだから。
だから、俺は一人で食事を作っては食べている。
家政婦は俺の為に作ろうという気も無いみたいだし、俺も作らないと忘れそうだったからな。
俺にとっても、あの女にとってもお互い顔を合わせる事が無いので、その点は気が楽だった。


だけど、あの家に居たのは、自分に自信が無かったからだ。
大学に行っては夜遅くまで泳ぎ、色々な大会に出場していた。
そのせいか、付いたあだ名は『水泳バカ』。
大学の近くのスイミング教室で週3日通っては、月に5万円近くバイト料を貰っては貯めてきた。
それに、まだ小遣いを貰えてたからな。
義弟経由で、あの女は俺に月10万円の小遣いをくれてた。
正確には、親父の金だ。

だが、あの義弟は一枚ほどちょろまかしてくれるのだ。
その義弟に、俺は封筒の中から用紙を取り出して見せると、そいつは真っ青になって隠し持っていた一枚を返してくれる。
その用紙にサインをして受領印を押すと、義弟に渡してやる。
あの女に渡すように、と言って。
後でおいで、と言ってはドアを閉めてやる。
その当時、義弟はまだ3歳だった。
お金の価値なんて、まだ分からない年齢だ。
遊び相手も限定され、鬱憤が溜まっていたのだろう。
その反動で、ちょろまかしをやったのだろうなと推測できる。

義弟が俺の部屋に来たのだろう、ブザーが鳴る。
 「どうぞ」と言って部屋の中に入れると、義弟は怒られると思ったのか、身体を固くしてる。
その義弟をソファに座らせ、パンケーキを焼いていた俺は飲み物と一緒にそれをそいつの目の前に置いた。
 「食べてみて」

そう言うと、そいつは益々、身体を強張らせてる。
毒入りなのかどうか……、と逡巡しているみたいだ。
 「大丈夫だよ、毒なんて入って無いよ」

恐る恐るパンケーキに手を出しては、一口、二口、三口と口にする。
するとパッと目を輝かせ「これ、美味しいっ」と言っては3枚を完食してくれた。
その義弟に、俺は言っていた。
 「俺に持って来てる小遣いあるだろう?俺はね、自分の店を持つために貯めてるんだよ。
俺を産んでくれた母親の夢でもあるんだ。
宗一君、君はまだ3歳で小さいから分からないと思うけど、いつかは君も社会人になる。
自分の夢を持っては、それに向かって頑張ってね」
 「うん。お兄ちゃん、さっきはごめんなさい。お店が出来たら呼んでね。僕、一番最初のお客さんになるからね」
 「いつになるか分からないけどね」
 「何時頃になりそう?」
 「うーん……。それには、まだまだお金が要るからなあ。今はお金を貯めて、食べに来てくれるお客さんが増える様に美味しい物を作っていく勉強をしてるんだ」
 「頑張ってね。僕、応援する」
 「ありがとう」



目が覚めた。
ああ、俺寝てたのか。
どうやら昔の夢を見ていたようだ。
お母ちゃんが死んで、あの女が後妻になり男児を産んで、その子は7歳になった。
お父ちゃんはお母ちゃんが死んでからは帰りは遅くなった。
昔話なんて聞きたくない。
東大での話なんて、あの男の自慢と名誉と誇りだけだろう。
誰がそんな話を聞くもんか、聞きたくない。

嘉男さん。いや、所長。
貴方との身体関係は今日限りだ。
俺は慰め者になるつもりは無い。男とヤリたければ、他の男とヤッテくれ。


とりあえず住む所と仕事は確保した。
あのスポーツジムは、Wワークしてる人が殆どらしい。
人事担当の人も、「正社員だけど、新聞屋で朝刊配達してるよ」と、言ってたからな。

ふふっ。
楽しみだな。
スポーツジムは14時半から22時半までの8時間労働だが、夕食タイムもあり、正社員だから保険等もあり給料は18万だが、手取りは15万あるかどうか。
まあ、家賃の6万円は会社が出してくれるからな。
仕事に慣れるまでは1本でやって、慣れたら夢を叶えよう。
そうだなぁ…。

10時から13時までの3時間だけでも良いし、ここはビジネス街だ。
早めて8時から13時までにしても良いな。

スポーツジムは水曜が定休日だし、他にもう一日休みが取れるから何曜日にしようかな。


これからの事を思うと、顔が緩んでくる。


うん、決めた。
1階のDKを店舗用にしよう。
店の名前はどうしようかな。
お母ちゃんが考えてた名前にしようかな。
いや、あれは女性が店主の場合の名前だから、自分で考えよう。
いいよね、お母ちゃん?

 『パンケーキの店 ぽかぽか 』

メニューは、
プレーン味、チョコ味、ヨーグルト味の3種類。

ランチ用に、
ホットサンド
ポテトサラダ
ミネストローネor シチュー

ドリンクは、
紅茶、珈琲



お母ちゃん、俺達の夢を叶えさせるからね。
天国で見守っててね。












 - 完 -






☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
7話という短さでしたが、読んで頂きありがとうございました。
そうです、『水泳』なんです。
書きたかったのは、この水泳という事でして。
水泳というのは、海パン一丁です。
どこに腐の要素があるのか、想像してみてね~
それでは、本編は4月掲載予定です。
しばしの間、お待ちください<(_ _)>


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出会いは行きずり (6)

目が覚め身体を動かすと腰に痛みが走る。
 「っぅ……」

思わず腰に手を当ててしまう。
この違和感は、この間も感じたものだ。
チラッ、と横に目をやると、このマンションの住人であり、自分の上司になる人が寝ている。
俺は男だから妊娠する事は無い。これからは控えた方が良いかもな。
なにしろ、相手は自分の職場の上司だ。
ばれたらどうなるのだろう、クビになるだろうな。

だから…。
今日限りだ。
うん、大丈夫だ。傷は浅いうちに、と言うからな。
すると、涙が頬を伝う感触がある。
あれ、俺どうしたんだ?
これっきりではないぞ。これから仕事を辞めるまで続くんだよ。
なんで涙が出るのだろう……。
もしかして、この人に好意を持ってるのか…?
自分の上司、スポーツジムの所長だぞ。

自分の気持ちが分からない。
でも、これだけは言える。
この人に身体を触られたり舐められたりされるのは嫌では無い。
この人の事を好きかどうかは分からない。
でも、誠実そうだし…………。

まあ、いいや。
とりあえず腹が減った。

欠伸を殺すことも無く、大きな欠伸をすると、腹が鳴る。

ぎゅるるるるる……。

うわ、恥ずかしい位に大きな腹の虫だ。
聞こえてないだろうか。
ふと横を見ると、起きてるのだろう、肩が震えてるのが分かる。
くそぉ、本当に恥ずかしいな。
なので言ってやる。
 「欠伸も、腹が空くのも生理現象ですっ。笑わないでっ」
 「悪い、悪い……」
目に涙が溜まってるのを拭ってるのか、そんな仕草がどことなく色っぽく見える。
不覚にも見惚れてしまった。
上司になる男は、まだ笑ってる。
別に、その笑いを止めさせようとしたわけでは無い。
無意識に、勝手に身体が動いていた。

頬に軽く唇を触れる。

ビクッ…。

相手の身体が一瞬だが揺れて固まるのが分かる。
 「あ、やっと笑いが止まった。キスすると止まるって言うのは、本当なんですね」

横に寝っ転がっている人は珍しく顔を赤くしては手で口元を覆っている。
 「そういう事は口にしてからに言うんだな」
 「え、口?」

今度は政行が固まる番だ。
その政行に嘉男は言ってくる。
 「そう、口だよ。唇に……」

嘉男の顔は、固まって動けないでいる政行の顔との距離を縮めてくる。

 (もしかして唇にされるのか…)
という政行の焦りを感じ取ったのか、
 (まだ早い……)
と思い直した嘉男は、政行のおでこに唇を触れる。

 「あ……」
政行の口から漏れ聞こえてくる、その声。
これはやばい。
今の内に、まだ理性が保っている間に行動しないと。
そう思った嘉男はベッドから降りながら声を掛けてくる。
 「朝飯は簡単なのでも良いか?」
 「は、はい、良いです」

え、作ってくれるのか、この人が?

ぎゅるるるるる……。

またもや聞こえる、盛大な音が。
その音が聞こえたのだろう、今度はさっきよりも盛大な笑い声が聞こえてくる。

わはははっ……。

 「はいはい、そう急かすな。すぐ作ってやる」
 「大至急よろしくお願いしますっ」
待ってろ、と言って嘉男は寝室から出る。

政行は一人になっては、恥ずかしさが込み上げてきた。
うー…、恥ずかしい。穴があったら入りたい……。



くっくっくっ…、とまだ笑いながら朝食を作ろうとしている嘉男は、一人で思い出し笑いをしてる。
危なかった。
もう少しで、あの唇に触れようとしていた。
自分の頬に触れてきた微かな感触は、とても優しかった。
あれは政行の意図しない行動だったのだろう。
俺の笑いを止める為ではなく、思わず触れてしまったというものだろうな。
可愛い。


でも、トーストと珈琲だけでは無理だろうな。
何か無いかと思い冷蔵庫を開けると、昨夜、政行が買って来た惣菜が3種類ほどある。
それらを皿に盛ってはレンジで温める。
その時に思い出した。
ああ、そういえば腰が動かないか。
抱き上げて連れて来るか。

飯が出来たぞ、と言いながら寝室のドアを開けると、政行はなんとか立ち上がろうとしていた。
 「ケツが痛いんだろ」
ほれ、と言っては政行を担ぎ上げる。
 「うわっ、アウチッ……」

 「政行」
 「なに?」
 「焦らないから、ゆっくりと落としていくつもりでいる。だから、そんなに反応してくれるな」
 「反応って…」
 「そんなに反応されると、俺も反応してしまうから。ほら、座らすぞ」
そう言って、嘉男はリビングのソファに政行を座らせてくれる。
嘉男は続けて言ってくれる。
 「食わせてやろうか」
 「いえ、結構です」
 「珈琲と紅茶、どっちが良い?」
 「紅茶で」
 「待ってろ」
 「牛乳たっぷりで砂糖は要りません」
 「はいはい」

茶葉から淹れる紅茶だ。
それを大きめのマグカップに注いでくれてる。
牛乳は自分で注ぐ。

紅茶を二口ほど飲むと、元気が出る。
ふー……。
 「一息ついた。この紅茶、美味しい」
 「そう言って貰えると嬉しいな」


暫らくの間まったりとしては、昼前になると二人して不動産屋に向かった。







☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
就職先の決まった政行は、嘉男に身体を貪られる。
予めカミングされていた政行だが、触られるのは嫌では無いと再確認する。

そして、まったり~と過ごしては住むべき所を見つける為、不動産屋へ。


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出会いは行きずり (5)R18!18歳未満&抵抗のある方はご遠慮ください

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政行の顔を見る嘉男は真面目な表情をしていた。
その視線に射竦められては、なぜか、その目線にも身体が反応してしまう。
 「お、俺…、俺、あんたに触られるのは嫌じゃない」
 「そう言って貰えると嬉しいな」
 「だけど、それが好きかどう……、っ…」
政行は、乳首を舐められ感じてしまう。
そんな政行を見ながら嘉男は言ってくる。
 「俺の事を好きかどうかよりも、今は、お前を抱きたい。
それに、御預けを食らったままの、今の状態は辛くてね…」
いいだろ…、という意味の含みを持たせた視線を向けられ、政行は苦笑していた。

 「俺、自分でも分からないんだよね。なんで、この間あんな事を言ったのか。なんで名刺を貰った時に何も考えずに使わせて貰うって言ったのか…。
親父には、就職決まったというメールしたら、おめでとうと返信着たよ。『好きな事を仕事としてやっていくには並大抵な努力だけではやっていけないが、覚悟を決めてやり通せ』ってね。」

嘉男は我慢も限度になっていたので、一区切りついたであろう政行の身体に唇を這わせてくる。
 「ん…、ん……」
 「ほんとに感度良好だよな」
 「ふ…、あ、あっ。。。」
 「誰かに抱かれた事はあるのか?」
 「ない。それに、女の子とデートした事も無い」
 「じゃ、俺が初めてか。嬉しいな…。なら、ベッドへ行くか」
よっと担ぎ上げられ、嘉男に横抱きされる。
 「えっ、ちょ、ちょっと、俺、男なんだけど…」
 「不服そうな表情だな」
 「当たり前だろ。なんで横抱き…」
 「それはお前が女役だからだ」
きっぱりと言われたが、どういう意味なのか分からない政行はキョトンとなっている。
その政行の表情を見た嘉男はボソッと呟いてる。
そんな表情は反則だ……。


寝室に連れて行かれベッドに押し倒された政行は、再度聞いてる。
 「ねえ、俺が女役ってどういう意味?」

だが、嘉男は何も言わない。
服を脱がしては、唇を這わしてくる。
 「ねぇ……、教えて」
 「俺に抱かれる、という事だ」

その意味を暫らく考えていたら、嘉男は政行の身体を弄ってくる。
 「あ…、あ…、あっ……!」

挙句の果てには、下半身を…、自分の大事な所を舐めてくる。
 「っ……!や、やめっ……」

その大事な所を執拗に舐めてくる。
表のみならず、裏側も…。
 「あっ…!あ、あうっ……」

挙句に、先端も舐めてくる。
 「俺に委ねろ。良い思いをさせてやる」
 「く…、っ……、ふ、ふぅ……」
 「まあ、この間は酒を呑んでは半分ほど寝てたからな…。今夜は寝させない」
 「あ・・・、や、やあ………」

すると、何かが自分の身体の中に入ってくる気配がする。
ビクッと身体が揺れ、反応する。
 「ん……、な、なにが・・・」
 「俺の指だ」
その入り小口で、嘉男の指は止まっている。
政行の中が反応してはキツク絞めてくれるからだ。
 「力を抜いて……」
そう言いながら、もう片方の手で正彬の大事な所を緩く握っては扱いてくる。
 「あ・・、あ・・・」

暫らくすると緩んでは、嘉男の指はその孔を押し広げる様に挿しては進んでいく。
 「ぅ……、うう……」


何時の間にか、政行の身体の中に入ってる嘉男の指は3本に増えては、政行の身体の中を弄りまわしてくれる。その内、嘉男の大事な所が、政行の押し広げられた箇所に当てられる。
そして、じりじり……と、押し広げてくれる。
 「ん・・・・・・・」

息が出来ない。なに、この苦しさは…。一体何が、俺の身体の中に入ろうとしてるんだ……。

ぷはっ……。

嘉男は、政行の口の中に指を突っ込ん広げては息をする様に促す。
はあ…、はあ…、はあ……。

政行の息が整うのを待っては、残りを一気に挿し入れる。
 「っ……!」


政行の目には涙が滲み、身体はビクついては反応する。
堪らない。
嘉男の身体は、その政行の表情に反応して大きな突きをしてくる。
 「は…、は…、はぁ……、う、うんっ……」

大きなスライドから、段々と激しく突いてくる。
時々、横や斜めに逸れるが……。
 「ふ…、ふ…、ふ……」

先に政行の決壊が崩れた。
 「ア、アアアッ………!」

それから数瞬後、今度は嘉男の決壊も崩れ…、中出しをする。
 「ぐっ……」



汗びっしょりになった嘉男の身体が覆いかぶさってくる。
政行は、その行為とか嘉男の汗臭い身体が気持ち良いと感じていたので、そのまま抱きしめては言っていた。
 「いい気持ちだね」
 「え……」
 「気持ち良い、って言ったの」

そう言うと、政行は抱きしめられた。
嘉男の掠れ気味な声が聞こえる。
 「ああ、俺も気持ち良い……」
 「うん、幸せだー」

その声は、本当に幸せだーと感じられる響きを持っており、嘉男は腕に力を込めてはギュッと抱きしめる。
このまま、ずっと居たい。
本当に、そう思った二人だった。








☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
そして・・・
R18です!
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出会いは行きずり (4)

週が変わった翌週の火曜日の午後。
政行はスーツを着て履歴書を持参しては、あるスポーツジムに入っていく。

人事担当と面接をして、入社試験なるものも受けて・・・。
その場で即決された。
4月からの正社員としての雇用となった。
3月末までには住む所を決めて、4月には教えるようにと言われた。

夕方近くになり、スポーツジムの所長は人事担当者から報告を受けた。
 「中高大では水泳バカと名が付くほどの有名人で、自分も知ってる人です。
頭の成績もよいが、水泳を取って高校大学を私立にしたほどだ。
それに、ここのスポーツジムにとっても宣伝になる。
なにより数字に強いから、経理関係をも任せられます。」
所長は、その言葉で納得した。
 「なるほど、お互いにとって良いという事か」
 「まあ、お坊ちゃんだけどね」
そして、人事担当者は小声で付け加えてくれる。
 「どこかの誰かさんに目を付けられない事を祈るしかないな……」
 「あいつの好みか…」


所長のiPhoneが振動する。
誰からなのかiPhoneの画面をスワイプすると、今しがた話をしていた人物の名前だ。
電話番号を使ってのメッセージだ。
 『ありがとうございます。お蔭様で就職決まりました。今後ともよろしくお願いします。お礼まで』

ふむ、お坊ちゃんだけど礼儀正しい奴だな。
なので、メッセージを返した。
 『就職おめでとう。毎週水曜日は定休日だから、今夜23時半頃マンションにおいで』

さあ、どう応じてくるかな。
暫らく経って返事が着た。
 『明日は住む所を探すつもりなので、今夜、そちらにお邪魔します。よろしくお願いします』
それと、もう一つ。
 『今、荷物を詰めてます。お仕事、頑張って下さいね』

待ってるよ、と返事を書いて送ると、なにか嬉しくなってきた。
よし、今夜は久しぶりのエッチだ。


23時を20分程過ぎてマンションに戻ると、エントランスに政行の姿を見つけた。
 「あ、お帰りなさい。お疲れ様でした」
その言葉に、心の中がほんわりと温かくなるのが自分でも分かる。
思わず返していた。
 「ただいま。待ったか?」
 「いえ、そこの本屋に居ましたから」
 「何か面白いのがあったか?」
 「水泳の指導という本があったので、それを買ったんです」
 「勉強熱心だな。良い事だ」

すると、政行はスーパーの袋を前に出しては言ってくる。
 「スーパーで夜食になる物を買って来ました」
 「それはありがたい。どうぞ」

エレベーターは最上階に着き、嘉男は政行を玄関に入らせた。
 「お邪魔します」
そう言っては、キッチンに向かってる。
何を買ったのか興味を持って袋の中を見ると、食材ばかりだった。
 「え、もしかして、これから作るのか?」
 「簡単な物ですよ」
 「作れるのか?」
 「一応の物でしたら作れます」

へー、人は見かけによらないな。
その呟きが聞こえたのだろう、政行は作りながら言ってくる。
 「母親が死ぬまでは二人で一緒に作ってましたからね」
 「え…、死って……」
 「今、家に居るのは継母なんです。
俺の母は働き者で夕食しか一緒に居れなかった。だけど、寂しいとは感じなかった。だって、料理のレシピを見ながら、母に教えて貰いながら作ってたんですよ」


何とも言えない沈黙があり、それに居たたまれず着替える為に嘉男は部屋へ向かった。


着替えてると、良い匂いがしてくる。
その匂いに釣られてキッチンに向かう。
 「良い匂いだな」
 「あ、出来上がりましたよ。どうぞ、ごゆっくり」
 「一緒に」
 「風呂掃除して、湯張りしてきますね」
 「後でもいいのに」
いえいえ、今夜は泊らせて貰うので、させて下さい。
そう言いながら、政行は風呂場に向かって行く。

見かけは坊ちゃんだが、色々としてたんだな。
だが、時間が掛かり過ぎだ。
俺は食べ終わったぞ。
嘉男は風呂場に行くと、湯張りしながら泣いてるのか、すすり泣きが聞こえてくる。
もしかして思い出せてしまったのか、仕方ないな…、湯張りが終わるまで待ってやるか。


暫らく経つと、政行はキッチンに戻って来た。
 「遅かったな」
 「ごめんなさい。トイレを借りてました」
 「美味かったよ、思わず全部食べてしまった」
 「ほんとだ、完食してくれて嬉しいです」
 「お前は食べなくても良かったのか?」
 「はい、19時過ぎに食べたので。後は風呂に入って寝るだけです」
 「その……」
言い辛そうに、嘉男は何度も「その……」を繰り返している。
政行は、促す様に声を掛ける。
 「何ですか?」
 「4月からの住む所だけど」
 「明日、探しに行きます」
 「それも良いが、ここに住まないか?」
 「え」
 「使って無い部屋が二部屋あるし…。食費や水道光熱費は折半して出して貰えると良い」
 「でも、迷惑では?」
 「迷惑では無いよ。まあ、どうしても自分で決めると言うのなら、それでも良いが……」

 「うーん…、嬉しいけど」
 「一人暮らしをしてないのなら、」
嘉男の言葉を遮って政行は返してくる。
 「あ、あの候補はあるんです。ここの2階3階は1LDKで空き部屋が数部屋あるみたいで、明日部屋を見させて貰うんです」
 「もしかして、もう手を打ってる?」
はい、と頷きながら政行は呟いてる。

1LDKで5万円だけど会社が家賃を払ってくれるみたいだから、後は水道光熱費や食費にプラス自分の小遣いがあれば十分…。

その言葉を聞いた嘉男は、こいつはお坊ちゃんだけど中身は違うと確信した。
 「分かったよ。俺の方が甘えていた。それなら明日、一緒に行ってやる」
 「ありがとうございます」

不意に、政行は押し倒された。
 「え、ちょ、ちょっと……」
 「今夜は寝させない。」
政行をソファに押し倒し、服を脱がしては肌に唇を這わせていく。
 「ぅ…、ん……」
 「仕事をする様になったら、キスマーク付けられないな」
 「んっ…、あっ………」
 「俺はね、お前と一緒に居たい。何処が弱いのか、開拓してやる」
 「え、ま・・、待ってよ」
だが、ここで流されるわけにはいかない。嘉男からの快感を撥ね付ける様に、少しでも1㎜でも距離を開けるつもりで政行は嘉男の胸を押す。
 「あ、あの…、俺、男だよ?」
 「知ってる」
 「なら、なんで」
 「こんなことをするのか?って聞きたい事か」

うん、と頷く。
嘉男は、はっきりと言うべきだなと覚悟を決めると口を開いた。
 「最初はそうでもなかったんだけどな…。酔っぱらいのヘタレか、と思っていた。だが、そんなに酔って無く、寝てるだけだったので持ち帰った。
信じて貰いたいが、こう見えて女は苦手でね、男が好きなんだ」
 「は?それって、まさか………」

 「そう、そのまさかだよ。俺は君に一目惚れした。だから迷う事無く、その体を貰った」
そう言って嘉男は政行の身体のラインを指でなぞる。
なぞられると、政行の身体はビクッと反応し、熱くなる。

 「それに、君も嫌ではないだろう?だから、俺のマンションにも来る。違うか?」







☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
就職おめでとう!
そうだよ、自分の好きな事を仕事とするのは大変だけど、政行の事を少しでも知ってる人が人事担当者で良かったね^-^

そして、就職祝いに所長である人は、マンションに呼びつけてくれるし。。。
で、迷わずに行くのか
下心丸見えだよ、おっさんw←おいw


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