BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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はじめに。。。

性的表現がありますが、ストーリー重視の小説です。
18歳未満の方や、♂×♂同士の恋愛話に抵抗のある方はご遠慮ください。


私の創作ですので、自己満足の世界とも言います。
中傷、批判とかは受け付けません。(きっぱり)
なお、文章及び画像は著作権放棄しておりません。
無断使用、無断転載は固くお断りします。

最新記事かカテゴリ別の、お好きな欄で、選択してください。

どうぞ、ごゆっくり~♪(゚▽^*)ノ⌒☆


目次は、こちらへ移動になりました。
 ↓↓
総合目次


Hiroto_Fukuyama
🌠イラスト:豆たろさん🌠


☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。

このテンプレートは、ゆみかん様よりお借りしています。
ゆみかん様
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可愛いと言わないで (42) ~仲良しこよし

思わず溜息が出ていた。
 「なに溜息吐いてんの?顔洗っておいで。食べに行くよ」
 「え、俺のもあるんですか?」
 「もちろん」
昌平さんは笑いながら返してくれた。

食堂に向かってる間、昌平さんは御機嫌そうだ。
 「まあ、寝る子は育つって言うからねえ」
口からポロッと出てきた。
 「悟さんが居ないから」
 「ん…」
 「いつも2人で寝てて、悟さんがアメリカに行って…。1人だと中々寝れなくて」
 「優ちゃん、こっちに戻っておいで」
 「でも」
 「悟は3年間、アメリカに仕事をしに行った。その間、ずっと1人で離れに居るつもり?」
 「でも」
 「あのね、勉強だけじゃなく、人とのコミュニケーションを取る事も大事だよ」
 「でも、部屋は片付けたから」
 「大丈夫だよ。一緒に寝よう」
 「え、しょ、昌平さんと?」
 「寝れない時は子守唄を歌ってあげよう」
昌平さんの子守唄。
そう思うと笑っていた。
 「こーら、泣いたり笑ったりと忙しい子だねえ」
 「だって、だって、昌平さんが子守唄」
 「それじゃ、今夜は歌ってあげよう」
もう1回、顔を会い直しておいでと言われたが、食堂は直ぐだ。
 「優ちゃん」
 「大丈夫ですよ。今夜、宜しくお願いします」
 「任せなさい」


食堂に入ると2人の声が聞こえてきた。
 「ぐっすりと寝た、と言う感じだな」と、『御』の声が。
 「昌平に意地悪されたのか。泣き顔になってるぞ」と、隆星さんの声が聞こえてきた。
その2人に返す。
 「おはようございます。気が付いたら朝でした。
隆星さん、昌平さんが子守唄を歌われるのご存知でしたか?」
隆星さんは怪訝そうな表情で呟いてる。
 「昌平が子守唄…」
 「もう、涙が出てしまって、笑ってしまって」
 「なるほど。想像出来なくて涙が出るほど笑ってしまったっていうアレか」
その声に昌平さんが返す。
 「まー、失礼な。私の美声を聞かせてあげるわ」
 「食べてからにしてくれ」

食後、昌平さんは歌ってくれた。
皆して笑っていた。
隆星さんなんて、これだ。
 「あー、朝から笑った笑った」

夜に歌ってくれた子守唄は外国の歌だった。


それから、昌平さんの部屋で寝起きして学校に行ってた。
昌平さんは兄のようでいたり父親の様だったりと、昌平さんの温もりは安心できる。
夜になると「仮眠2時間とってるから」と言って、ベッドに潜ってきた。
その温もりに、眠気がくる。
そんなある日、俺は言っていた。
 「昌平さん、ありがとうございます」
 「何が?」
 「部屋に入れてくれて」
 「気にしなくて良いよ。それに、優ちゃんと一緒に居れるから嬉しいんだ」

離れに戻りたいと言うと、俺の顔を見て昌平さんは許可してくれた。
 「ん、もう大丈夫そうだな」

それからは、毎週の土日は昌平さんが離れに泊まりに来てくれた。
日曜と月曜の朝食は昌平さんが作ってくれる。
土曜の夕食は「優ちゃんディナー」と称して、『御』や隆星さんは、本宅の食事を2品ほど持ち寄って食べに来てくれていた。日曜の夕食は昌平さんと2人だけの食事だ。
昌平さんが作る料理を作ってレパートリーを増やしたいと言うと、昌平さんは嬉しそうに「一緒に買い物行こう」と言ってくれた。

そこから、俺の料理好きは始まった。








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そして、益々仲良しこよしになるのですね~
リアルが多忙の為、数日程、更新お休みします。
申し訳ありません<(_ _)>

可愛いと言わないで (41) ~カミングする

『御』のバースディパーティーも終わり、冬休みに入った。
夜は眠れないから昼間に眠くなる。
だけど、今は鯉に餌をやっているから寝る事は出来ない。
天気が良かったのもあり、ウトウトしていたのは覚えてる。
目が覚めると、知らない所だった。
え、ここって何処なんだろう。鯉に餌をやってて、眠いなーと思ってベッドに入ったのか。でも、このベッドって誰の部屋なんだろう。
そんな時に声を掛けられた。
 「優ちゃん、起きた?」
昌平さんだ。
 「もしかして、ここって昌平さんの部屋ですか…」
ホッと安心した昌平さんは言ってきた。
 「優ちゃん、鯉に餌やりながら池に入るのは無しにしてよ」
 「え、何それ」
 「池の中に入るのは夏だけにして」
 「え…」
 「分かったら返事は?」
こんな怖い顔は初めてだ。
圧倒され素直に返事していた。
 「はい、ごめんなさい…」
 「寝たかったら寝れば良いんだよ。鯉の餌は放って良いんだからね」
 「そんな事したら鯉が可哀相だ」
 「寝たい時は寝ないと成長出来ないよ」
 「頭の出来を成長させたい」
すると昌平さんは笑い出した。
 「ぶはははっ…、優ちゃん、ちゃんと食べてる?」
 「はい、食べてます」
 「それなら良いけど…。今日は、こっちで食べて」
ほら食堂行くよと言ってくれるが、本当に良いのだろうか。俺のもあるのだろうか。
中々動かない俺に昌平さんは声を掛けてくれる。
 「優ちゃん、まだ眠い?」
 「ごめんなさい、もう少し寝てても良いですか?」
 「良いよ。優ちゃんのは持ってきてあげる」
 「すみません」

次に目が覚めると朝だった。
もしかして昌平さんのベッドを取っちゃったのか。
慌てて起きるが、人の気配がしない。
だけど寝室から出ると昌平さんの声が聞こえてきたので、そっちの方に向かう。
この言葉は日本語でも英語でもない、何処の国の言葉なんだろう。
 「おはようございます」
少しして昌平さんの声が聞こえてきた。
 「優ちゃん、おはよう。ちょっと待ってて」
 「はい」

10分位待ってると、昌平さんは話し終えたのか、俺の居る方に来てくれた。
 「よく寝てたねえ。もう少しで7時だよ」
 「ごめんなさい」
 「脳みその皺が増えたかもね」
その言葉に笑っていた。
 「だと良いですね」
 「爆睡してたから増えてるよ」
 「あの、ベッド使わせて貰ってありがとうございます。昌平さんは、何処で」
 「夜は仕事してるんだ」
 「仕事ですか?」
 「うん。仕事相手とは時差があるから夜にしてるんだ。気にしなくて良いよ」
 「え、でも」
 「大丈夫。優ちゃんが学校に行ったのを見届けてから15時過ぎまで寝てるから」

その言葉に驚いた。
 「え、8時から15時まで…」
 「あれ、知らなかった?」
 「全然、全く…」

昌平さんは教えてくれた。
9時頃から15時過ぎまでが就寝タイムなんだと。
 「ま、まさか、それじゃ…」
 「うん。目が覚めると優ちゃんが帰ってくるんだ」
それに、ここから見えるよと寝室のカーテンを開けてくれた。
その風景には、鯉の池がはっきりと見える。
しかも、カーテンを閉じてないので、電気を点けたら部屋の中まで見えそうだ。

 「嘘…、丸見えじゃん」
 「だから分かるの」

あー…、もしかして今迄のタイミングの良さとか何かは見られていたからなのか。









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聞かれたら答えるのは当然だよね。
カミングする昌平でした。

可愛いと言わないで (40) ~足長おじさん、その人は…

そして、悟30歳、優介11歳(小学校6年生)になった、その年の夏。

その、ある日。
悟は空港に居た。
見送りなんて要らない。
そう思って優介の脚腰が立たなくなるまでエッチしたのだ。
まだ中学生だから無理せず手加減もせずに、となると難しいが…。
気配を感じたのだろう、目が開いてる。
 「ん…、悟さん」 
 「なんだ、起きたのか」
 「俺も」
 「寝てて良いよ」
 「でも」
 「それじゃ行ってくる。3年間、大人しく待ってろ」
 「うー…」
 「睨むなよ」
 「空港まで行きたかったのに…」
 「見送りなんてされたら離れたくなくなるだろ」
 「それが狙いの一つなのに」
俺の鼻の頭をちょんちょんと小突いてくる悟さんは言ってきた。
 「大丈夫だよ。3年間なんてすぐだよ」
 「身体が、うっ、動かない…」
 「行ってくる」
 
優介は枕を抱いてる。
 「行ってらっしゃい。体調に気を付けてね」
 「優介もな」



だけど、数日過ぎると音を上げた。
だって寂しいから。
一緒に2人で温もりを感じて寝ていたんだ。
その悟さんの温もりも1週間もしないうちに無くなった。

夏休みは部活もあれば文化祭の準備で忙しかった。
文化祭が終わると、気が抜けたのか眠気がくるが何やかやと忙しかったのもあり、夜はぐっすりと寝ていた。

そんな日々を過ごしていると、11月、誕生日プレゼントが届いた。
最初は悟さんからかなと思ったが、どうやら違うようだ。
贈り主は、足長おじさん。

足長おじさんって、誰だろう。
しかも、宛先は斎藤優介、自分宛てだ。
もしかして開けるとドカンッと爆発する物だろうか。
どうしようと悩んだが、意を決して包装を解く。

箱入りだ。
しかも、ロゴが…。
 『AOKI』だ。
え、何これって、中身ってもしかして…。

その箱の蓋部分にあたるハンガーを開けるとスーツが2着。
しかも、カッターシャツが4着とベルトとネクタイ2本とネクタイピンも一緒だ。
丁寧に靴まで。

メッセージが入ってるので、それを開けて見る。
手書きだ。
この文字って、まさか。


yusuke_pure.jpg


これは、まさか…、友兄なの?
去年、レシピを書いてくれた友兄の字と見比べてると直ぐに分かった。
ありがとう、友兄。
大事に着るよ。
まったく、足長おじさんだなんて、お茶目なんだから。

ドキドキしながらスーツに袖を通し鏡を覗き込む。
うわあ…。
全体的に少し大きめなんだけど、でも中学校の間にも背は伸びるだろう。
なんか自分で無いみたいだ。
でも、嬉しい。


その日の夜は、ぐっすりと眠れた。









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足長おじさんの正体が直ぐにばれちゃってるよwww

可愛いと言わないで (39) ~特別出演。。。

そう、優介から「友兄」と、悟から「ボス」と呼ばれてる人物は、その時期は日本に一時帰国していたのだ。何のことは無い、日本に帰りたいと言って駄々をこねてる入院患者だった人に付き添って東京に居たのだ。
優介はどうしているのだろうか。
そう思ったから、悟の所へ行ったんだ。
それに、頃は12月もクリスマスを迎えようとしている1週間前だから、『御』のバースディパーティーが催される。その内の一人として入れるだろう。
だからか、学生時代では毎年のように来ていたせいもあり、顔パスで入れた。
守衛から声を掛けられる。
 「お久しぶりです。お元気そうですね」
 「御無沙汰してます。驚かせようと思ったのだけど」
 「大丈夫ですよ。どうぞ、ごゆっくり」
 「ありがとうございます」

鯉が泳いでる家に電気が付いてるのを見て、もしかして…と思いチャイムを鳴らした。
すると優介の声が聞こえてきた。
うん、正しいな。
これがドアを開けて「誰ですか?」等と言うものだったら、頭をグリグリしてやろうと思ったんだ。

久しぶりの優介。
テスト期間でパーティーには不参加だという事だったが、それだけではないだろう。
そう思っていたら、着て行くものが無かったらしい。
制服が一番なのに。
そう思ってたら、学ランという言葉を聞き、見たかった。
学ランを手直して優介に着て貰い、写メった。
カッコ良かったな。
可愛いながらも、学ラン姿は似合っていた。

康介。
お前の息子はカッコ良くなってるよ。

しかし、悟と恋人ねえ。
驚いたが、私は嬉しいよ。
好きな人と一緒に居られる事は、気持ち的に違う。
優介、私はお前が羨ましい。

写メった優介の学ラン姿をスマホで見ていた。


思わずパーティー会場に入ってしまったが、気配を消してパーティーの雰囲気を楽しんでいた。
今迄は、あのステージに上がってピアノを弾いたり歌わせて貰っていた。
でも、今年は観客の一人として楽しませて貰った。

 【誕生日おめでとうございます。
優介を育ててくれ、面倒を見てくれて感謝しております。
本当にありがとうございます。
私は、日本から出て仕事しています。
これからも、お元気で。
                   by福山友明 】


部屋は知っている。
帝王学を学ばせて頂いたから、迷わずに着いた。
ドアの隙間にメッセージカードを挟み、そのまま外に出ても良いのだが、再び会場に戻った。
 「さて、何を貰って帰るかな」
 「何の事?」
 「料理だよ。2食分は浮くぞ」
 「持って帰って良いの?」
 「パーティーの料理って、持ち帰りOKだよ」
 「へえ、じゃあ俺も貰って帰ろう」
 
6パックを貰ってると、優介は悟の分もと言って8パック分を貰っている。
門限だからと言って外に出た。


もう会うことは無いだろう。
悟、優介を泣かすなよ。
2人がエッチしてるって聞いた時は驚いたけどな。


翌年の誕生月である11月中旬に届く様、プレゼントを日付指定して送った。
サイズは分かっている。
おそらく来年には、もう少し伸びるだろう。
贈り主は足長おじさんにして、誕生日プレゼントだ。








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特別出演の福山友明でした。
友明、出演出来て良かったね(*´∇`*)

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