BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
2017年08月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2017年10月

はじめに。。。

性的表現がありますが、ストーリー重視の小説です。
18歳未満の方や、♂×♂同士の恋愛話に抵抗のある方はご遠慮ください。


私の創作ですので、自己満足の世界とも言います。
中傷、批判とかは受け付けません。(きっぱり)
なお、文章及び画像は著作権放棄しておりません。
無断使用、無断転載は固くお断りします。

最新記事かカテゴリ別の、お好きな欄で、選択してください。

ごゆっくり~♪(゚▽^*)ノ⌒☆


目次は、こちらへ移動になりました。
 ↓↓
総合目次


Hiroto_Fukuyama
🌠イラスト:豆たろさん🌠



☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。

このテンプレートは、ゆみかん様よりお借りしています。
ゆみかん様
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夏休みは沖縄旅行 前半(12)~壁ドン!相手は・・・~

※利根川VS岡崎※利根川視点


岡崎は何か知ってるみたいだ。
俺は岡崎の名を呼んでるのに、一向にこちらを向いてこない。
重役フロアに下りると、階段脇にある部屋に押し込んで壁に押し付けてやる。
 「岡崎、いい加減にしろ」
 「何ですか?こんな所に押し込んで…。
しかも、こんな図だなんて止めてもらえませんか?」
 「あのGW旅行で何があった?」
 「ったく、相変わらず人の話を聞いてませんね。
腕を退けて下さい」
 「知らないとは言わせない。あれがきっかけで高瀬は辞めたんだ。何があったのか教えろ」

本当に話を聞かない元上司に対して岡崎は溜息を吐いて、返してやる。
 「秘書でヴィラを建ててましたよ」
 「他には?」
 「無いです」

その言葉に怒鳴っていた。
 「しらばっくれるなっ」
 「だから、腕を退けて下さいって言ってるんです。先程よりも顔が近くなってますよ。
それに、何を聞き出そうとされてるのか分かりません」
 「だから、何かアクシデントがあっただろう?」
 
その言葉に、岡崎は深い溜息を吐いてくれる。
 「良いですか?秘書は15人居たのです。いくつかのグループに分かれて、各々がやっていました。私はキッチングループだったけど、途中からヴィラ建設グループに入り建てていたのです。
高瀬さんはどのグループだったのか分からないので、本人に聞くか、もしくは秘書全員に聞くか。
どちらかですね」
 「高瀬は話してくれない」
 「それならば、秘書全員に聞かれては?」
 「お前が話せば済む事だ」
 「しつこいです。ヴィラの建設方法でも知りたいのですか?」
 「お前が何も知らない筈は無い」
 「どうして、そう思われるのですか?」
 

俺は言っていた。
普段なら口に出さない言葉を、だ。
 「重役秘書は、岡崎と峰岸の2人が居れば、他は要らない。と、皆が知ってる。
そのヤリ手秘書が俺の秘書をしてたんだ」

ふっ…と、口元を緩ませ、岡崎は言ってきた。
 「それは買い被り過ぎです。でも、そんな風に思われてるだなんて、とても嬉しいです。
だからと言って、知らない事は知らないので、何も言えません。
他の人に当たって下さい。
専務、顔が近いです。
それでは失礼します」


そう言って、岡崎は俺の腕から擦り抜けて部屋から出ると、瀬戸常務の常務室へ入って行った。


くそぉ…。
ならば、もう一人だ。


トントン…。

ノックすると直ぐに応えがあった。
 「どちら様ですか?」
 「利根川だが」
 「申し訳ありません。今は経理の方に行かれてますので」
 「坊ちゃんにではなく、秘書の峰岸君に用事なんだ」
 「え…、私にですか?」


中に入ると、すぐ聞いていた。
 「春の旅行で何があった?」
 「何の事ですか?」


岡崎が室に入ると同時に、ここのドアをノックしたんだ。
そして、直ぐに応えがあった。
岡崎と口裏を合わせる時間は無かった筈だ。






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w(゜o゜)w オオー!
もしかして壁ドンでっ。。。
しかも、するりと躱されてるしwww

夏休みは沖縄旅行 前半(11) 特別出演者登場~

その3日後、また起きた。
 「くそったれっ」
ジャージで無く、シャツとチノパンという姿だった。
連絡を貰った山口コンピューター会社の社長である山口悟は、桑田コーポレーションに赴いた。

1時間もしない内に、セキュリティ課から社長室へ連絡が入った。
 「相手が分かったぞ」
 『え、もう?』
 「誰に言ってるんだよ。相手は、ここの国際課の中国人2人組だ。すぐ分かる。2人とも黒人だから。じゃ、先に行っとくぞ」

そう言うと、電話を切られた。
社長は、利根川専務と息子の桑田常務に連絡したら、2人とも行くと言ってきた。


国際課では、人だかりができていた。
 「何の騒ぎだ?」
 「おー!モグラ君、ここだよ」
 「それ言うなっ」
 「この2人に聞いたところ、簡単明瞭な答えだったぞ」
 「え…、なんて答えたんだ?」
 「真っ黒な顔になって澄ましてる黒人気取り野郎に全身を真っ黒くして、どんなに嫌われるか思い知らせてやるって言ってた」
 「な・・・」

何も言えなかった。
 「そうだろう?『………』そうだって」
だが、何語を話してたのか分からない。
 「今のは何語だ?」
 「ポルトガル語だ。でも、ポルトガル人ではなくチャイニーズだ」

その2人はチャイニーズという言葉に反応した。
悟は、ここの社長に言っていた。
 「モグラ君。私へのギャラはプログラム代だけで良いよ」
 「え…」
 「スーツを駄目にされた重役二人にスーツ代を出す事だな。私が社長なら、この2人をクビにして太平洋に沈めてやる」
その言葉に、社長は反応していた。
 「さすが左腕だな…。クビにするのは賛成だが、太平洋には…」
 「だから、モグラ止まりなんだよ。社長なら、もっと威厳を持て。それに沈めたくなければ、代わりに沈めてやるよ」
 「サービスのつもりか?」
 「昨年、ここの上層階で銃撃戦があっただろう。その残留が、この2人だ」
 「どうして、それをっ」

重役と、数人の秘書しか知らない筈だ。
だが、相手は即答してきた。
 「こいつらが言ってた。決死の覚悟で3人を太平洋に流したと」
その言葉に驚いたのは、社長だけでなく秘書も同様に驚いていた。
社長秘書の一人は、黙って成り行きを見ている。

 「でも、その3人から連絡が来ないってさ。そのイライラもあって、2人を真っ黒にしたんだと」

社長は迷っていた。
 「頼むと言えば、どんな手を使う?」
 「はっ、やっぱりモグラ止まりな奴だよな。そうだな、私はドクターだから、ある人から教えてもらったやり方で心臓を止め包帯で巻き、ミイラにする。それをシンガポールの沖とか、太平洋の真ん中に落とす。後は、サメが綺麗にしてくれるさ」
 「医者らしくない言葉だな…」
 「ありがとう。で、どうする?」
 
少しの間考え、こう答えた。
 「頼む」
 「OK ! それじゃ、Stand up !!」
そう言って、中国人2人を立たせると手刀を使い、意識を失わせた。


坊ちゃんである政行は、父に言っていた。
 「え、お父ちゃん。もしかして、あの人…、パースに居た…」
 「よく覚えてるな」
 「医学部卒業で、中華店の店長だった人だよね」
その言葉にガックリきた。
その言葉が聞こえたのだろう、左腕である悟はしかめっ面をしてこっちにやって来る。
うん、気持ちは分かる。
あのスズメと一緒にされたくないよな。
その左腕であった山口悟は、お坊ちゃんの額に指を指してる。
 「いいか、このお坊ちゃん。私を、あのお喋りスズメと間違えるんじゃないっ」
 「ご、ごめんなさいっ」
 「父親に似ず、素直だな」



大きな声が聞こえてきた。
 「悟ー、迎えに来たぞー」
 「ヘリか?」
 「ヘリが良かったのか?」
 「荷物が二つあるんだ。太平洋まで送りたいんだが」
 「ったく、もう。この弟はー!ここで死人を出すんじゃないっ」
 「まだ出してないっ」

悟は社長に荷物を一つ手渡してくる。
 「ほら、一つ手伝え」
引っ張って行くみたいだ。
ずるずるとエントランスを通り、入り口まで引っ張って行く。
外に出ると、ロールスロイスが止まっていた。
社長は、思わず荷物を落としてしまった。
悟の声が聞こえてきた。
 「さすが社長。1人を殺したね」
 「え…」

手の力が緩んでアスファルトにゴツンと落としただけで死んだのか?


 「ほら、荷物は…」
と言いかけた悟は、放心状態のモグラ君をそのままにしてサッサと荷物を載せると、自分も車に乗った。

いつ乗り込んだのか、車の窓ガラスを下ろして言ってくる。
 「ギャラは振り込んどいてくれ」
 「ああ」



岡崎は独り言なのか、ぶつぶつと言ってる。
 「さすが師匠だな。それじゃ、あの3人の仲間だったという事か…」








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はい、特別出演者である悟の登場です。
そう、『俺様ボス~』シリーズの左腕として君臨していた人物ですね。
桑田コーポレーションの社長と同期で東響大学を卒業したサトル。
そして、岡崎の師匠である悟。
同一人物です。

夏休みは沖縄旅行 前半(10) 

そんなある日、駐車場に下りた途端、ずるっと足が滑る気がした。
何だろうと思い足元を見ると、泥に両手を付けていた。
その直後、頭上から何かを掛けられた。
何か言ってるみたいだが、言葉が分からない。

これは、泥か。
まさか、坊ちゃんの泥まみれは、これか。
今は健康な肌色に戻っているので、真っ黒になってる俺に対象が移ったのか。
何処のどいつだ。
重役に、こんな事をして。
しかも、坊ちゃんは社長の息子だ。
それを知っての行動なのか。

許さない。
そう思ってたら、後ろのエレベーターのドアが開く音が聞こえてきた。
 「え、泥人形?」
これは、瀬戸の声か。
しかも、もう一人。絶対に知られたくない人の声が聞こえてきた。
 「利根川専務?どうされたのですかっ?」
 「え、とねって…、岡崎君、利根川専務の秘書を呼んで」
 「あ、はい。そうでした」


岡崎から連絡を受けて、俺の秘書は二人とも下りてきた。
しかも玖和田なんて、台車を持ってる。
もしかして、俺を乗せるつもりか。
うー…、仕方ない。ここは我慢するか。


シャワーを浴びてサッパリすると、山本は言ってきた。
 「凄い泥ですね。破棄するか、手洗いしかないかも…」

その言葉で思い出した。
スーツを手洗いしていた峰岸の事を思い出し、アドバイスを乞う様にと言うと、峰岸を呼んで来たらしく仕切ってくれる。
その峰岸は俺に目を向けて言ってきた。
 「だから早く戻した方が良いと申し上げたのですよ」

坊ちゃんの黒が肌色に戻った事を聞いても、知らないとしか答えない峰岸に業を煮やしていた。
睨んでいると、峰岸は溜息を吐くと、こう返してきた。
 「私は、常務の連絡先に電話をしただけです。それから2週間、会社を休まれてました」
 「連絡って…、社長に言ったのか?」
 「マンションですよ。そしたら電話の相手が2週間、会社を休ませると言われたので、お願いしたのです」
 「そうか…」

あのマンションはプールはあるが、エステ関連はない。
峰岸の声が聞こえてきた。
 「常務だけでなく、利根川専務も被害に遭われたので、社長に報告した方が良いですね。
これから行ってまいります」

そう言って、峰岸は社長室へと向かったみたいだ。



その峰岸は、桑田常務が一番最初に泥まみれになった時、秘書課長に報告していた。
それが二度、三度ともなると副社長に報告していたのだ。
今回は、二人目の被害者が出た。
秘書課長と副社長と共に、峰岸は社長室に向かい、報告した。




その報告を受けた社長は、色んな部署に連絡を取っていた。
分かったのは、セキュリティビデオの死角になっている場所だという事だ。
だから、何度も行われたのか。
こうなると特定は難しい。
誰に頼めば良いのだろうか。
心当たりはあるものの、ギャラを払わないといけないだろうな。
それでも、受けてくれるかどうかが問題だけどな。

そいつは話を聞くと、ギャラの話を持ち出した。
仕方ない、と腹を括った社長はお願いした。


ひとまず場所とビデオを見せて欲しいと言って来たので、案内してビデオを見せた。
数時間後、あるプログラムを組んできたのでコンピューターに内蔵するから、もう一度、囮になって欲しいと頼んできた。

どんな格好でも良いと言われ、利根川はジャージにした。






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ついに、泥人形とされてしまった骨皮、もとい利根川専務。
坊ちゃんである桑田常務に言わせると、こう言ってくる事でしょう。
 「仲間だねっ」と。(*≧m≦*)ププッ


夏休みは沖縄旅行 前半(9)

それから2週間ほど、同じ部屋で仕事をさせていた。
そのせいもあって山本と玖和田は笑う事をしなくなった。
一番良いのは、岡崎が話せば良いんだ。
だけど、あいつは頭の回転もそうだが、こっちの思惑も分かってるみたいだ。
こうなると峰岸に聞くか。


坊ちゃんの部屋へと向かった。
部屋のドアノブには『シエスタ中』と書かれたプレートが引っ掛かってる。
それを無視してノックする。
何も反応が無いが、ドアノブを回すと開く。
だが、部屋内には誰も居ない。
まさか、またシャワーか。
奥に行こうとしたら声が聞こえてきた。
 「まったく、いい加減にして下さいっ」

これは峰岸の声か。
廊下に出てドアを閉めた。
 「だから、俺が悪いわけじゃないっ」
 「原因は分かってます」
 「え、そうなの?」
 「その顔です」
 「顔?」
 「そうです。その真っ黒を元に戻せば済むだけです」
 「いや、でも」
 「その黒い顔に愛着あるのですか?」
 「無いっ」
 「それなら、さっ…」

峰岸は、俺に気が付いたみたいだ。
 「利根川専務、そこで何をされてるのですか?」
 「ノックしようと思ってたところだ」
 「忙しいので、今日はご自分の部屋にお戻りください」
だが、俺は言っていた。
 「おい、そいつの、その恰好は」
スルーするつもりなのか。
 「それでは、失礼します」
そう言って、ドアを閉められた。


耳を澄まさなくても、ドア越しで大きな声が聞こえてくる。
 「今日は、まだ少しだけなのでクリーニングに出します。
以前の時はドロドロでしたが、それと比べると今回はマシですね。
さっさと着替えて下さい」
 「はいっ」



それから2週間経った、ある日。
その日は、指導の日だった。
坊ちゃんは、真っ黒顔から健康な肌色に戻っていた。
 「え…、いつの間に」

峰岸が代わりに応じてくれた。
 「利根川専務も、その真っ黒を戻された方が良いですよ」
 「戻したいんだが」
 「早く戻した方が良いですよ」



どういう意味なのか分からなかった。






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