BL風味の小説

18禁のオリジナルBL&ML小説を書いてます。
2017年01月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728 ≫ 2017年03月

はじめに。。。

性的表現がありますが、ストーリー重視の小説です。
18歳未満の方や、♂×♂同士の恋愛話に抵抗のある方はご遠慮ください。


私の創作ですので、自己満足の世界とも言います。
中傷、批判とかは受け付けません。(きっぱり)
なお、文章及び画像は著作権放棄しておりません。
無断使用、無断転載は固くお断りします。

最新記事かカテゴリ別の、お好きな欄で、選択してください。

ごゆっくり~♪(゚▽^*)ノ⌒☆


目次は、こちらへ移動になりました。
 ↓↓
総合目次


Hiroto_Fukuyama
🌠イラスト:豆たろさん🌠



☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。

このテンプレートは、ゆみかん様よりお借りしています。
ゆみかん様
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弟と兄 (41)

真木が過ごしていた部屋をチェックしていく。

俺に、真木は聞いてくる。
 「ねえ、どういうつもり?」
 「何が?」
 「小林も一緒だなんて聞いてない」
 「お前に言う必要あるか?」
 「道…」

真木を無視して、汚れ具合等をチェックシートを見ながらチェックしていく。
真木は煩く聞いてくる。
 「ねえ、まさかこれからも小林を連れてくる気なの?」
 「煩いな。なんでお前に」
 「俺は2人っきりになりたいんだ」
 「元々、ここは俺たちの家だ。祐樹も住んでたんだ。来て当然だ」
 「それは、そうだけど…」
 「まあ、今回は高校卒業と大学入学の挨拶をしに墓参りに来たからな」
 「そうなんだ」

チェックもし終わり、真木に声を掛けてやる。
 「ん、思ってたよりも掃除してあるな」
 「そりゃ、引っ越す時は綺麗にするよ」
 「何処に行っても元気でやれよ」

真木は俺のダウンの裾を引っ張ってる。
 「ねえ、それだけ?それで終わりなの?俺は」
それ以上聞きたくもないので遮ってやる。
 「何度でも言ってやる。お前は18歳だ。これから色々な出会いがある。
俺の事なんかすぐに忘れる」
 「忘れないっ」
 「俺にとって、お前は可愛い弟だよ」
 「そんな…」

 「鍵閉めるから出ろ」
 「ねえ、ホテルに泊まろう?」
 「俺は、ここの管理人だ。明日もする事はあるんだ」
 
だが真木はしつこい。
 「エッチしようよ。ねえ、道夫さん」
 「いい加減にしろっ」
 「道夫さん…」
今度は、躊躇わずにはっきりと言ってやる。
 「さっき言っただろ。お前は弟みたいだと。ほら出ろ」

真木を引っ張り出し、部屋の鍵を閉める。
 「俺は道夫さんが好きなんだ」
 「ありがとう」
 「キスしたい、抱きしめたい、温もりを感じたいんだ」
 「年相応な奴を見つけるんだな」
 「東京に行って冷たくなったね」
 「そうか?自分じゃ分からん」
 「みち」
 「それじゃ、元気で頑張れよ」

 「……ってよ」


 「待ってよ。俺一人でホテルに泊まるつもりないよ。
ねえ、待ってっ!」


真木の泣き声が、俺を呼び止めようとするが無視していた。
 (真木。俺は、祐樹を手放したくない。やっとなんだ。やっとの事でお互いの気持ちを分かり合え、俺の手元に戻ってきたんだ。お前なら、何処に行っても大丈夫だ)



玄関を開け、あえて軽めの声を出す。
 「ただいま」
 「お帰りなさい。なんか馬鹿でかい声が聞こえるんだけど」
 「叫ばせとけ」
 「近所迷惑だと思うよ」
 「俺は立ち会って鍵も返してもらったんだ。もう関係ない」

祐樹は聞いてくる。
 「何を言われたの?」
 「言いたくない」
 「あいつの中では、まだ終わってないのかもしれないね…」

その言葉に、俺は素直に応じていた。
 「あいつは、ところ構わず襲ってくるんだ」
 「まー、意外」
 「抱きたい、キスしたいって言ってきたけど、年相応な奴を見つけろ、って言ってやったんだ」
すると祐樹は言ってきた。
 「俺の予想では、あいつは今晩は敷地内から出ない」
 「は?」
 「これみよがしにアパート内か、ここの玄関先に蹲って明日の朝まで居るね」
 「やめてくれ…」
 「あいつは根っからのサッカー小僧だよ。狙った的は外さない」


祐樹はカーテン越しに外を見ている。
その内においでおいでと手招きしてくるので、側に行く。
 「何だ?」
 「あそこ見て」

そう言われて窓の外をみると、思わず溜息吐いていた。
 「ったく、あいつは…」
 「目の前で死なれると困るね」
 「自業自得だっ」

兄はそう言ったけど、祐樹の思いは違う。
何かを考え付いた祐樹は、玄関先に向かった。






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あらまあ・・・
真木って、ぐいぐい派なのね

弟と兄 (40)

※道夫視点※



3人の立ち合いも無事に済み、残るは明日の午前中に立ち合い予定の2人だ。
そして、予定通り11時半にはクリーニングだ。

自分の管理人用の玄関に誰かが立っているのが見える。
そういえば祐樹に鍵を渡してなかったな。
 「悪い悪い、すぐ開ける」
 「道夫さん…」

聞こえてきた声は祐樹ではない。
 「真木…」
 「久しぶりだね、2月は戻ってこなかったよね?」
 「明日、引っ越すんだったよな」
 「うん。でも、一緒に居たいんだ」
 「親と?やっとのことでホームシックか」
 「違う。道夫さんと。ねえ、部屋の中に入れて」
 「自分の部屋に戻ればいいだろ」
 「家具は家に送って、これだけしか無いんだ」

と、持ってる小ぶりのスーツケースを見せてくる。
 「真木、俺は」
 「いいから、入れて!」

強めの口調に押し切られ、玄関内に入れてやる。
だが真木はズケズケと部屋の中へと入って行く。
 「真木、俺は」
 「へえ、こんな風になってるんだね。暖炉もあるし、寒い日は寄り添って寝れるね」

(相手は、お前では無い)
そう言いたいのを我慢して言ってやる。
 「真木、俺は東京で暮らしている」
 「分かってるよ。俺は就職するんだ」
 「せっかくサッカーで頑張ったのに、勿体無いな」
 「道夫さん、俺はここに戻ってきたい」
心を鬼にして言ってやる。
 「真木、お前は道を踏み外すな」
 「何だよ、それ。今更、そんな事を言うのかっ」
 
段々と大声になってきてる真木を宥めようと思うが、そこまで俺は器用でない。
 「お前なら、まだ間に合う」
 「道夫さん」


俺の欲しい声は、こんな男らしい声ではない。
祐樹、早く帰ってこい。

そんな俺の気持ちを知らない真木は言ってくる。
 「ねえ、久しぶりに会ったんだ。エッチしようよ」
 「真木」
 「雄飛って呼んで」
 「今日、これから立ち合おうか」
 「どういう意味?」
 「部屋の状態を見てOKを出したら鍵を返してもらう」
 「良いよ。じゃあ、これから来て」

二つの声が重なる。
 「で、その後は実家に帰れ」
 「で、その後はここでエッチだね」

真木は慌てて言ってくる。
 「え、ちょっと待って。実家に帰れって言ったの?」
 「そうだ」
 「そんな…、俺たちの関係は」
 「ここに引っ越してきた。その時点で自然消滅したんだ。たしか、以前にも言った筈だ」
 「な…、そんな」
 「だから」


そんな二人に、別の声が掛かる。
 「誰かと思ってたら真木か」

声を掛けられた真木は驚き振り返った。
 「え、こばや…」

安心した道夫は弟に声を掛けてやる。
 「お帰り、祐樹」
 「ただいま」
祐樹は買って帰った物をキッチンに持っていく。
 「少し多めに買ったんだ」
 「良いけど、明日の昼過ぎに帰るんだぞ」
 「うん、お弁当作ろうと思ってるんだ」

道夫は買って帰った物を見ると、自然と笑いが出てきた。
 「ピクニックみたいだな」
 「米も買ったし」
 「え、鍋で炊くのか?」
 「飯盒炊爨も出来るようにと飯盒セットも買って帰ってきたんだけど、今日はパエリアにするつもりなんだ」
 「飯盒って…。でも、美味そうだな。任せる」
 「はーい」




2人に置いておかれた感じになった真木は悔しくて声を掛けた。
 「ねえ、これから立ち合って」
 「分かった。祐樹、ちょっと行ってくる」
 「行ってらっしゃい。早く帰ってきてね」
 「ああ。行ってきます」






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そして、兄の道夫視点の、お話。
三角関係、勃発?

弟と兄 (39)

※帰省編※


冬休みはバイト三昧で過ごしていた。
1月は学年末テストがあり、2月は休みなのでマンションに移り住み、そこからバイトへ行っていた。
そして3月2日は卒業式。


卒業式が終わると祐樹は言ってきた。
 「墓参りがしたい」と。

そうだな。
どのみちこの3月でアパートを引っ越す生徒が居るから、その日に墓参りするか。
天候の事を考え、車か電車、どちらにするかは当日に決める。


県境にあるこの墓地は、俺の勤務していた高校から徒歩30分の所にある。
駐車場もあるので、車を置いて、一角にあるコンビニで花束を買って行く。

 「お父ちゃん、お母ちゃん。俺、高校を卒業したよ。
4月からは大学生なんだ。見守っててね」


墓参りをした後、家に帰る。
あ、そうか、祐樹にはアパートと家を売った事しか言ってないや。
そう気が付くと、祐樹は言ってくる。
 「へえ、こんな風になってるんだね」
 「今日と明日で5人が卒業して引っ越すんだ」
聞いてるのかどうか分からない祐樹は呟いてる。
 「1LDKのバストイレ付きかあ。これで1ヶ月幾らなの?」
 「3万円」
 「安いね」
 「祐樹、今日は3人が引っ越すんだ。一緒に立ち会うか?」
 「良いけど…、今日は何処に泊まるの?」
 「B棟に管理人用として2階建てを建ててるんだ。駐車場も付けてる」


その管理人用の家に足を踏み入れた。
祐樹は俺を睨み付けている。
 「え、何?」
 「何?じゃねえよ。ったく、何処に行っても…」

その言葉と周りを見て気が付いた。
 「あ、そうだった。こっちに持って来てたんだ」
 「何時、こっちに持って来たの?」
 「1ヶ月に1回は来るんだ」
 「え…」
 「何かあったら困るから、毎月第2土日に来てる」
 「そうだったんだ…」


祐樹の元気そうな声が聞こえてきた。
 「俺、晩飯買ってくる」
 「祐樹…」
 「明日の朝飯も買ってくるから、待ってて」

その前に…、とキッチンに向かった祐樹は「何にもない…」と呟いてる。


管理人用の廊下側からリンリンと可愛い鈴の音が聞こえてくる。
 「あ、引っ越しの立ち合いかな」
 「行ってらっしゃい。俺は飯を買いに行ってくる」
 「気を付けてな」
 「はーい」



色々と買ったせいか、2時間ほどで買物を済ませ帰ってきた。
玄関ドアには鍵が掛かってないので、帰ってきてるみたいだ。
 「ただいま」という前に、2人分の靴が並べられているのが目に映った。

誰だ。
この靴は誰なんだ…。






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一難去って、また一難…?
帰省編が、数話ほど続きます。

弟と兄 (38)これは・・・!性描写・・・?

俺が段ボール部屋に着くのを待ってくれていたようだ。
祐樹と一緒に部屋に入る。
祐樹は腕まくりをしている、片付ける気満々だ。

 「さあて、どこから手を付けようかな」
そう言いながら、近場にある段ボールに手をかけ開けようとしている。
 「それ大事な物っ」
 「え、そうなの?んじゃ、こっちは何が」
 「それもっ」
 「はいはい、それじゃ、こっち」
 「それも大事な物っ」


そう言って段ボール3箱を担ぎ上げ、一先ず自分の寝室へ持っていく。
寝室から出ると祐樹は段ボール箱を踏みつぶしている。
 「祐樹、待てっ」
 「何を待つんだよ。こんな物は捨てればいいんだよ」
 
中身を見たのか。
祐樹の後ろに置いてあるゴミ袋を覗いてみる。
 「げ…」

それらは無造作に破られてたり変な折り方をされている。
 「ゆ・う…」
 「全部、ゴミ行きな」
その言葉にショックを受けた俺は叫んでいた。
 「俺にとって大事な物だっ」
 「んな物と俺と、どっちが大事だ?」
 「両方」
 「即答かよっ、俺の方だろ」


 「お前ね、人の大事な物を」
 「そんな泣くような物じゃないだろ。それならアルバムに貼ってれば良いだろ」
 「でも、俺の生きる源なんだ」
 「ったく、人の風呂タイムとかマッパとかパン一とか、よく撮ったもんだな…」
 「お前は嬉しそうに撮らせてくれたよ」

嘘だろ……。
そう呟き溜息吐いた祐樹は、降参したように手を上げてきた。
 「はあ…。分かったよ、分かりました。なら、自分の部屋に持っていけば?」


もちろんと意気込み、段ボールの中身を確認していく。
そんな俺を見て、祐樹は呆れている。
 「よくもまあ、そんなに…」
 「お前の赤ん坊からずっとだからな」
 「で、結局。この部屋にあった段ボールって全部、中身は小さい頃からの俺の写真や拡大ポスターだったって事だよな」
 「可愛くて、好きな存在だから」
 「なに赤くなってんだよ。こっちが照れて赤くなるだろ」


 「まあ、良いや。ベッドと机とカーテンを買いに行く」
 「え、買いに?」
 「寮は家具付きだから」
 「祐樹、お前…、本気で、ここに暮らす気か?」
 「そうだよ。表面上は兄弟だけど、恋人だからな」

念押しされてしまった。
その言葉に、思わず返していた。
 「嬉しいよ。ずっと片思いだと思ってたから」

抱きしめてやると、祐樹も抱き返してくれる。
 「あ、鍵がもう一つあるんだ。渡すから待ってろ」
 「うん」


その後、祐樹は自分の部屋を掃除して買い物に行った。
出掛ける時に俺に釘をさして…。
 「俺が帰ってくるまでに、あの大量にある今迄の弟を何処かに片付けといて。
絶対に、俺の目の付くところに置くなよ」



うーん…、書斎にでも置いとくか。










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あらら・・・


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