BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。日曜日が更新お休みです。
2017年06月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年08月

はじめに。。。

性的表現がありますが、ストーリー重視の小説です。
18歳未満の方や、♂×♂同士の恋愛話に抵抗のある方はご遠慮ください。


私の創作ですので、自己満足の世界とも言います。
中傷、批判とかは受け付けません。(きっぱり)
なお、文章及び画像は著作権放棄しておりません。
無断使用、無断転載は固くお断りします。

最新記事かカテゴリ別の、お好きな欄で、選択してください。

ごゆっくり~♪(゚▽^*)ノ⌒☆


目次は、こちらへ移動になりました。
 ↓↓
総合目次


Hiroto_Fukuyama
🌠イラスト:豆たろさん🌠



☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。

このテンプレートは、ゆみかん様よりお借りしています。
ゆみかん様
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新作!!ネコの事情 (1)

俺はレモン。
なぜか人間の言葉が分かる珍しいネコなんだ。

neko01_c.jpg

俺の周りにいる仲間たちも、同じ様に人間の言葉が分かる。
飼い主である人間には、俺たちの言葉は分からない人が大勢いる。
だけど、一握りの人には分かるらしい。
その内の一人であり、俺の飼い主のケイも何となくだけど分かってくれてるみたいだ。
あと、ケイの兄のテンも分かるみたいだ。
だけど、ケイの弟のソラには通じない。
そして、自由に意思疎通が図れる唯一の人間、スズメ。
人畜無害な奴なので、ケイ以外に懐こうとしない俺が、懐こうと思えるほどの人間だ。
簡単に言えば、単純、単細胞の持ち主だという事だ。
喋らすと、とめどなく喋るので、お喋りスズメと呼ばれてる。


主人公は俺なんだけど、ケイの話も必要なので書いていく。
ケイは、毎日の様に学校へ行く。
何しに行くのか分からないけれど、勉強しに行くんだと教えてくれた。
勉強って何?
ある日、テンが俺を抱き、近くに在る広場に連れて行ってくれた。
そこは、俺たちネコの遊び場に行く途中に在るので、何度も通ってる通路だった。
 「見てご覧。啓が蹴ってるんだよ。カッコイイよね」

見てみると、ケイがタマを蹴って走っているのが見えた。
ケイは楽しそうだ。
 「ニャー、ニャニャニャッ」(あれは、何をしてるの?)
 「あれはね、サッカーと言って、球蹴りをしてるんだ。ゴールに球を蹴り入れて点数を勝ち取っていく球技なんだ」
 「ニャー…」(タマ蹴りかあ…)


ケイは勝ったのか、嬉しそうにしていた。
テンは、そのタマ蹴りを見に、何度も連れて行ってくれたものだ。
次第に、俺もタマを蹴る様になっていた。
丸い物を見ると、蹴っていく。
だけど、それが固い物だと壁やドアに当たると音がするのか、怒られる。
 「レモンッ」
怒られたくないので逃げてやるんだけど、なぜか直ぐ掴まえられるんだよね。



そのケイが、何時の間にか学校に行かなくなった。
何故なのかは分からないが、ケイは一言だけだった。
 「学校を休むように、と言われてるんだ。だから、店を手伝うんだ。レモン、手伝ってくれる?」
 「ニャー」(もちろんっ)

スーパーの仕事を手伝うと、お魚が貰えるので嬉しいのだ。
ケイはスーパーだったり、コンビニだったりと様々な店を日替わりで手伝っている。
俺は、コンビニには行かない。
だって、スーパーの方が楽しいからだ。


そうしてたら、ある日。
見知った顔が俺に声を掛けてきた。
 「レモン、啓を知らないか?」
 「ニャー」(知らないよ)
 「んー…、弱ったな。コンビニにも寄ってみるか…」

この人はヨシと言って、ケイと仲良しな人なんだ。
時々、ヨシの家に連れて行って貰ってるので、危害を加えない人だと知ってる。
それに、ミケネコのリンゴを飼っているんだ。
大人しくて柔かい雰囲気を持つリンゴ。
だけど、何を思ってるのか分からないんだ。
あまり話したがらないみたいだ。
まあ、ネコにも色々と事情があるからな。


その飼い主のヨシが、ここに来るなんて滅多にない事なんだ。
いつもならラフな格好をしているのに今日は違う。
テンと同じ格好をしている。
仕事中なのかな、と思って見てみると、乗ってきたらしいバイクに乗ろうとしている。

バイク。
カッコイイよなあ…。

あれ、ケイを探してるの?
ケイは、どっちに行ったのかなあ…。
コンビニはたくさんあるから、探すのはめんどくさいだろうな。

なんて事を思い、俺はスーパーのミニタワーから下りようとは思ってなかった。







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そうです!
ネコの事情の「ネコ」とは、
ネコちゃんの事を指すのですね~

 「ニャニャ―」(よろしくなー)←レモンの言葉www


最新作!!!『18禁!ネコの事情』

いつも読みに来て頂きありがとうございます。

無事に3周年を迎えることが出来て嬉しい限りです。
そのせいか、ちょっと雰囲気の違った物語を書いてみました。
毎日更新すると、8月26日が最終話になるという短編ものです。


簡単なあらすじと登場人物紹介をさせて貰いますね。

今年に入っての初作品となった『弟と兄』に登場しました村上啓と、その担任である田村佳和の物語になります。
村上一家と田村一家の織りなす話を楽しんで頂けたらと思います。
タイトルにある『ネコの事情』とは、どんな意味が含まれてるのでしょう?
ネコとは・・・?


村上啓(むらかみ けい)
実家は、その昔、ここら辺一帯を仕切っていた藩主の血筋であり、金持ちである。
タマ転がしの好きな高校生。
昔から決められていた許嫁の佳和と同棲中。


田村佳和(たむら よしかず)
実家は、その昔、この県を仕切っていた由緒ある城主の血筋である。
佳和は、高校教師をしている。
啓の婚約者。


※特別出演※
村上洋一(むらかみ よういち)
お喋りの為、スズメと呼ばれている。
父親は、この県(新潟)の有名病院経営者であり、医者でもある。
村上啓は年の離れた従弟。
6年間、東京の大学に行っていたが、現在はオーストラリアのパースで中華店をしている。

注: 村上啓の祖母と村上洋一の父が元夫婦、という設定の元での村上一家です。










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3周年記念特別SS 『君と交えた、このレアな日に感謝』 ~お・ま・けの「け」~

その翌日、日本からジェットが着いた。
入禁を取り消して欲しく緊張しているユタカと、巻き添えを食らったマサとタカも一緒だ。
すんなりと入国出来た二人に対し、ユタカは入れないでいた。
 「うー…」

すると、そのジェットの持ち主の昌平さんが声を掛けてきた。
 「博人が、こっちに向かって来てる」
 「え、何で」
 「私に会いに。だから謝るのなら良い機会だよ」

少し待つとタラップの向こうから声が聞こえてきた。
 「昌平」
その声を合図に、昌平はタラップに向かって行き、顔を見せた。
 「おー、博人。久しぶりだな。連絡せずに悪いが、良いかな?」
 「もちろん、歓迎する」
 「サンキュ」

荷物を持ちにジェット機内に戻ってきた昌平はユタカに声を掛けた。
ほら、降りるぞ。
そうユタカに声を掛けると、昌平は荷物を手にすると先にジェットから降りた。



ユタカも荷物を持ち、昌平さんの後を追うがタラップを降りることが出来ない。
もう一歩踏み出せばパースの地面に降りれるのに、まだ入国許可がないので降りることが出来ないのだ。だから、その境の場所で立ち止まり、クマ野郎の背中を睨み付けていた。
が、中々言えないでいた。
早くしないと、一人だけ置いてけぼりにされてしまう。
せっかく昌平さんにも力を借りて、ここまで戻ってきたのに…。
なので、話し掛けると言うよりも叫んでいた。

 「ぁ、ぅ、ぁ…。ご、ごめんなさいっ!」
その叫び声に、皆は立ち止まり振り向いたのが視線で分かる。
 「ごめんなさい。
私は…。
私は、自分の気持ちが抑えきれずに、ヤッてしまった。
後悔はしてない。
だけど、これきりになるのは嫌だ。
だから、もうしない…、から。
ごめ…、なさ…」


屈辱?
いや、そんなものではない。
人に頭を下げる事が、こんなに難しいだなんて思いもしなかった。
他に、どんな方法があると言うのか。
あるのなら、誰か教えて欲しい。


近くに誰かが来た気配がした。
 「そこまでして友の側に居たいか?」
その声はクマ野郎だ。
その言葉に頷いていた。
 「あいつのどこが良いって?」
 「全部」
 「良い所と悪い所があるだろ」
 「でも、全部込みでの好きなんだ…」
どれほど待っても声が聞こえてこないので不安になったユタカは恐る恐る顔を上げたら、クマ野郎は苦笑していた。
 「その忠誠心には恐れ入る。だけど、あいつは人間だ。あいつの人間性を無視するような事がもう一度あれば、容赦しない。その時は、アンソニーの手を借りてお前をミイラにして太平洋のド真ん中に放り投げてやる」

アンソニーの手を借りてミイラにして放り投げる…。
いや、こいつならやる。
アンソニーも友が絡むとやるだろう。
そう思ったから、ユタカは両手を上げて降参の意を示したのだ。
 「もう、しません…。約束します。だから、友の側に居る事を許して…」


バーンズ。
本当に、君の孫は強いし、怖いね。
この私が負けを認めるなんて、今迄には無かったのに。
生まれてからこの60数年に、たった一度も本心からの謝りの言葉を口にした事が無かった。
なのに、このクマ野郎には叶わない。
さすがフォン・パトリッシュの直系だけある人物だ。

今日は、己の負けを認めてしまった。
本当に、レアな日だ。

友。
君と身体を重ねた事を、私は忘れない。


しんみりとしてたのに、なぜかクマ野郎はご機嫌だ。
しかも、こんな事を言ってきた。
 「まあ、お前の泣き顔を見ることが出来て嬉しいよ」
 「そりゃ、大事な人と別れさせられると泣くよ」
 「まあ、あの時の啼き顔も自然だったよな」
 「あの時って…」
 「私の指でイかされた時」

げっ…。


一瞬後、皆は笑い出した。
マサとタカは腹を抱えて笑ってるし。
挙句の果てには、一緒に来てくれた昌平さんとサトルまで笑ってくれる。
 「なるほどねー。博人の”お痛”が発動したか」
 「どおりで言い難そうな顔してるなあと思ってたんだ」


このクマ野郎。
何て事を、皆の居る前で言ってくれるんだ。
しかも、昌平さんの言う”お痛”って、何だよ。
 「ちょ…」
そのクマ野郎は人差し指をクネクネと曲げたり伸ばしたり回したりして言ってくる。
 「ん、もう1回して貰いたいって?」
 「違うっ」

誰にも言わなかったのに。
このクマ野郎。
皆に暴露しやがって…。
痛かったけど、何時の間にか快感になってたなんて事、誰が言うもんか。
口が裂けても言わないからなっ。


昌平さんは三男坊のサトルに「お痛って何?」と聞かれ、笑いながら話していた。
 「博人は医者だからね。
あいつのしばきは”お痛”なんだよ。
うちの族に居た頃から、あいつはサブリーダーだったけど、異名は”指使いドクター”だったんだ。
女を日替わりでとっかえひっかえてはヤりたい放題だったしな。それに、テリトリー争いとか族同士の戦いでは男女区別なく”お痛”を発動させてた」
そう言って、昌平さんは人差し指をクネクネと曲げたり伸ばしたりしている。


なっ…!
クマ野郎は昌平さんとこの族の一員でサブリーダーだったのか。
くそぉ、どおりで強いし自信満々だと思ってたんだ。
しかも、女を日替わりでとっかえひっかえだと・・・?
うー、だから私の性の方も分かったのか。
侮りがたし、クマ野郎。



その後、めでたく入禁も解け、入国出来て心底安心したユタカでした。
めでたし、めでたし。  











 (お・わ・り)  


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良かったね、ユタカ。
とんだレアな日でしたね~
そして、ここで博人の過去が暴露されました。

いよいよ、次からは新作です!


3周年記念特別SS 『君と交えた、このレアな日に感謝』 ~お・ま・けの「ま」~

ジュンヤは私を踏んだまま言ってきた。
 「言っただろう、私はモデルだと。世界のトップモデルだと!
ステージに上がったら、皆が皆、敵なんだ。その敵に、背を向けてステージ上を歩くんだ。私が何十年もトップの位置におれたのは、学生時代に文武両道とモデルを兼業でやってきたからだ。その敵に一瞬でも隙を見せる事は出来ない。その隙を作らない。それが一番なんだ」
そう言うと、もう一言付け加えてきた。
 「いいか、お前がパースに戻りたいのなら、私たちの飛行機代を持って、ボスとクマ野郎に頭を下げる事だ。そうでないなら、私はお前を許さない」
 「ジュン・・」
 「私だって、私だって、ボスと同じホモなんだっ」


ついに仲間にカミングアウトしたジュンヤは、そのまま道場から、サトルの家から飛び出した。

仲間はバラバラになるだろう。
だけど、私には恋人がいる。
それに、私の事を分かってくれる人もパースに居る。
ボス、待ってて。
皆が居なくなっても、私だけは側に居てあげる。
そして、私と私の恋人で、ボスの服を作って癒してあげるよ。

3人を残して、ジュンヤは空港へ向かった。
親の力を借りるのは癪だが、背に腹は代えられない。
だが、まずは自分でやってからだ。
親の力を借りるのはそれからでも遅くない。


そう、パースへの入禁はユタカだけだったからだ。
他の3人には何の支障も無かった。
ただ、取り残されただけだ。
だから、一人一人だと戻れたのだ。
それをユタカに取りまとめさせたから戻れなかっただけの話だ。



ジュンヤが飛び出していった後に残った3人はユタカに言っていた。
サトルが先に口を開いてきた。
 「ユタカ、お前は油断したな。いいか、お前がいつも先陣なのは、それがあるからだ。
まだ分からないか。何を考えてるのか分からないが、腕より頭に磨きを掛けるんだな」
 「殺したくない…」
 「何だって?」
即答していた。
 「私が本気を出すと、皆を殺してしまう。そんな事はしたくないんだ」
 「で、ジュンヤに負かされたのか」
 「さっき」
 「さっきのはジュンヤが隙を見つけたので飛び込んだからだ」
ユタカの言葉を遮り、言葉を発してきたのはマサだ。
タカは、こう言ってきた。
 「お前ね、そうやすやすと人間を殺せると思うのか?」
 「私は…」
 「たとえ殺せたとしても、私たちは違う。そんなに簡単に死んでやらない。何年、仲間をやってるんだよ」

サトルの口から言いたかった言葉が、タカの口から発せられた。
自分の台詞を取られたサトルは溜息吐いて言ってきた。
 「ユタカ、本気で二人に謝るのなら手を貸してやる」
 「え…」
 「昌平に言って、ジェットでパースまで送ってやるって言ってるんだ」

その言葉に3人は驚いた。
 「出国出来ても入国出来ないんだと謝る事もだが、話も出来ないだろう」
その言葉にマサとタカは頷く。
 「そうだな、チャットとかだと出来ない話だよな」
サトルは畳み掛けてきた。
 「どうだ?」


そのままサトルの家で考え込んでいた。
数時間後、一本のメールがタカのスマホに届いた。
タカはスマホを開きメールアプリを起動させる。
ジュンヤからだ。
 「ジュンヤから、今シンガポールに居るって。で、後少ししたらパース行きに乗るってさ」
 「はあ?」と驚くユタカに、
 「あいつ、行動が素早いな」とマサは感心していた。


シンガポールから一日に1本しか出ないパースへの直行便に乗れてパース入りを果たしたジュンヤは、その足でボスに会いにクリニックに向かった。そこでクマ野郎、もとい博人から言われた。
 「私が入禁を掛けたのは、あのコンピュータバカだけだ」
 「え、そうなの?」

ジュンヤはユタカから知り得た事を話していた。
すると、博人は付け加えてきた。
 「それだけじゃない」
 「何が?」
博人は、友明の居る前で自分がユタカを指でイかせた事を話して聞かせた。

ぶははははっ…。

 「待って、待って。そんなの一言も聞いてない」と腹を抱え笑い転げるジュンヤと、
 「ったく、そんな事をしてたなんて…」と笑いながら呆れかえってる友明に、博人は言っていた。

 「まあ、あいつが本気で謝りたいと言うのなら、少しなら時間を割いてやっても良い」
 「しおらしくしてたよ。それに、私に負かされたのが意外だったみたいだ」
そう返すと目を輝かせて聞いてくる。
 「へえ、得意なのは何?」

その言葉に含まれる意味が数種類あるのに気が付き、先手を打ってやった。
 「あのね、私はモデルでありデザイナーなんだ。怪我したくない」
 「それは残念」


ジュンヤは、最後に付け加えて言っていた。
 「まったく、私をあいつ等と一緒にしないで欲しいな」






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そして、3人を残して、一人だけ戻ってきたジュンヤ。
笑い転げてますよ。
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